朝から曇り、但し午後からは晴れるとの予報なので頃合いを
見図って富士見の「ざぜん草」見物。昨年も3/10に訪問して
ドンピシャのタイミングだったのでまさか外れの憂き目を
見るとは想定外。しかし、その為に予想もしていなかった
ざぜん草の「葉の生育」が見られたので良しとする。
おまけに帰路に立ち寄った国体道路の河津桜が満開だったので
お釣りが来たような好日だった。
高崎から大渡橋を渡って東進し住吉4丁目でr-4(前橋赤城線)に
乗り換えて北上、畜産試験場四つ角を左折して「東国文化歴史街道」と
称するR-353を西進、富士見道の駅・珊瑚寺などを通過して
石井信号で右折して約3Kmで「沼の窪」群生地に着く。
観光客が多いのに安心して渓流沿いの湿地帯に向かうと何だか雰囲気が
違う。下流の方で落ち葉にしっとりと覆われている筈の斜面が
まるでイノシシが荒らしたように掘り起こされていてザゼン草の
姿が見えない。遊歩道で先に進むと荒れ地は無くなったが
ザゼン草の数は少なくあっても小振りで変色のもの、花部分が
茶色に変色し縮まっているものが多い。
最初は今年は不作なのかなと思ったがどうやら最盛期がとっくに
過ぎていると悟った。
見たかったのこの去年の写真の様な姿なのに。
それでも折角だから残り物を撮影してスライドをyoutubeにしてみた。
時期遅れのざぜん草
駄目だから帰ろうかなと思ったらザゼン草の脇や背面に何やら見慣れない
ものが付いているのに気付いた。これは「ざぜん草の葉」が出かかって
居るらしい。見た目にはザゼン草が葉を背負っているような感じ。
急遽、初めて見る光景の写真に切り替える。そう云えば榛東の蝋梅の実も
珍しかったがこれも爺イとしては初体験。
葉を背負うザゼン草
一番大きな葉が今はこんな程度だが後日訪問すればザゼン草は「サトイモ科」
だからここはサトイモ畑の様な葉に覆われているかも。
沼の窪を引き上げての帰り道、大渡橋の手前の信号から国体道路に
入って西進。噂の通り運動公園駐車場入口で河津さくらが満開。
丁度、敷島タクシーの向かい側。
本日の蛇足。
ザゼン草は北海道や本州中部以北の山地や湿地に生育するサトイモ科の
多年草の植物だそうだ。
下の資料画像で見られるように花は肉質の太い柄の上に一面に
並んでつき、肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれるとのこと。
苞は単純な葉の形ではなく、花の穂を包むような形になって、
特別な色を持ち、目立つ。言わば、苞が花びらの役割を担ってい
ものでこのような苞を仏炎苞(ぶつえんほう)と称するのだそうだ。
理由としては、花に寄ってくる昆虫を内部に閉じ込めることで、
滞在時間を長くして受粉の確率を高めているとの説。
ザゼン草の資料写真の定番は周りの雪を溶かして生えているものが
多いが解説によると、開花する際に肉穂花序(にくすいかじょ)で
発熱が起こり約25℃まで上昇するらしい。
そのため周囲の氷雪を溶かし、いち早く顔を出すことで、この時期には数の
少ない昆虫を独占し、受粉の確率を上げているのだそうだ。
おまけに発熱時の悪臭が強く、この悪臭と熱によって花粉を媒介する
昆虫(訪花昆虫)であるハエ類をおびき寄せらしい。悪臭に由来して
英語では Skunk Cabbage(スカンクキャベツ)という余り嬉しくない
名前だとか。
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見図って富士見の「ざぜん草」見物。昨年も3/10に訪問して
ドンピシャのタイミングだったのでまさか外れの憂き目を
見るとは想定外。しかし、その為に予想もしていなかった
ざぜん草の「葉の生育」が見られたので良しとする。
おまけに帰路に立ち寄った国体道路の河津桜が満開だったので
お釣りが来たような好日だった。
高崎から大渡橋を渡って東進し住吉4丁目でr-4(前橋赤城線)に
乗り換えて北上、畜産試験場四つ角を左折して「東国文化歴史街道」と
称するR-353を西進、富士見道の駅・珊瑚寺などを通過して
石井信号で右折して約3Kmで「沼の窪」群生地に着く。
観光客が多いのに安心して渓流沿いの湿地帯に向かうと何だか雰囲気が
違う。下流の方で落ち葉にしっとりと覆われている筈の斜面が
まるでイノシシが荒らしたように掘り起こされていてザゼン草の
姿が見えない。遊歩道で先に進むと荒れ地は無くなったが
ザゼン草の数は少なくあっても小振りで変色のもの、花部分が
茶色に変色し縮まっているものが多い。
最初は今年は不作なのかなと思ったがどうやら最盛期がとっくに
過ぎていると悟った。
見たかったのこの去年の写真の様な姿なのに。
それでも折角だから残り物を撮影してスライドをyoutubeにしてみた。
時期遅れのざぜん草
駄目だから帰ろうかなと思ったらザゼン草の脇や背面に何やら見慣れない
ものが付いているのに気付いた。これは「ざぜん草の葉」が出かかって
居るらしい。見た目にはザゼン草が葉を背負っているような感じ。
急遽、初めて見る光景の写真に切り替える。そう云えば榛東の蝋梅の実も
珍しかったがこれも爺イとしては初体験。
葉を背負うザゼン草
一番大きな葉が今はこんな程度だが後日訪問すればザゼン草は「サトイモ科」
だからここはサトイモ畑の様な葉に覆われているかも。
沼の窪を引き上げての帰り道、大渡橋の手前の信号から国体道路に
入って西進。噂の通り運動公園駐車場入口で河津さくらが満開。
丁度、敷島タクシーの向かい側。
本日の蛇足。
ザゼン草は北海道や本州中部以北の山地や湿地に生育するサトイモ科の
多年草の植物だそうだ。
下の資料画像で見られるように花は肉質の太い柄の上に一面に
並んでつき、肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれるとのこと。
苞は単純な葉の形ではなく、花の穂を包むような形になって、
特別な色を持ち、目立つ。言わば、苞が花びらの役割を担ってい
ものでこのような苞を仏炎苞(ぶつえんほう)と称するのだそうだ。
理由としては、花に寄ってくる昆虫を内部に閉じ込めることで、
滞在時間を長くして受粉の確率を高めているとの説。
ザゼン草の資料写真の定番は周りの雪を溶かして生えているものが
多いが解説によると、開花する際に肉穂花序(にくすいかじょ)で
発熱が起こり約25℃まで上昇するらしい。
そのため周囲の氷雪を溶かし、いち早く顔を出すことで、この時期には数の
少ない昆虫を独占し、受粉の確率を上げているのだそうだ。
おまけに発熱時の悪臭が強く、この悪臭と熱によって花粉を媒介する
昆虫(訪花昆虫)であるハエ類をおびき寄せらしい。悪臭に由来して
英語では Skunk Cabbage(スカンクキャベツ)という余り嬉しくない
名前だとか。
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