クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

三方境紅葉 2014 H-26-11-21

2014-11-22 11:53:16 | 妙義・下仁田・富岡・南牧
ここ数日、クルクルと天気予報が変わって戸惑っていたが漸く21日に微風の好天予報が
出たので恒例の三方境紅葉見物。13日のあおちゅうさんの記録では「青年期」としてあった
ので未だ一寸早い気がしたが寒気が再び来ないうちにと思って出かけた。

何やら安中で大渋滞のため磯辺回りの脇道を利用してR-18に復帰、五料信号先から
左への細道を蛇行して横川からの林道と合流。



空いている国民宿舎に駐車して裏山の岩峰を眺めながら出発。



今年は昔ながらの中木川の河原は使わずにこの道標に従って舗装路を登る。



やがて丁須ノ頭への道と分かれて左の小道へ。ここから三方境までの水平直線距離は
2K程だが蛇行が極めて多いので歩行距離は3Kあるかもしれない。
歩行標高差は470mだが累計標高差は612mとなっているので年寄りにはややキツイ。



最初は杉の幼木地帯の中、杉が成長すると面倒な道になりそうだ。



沢渡りのルートとの合流を過ぎると林の中。



やがて最初の尾根が近づく。ここの切り替えしには馬頭観音(1754年)があるが
そんな昔からの峠道なのか?或いはこの道が開かれたときに何処からか移設した?
帰路に使う予定の「女道」にも林道との分岐点に一体置かれている。



馬頭尊にちょこっと頭を下げて先に進む。



視界が開けると妙義周辺特有の岩峰。



三方境への道標が現れる。このルートには登り・下り用の道標が多く付けられていて
整備は万全。



乗り越しと言うのか?尾根跨ぎと言うのか、こんなのを四つ乗り越えないと
目的の「紅葉谷(インレッドさんの命名らしい)」には到達できない。



右斜面には色づきが現れるが如何にも未だ若すぎて紅葉には程遠い。



四つ目の乗り越しが見えた。あそこが紅葉谷の入り口なんだが色つきは薄くて
懸念したとおり早すぎたようだ。だが、下は早過ぎでももっと高度が上がれば
最盛期の可能性があるので気落ちはしない。



紅葉樹が少ない最初のステージの模様。







直ぐに切り上げてこの岩の斜面を通過して上部に急ぐ。後ろから単独氏が追いついてきて
挨拶がてら世間話。ネットの話からインレットさんの記録は良く見ているらしい上に
ご当人にも会ったことがあると言っていた。この方とは途中まで後先になって進んだが
爺イの足が遅すぎるので三方境手前で分かれた。



やがて紅葉谷の最盛期エリヤに到達。





















更に先に進むと



再び絢爛の情景に座り込んで暫く眺めを楽しむ。























尚も前進、問題の一本橋の前。今年も渡れずに下から這い上がる。つい、二年前には
腐り掛けとはいえ丸木橋の態を成していたのだが去年から添い木が落下して一本のみ。



最後の紅葉に別れを告げて



再びの乗り越し



邪魔な大木、うっかりしてこの下を潜ったらその先には道は無い。何のことは無い、大木に
沿って右に登り上げるのだ。



尾根の切り返しで右手が開けて展望。





再び尾根跨ぎ。ここはもう少しと言う感覚から遠望すると三方境に見えるので
爺いは「ニセ尾根」と言っている。



今度は本当の三方境の尾根が見えた。出発から三時間をほんの少し切っただけだから
表示されていた標準の五割増し。



で、本日の爺イ。



誰も居ないので休まずに谷急山方面に進む。女道分岐までアップダウンしながらの
道は予想外に長い。恐らく300m位あるのかも。
谷急山からの尾根流れを見ながら進むとこの道標。



その直ぐ先に文字が判読不能の女道入り口道標。



少し、下った日当たりのよい場所で昼食・休憩。谷急山から回ってきた女性二人組みと
挨拶してからこれからの左岸右岸渡り歩きの帰路をイメージ。
前面の峻峰を眺めて復路に出発。尾根道は時々藪っぽいが目印多数で安心。



右下の谷急沢支流の辺りの黄葉が見事。だが、下に降りたら最後、難行の沢歩きを
強いられるし肝心の「黄葉谷」の景観を味わうことは出来ない。
涸れ沢ではないので落ち葉の下には踝上までの水がある。



こんなヤセ尾根を経ると



豪華な饗宴が始まるが未だ時期が早いのか盛り上がるような黄葉ではない。















谷の下まで下って振り返って黄葉谷と分かれる。



沢支流が目の前に来るが、その手前で左岸の細道に移る。



やがて沢の本流に合流、左右への飛び歩きが始まるが基本的には道は右岸で
右岸に岩の障害があるごとに一時的に左岸に渡るだけなので左岸を長く
歩くことは無い。



直ぐにテープで右岸へ。



河原のケルンや



岩に付けられた方向指示によって



右岸中腹の細道。



一旦河原に下りて左岸へ。



直ぐに右岸に復帰。



細く長い道を進む。



又、沢に下りる。



ほんの僅かで右岸のテープを目指して崖を上って細道を暫く歩く。



前方の丘の左を抜けるために帰路の最初で最後の登り道。



周囲の山を眺めながら淡々と歩いて





女道入り口に無事到着。ここからは長い距離の平坦地歩き。



直ぐ脇に紅葉場所。



やがて林道との合流。あと1k強の距離。



路面が悪くて歩きにくいが山々を見て気を紛らわす。





そして紅葉に囲まれた国民宿舎に無事帰着。帰路は2時間10分、昨年より10分遅いが
黄葉谷での通過の仕方に相違があるので特に遅速になったともいえない。



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2 コメント

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今回は無事に・・・ (インレッド)
2014-11-28 19:47:43
今晩は。
ご無沙汰していますが、相変わらずお元気のようで
何よりです。
一日違いだったようですね、お会いした単独の方は
どなただったでしょうか??。
 私は土曜日に行きましたが、大勢のブロガーさん
と出会い賑やかでした。
返信する
re.三方境 (爺イ)
2014-11-29 08:05:19
インレッドさん
お陰さまで女道も楽に通過できるようになりました。先日の貴HP拝見しましたが賑やかな道中で
皆さん楽しそうで何よりです。小生は子供並みの肺活量しか無いので極め付きの
遅足のため何時もマイペースを守る単独行しか出来ないのが残念です。
昨日は29日からの雨予報で慌ててインレッドさんの後追いで桜山に行ってきました。
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