クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

いせさき市民の森 河津桜 H-30- 3-6

2018-03-07 16:19:15 | 前橋・伊勢崎・桐生・太田方面
天気予報では晴天だが強風と出ていた。だが、市街地の様子では
強風の気配など更々なかったので数日前から気になっていた
「いせさき市民の森」の河津桜の見物に出かけた。
高崎からは実に単純な行程、高崎駅東口からr-354で東進一直線、
「ひろせ町」信号を右折すれば市民の森西駐車場へ直ぐに着く。



市民の森の中程にある小高い「くさぶえの丘」の南斜面に向かうと
望遠レンズを付けた多くのカメラマンや散策の方々で賑わっていたが
周辺が広大な平坦地のせいか? 赤城山方面からの強烈な風が吹き付けてきて
爺イはまともな写真撮影が出来なかった。

丘の中腹では多くの望遠レンズ部隊が忙しそうに動いて撮影していた。
どうやら花に群がる野鳥を追いかけているらしい。爺イも参加したかったが
4倍にするだけで画像がぼけてしまうオンボロデジカメではとても
真似はできない。ここの野鳥の写真は「写真ブログ」さんの
ページでたっぷり見られるからそれで我慢だ。

この丘には平成15年に国際ロータリークラブ100周年を記念して100本が植栽され
その後、平成17年に伊勢崎中央ロータリークラブ30周年を記念して30本が
植栽されたので現在130本、花は終盤に差し掛かったようで勢いのない
ものが多かった。去年も満開時期を外しているので二連敗。

この河津桜が世間の耳目を集めるようになったのはここ数十年来の事。
全国版にまで有名になったのは、その名にある様に静岡県賀茂郡河津町の
関係者の努力に負うところが大。

河津町観光協会の資料によると河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年頃
偶然発見したさくらの苗を、現在地に植えたもので1966年から開花が見られ、
淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けたが、これが早咲きオオシマザクラ系
とヒカンザクラ系の自然交配種で河津桜の原木だった。

その後、伊東市に住む勝又光也氏は1968年頃からこのサクラを増殖し
このサクラの普及に大きく貢献した。
一方、関係専門機関がこの早咲きサクラについて調査をし、このサクラは
河津町に原木があることから、1974年にカワヅザクラ(河津桜)と命名され、
1975年には河津町の木に指定された。

1970年代に町観光協会や町商工会が川沿いで植樹運動を展開し、
さくら祭りが始まったのは1991年からだが、1999年には
100万人の観光客が訪れている。伊豆には河津桜より早咲きの
桜がいくつもあるが、早咲きの代名詞にもなり、観光の成功例として
地元で語り継がれているーーーーと。

余談ばかりが長くなったが肝心の花の様子。

河津桜2018


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