クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

桜山公園紅葉と冬桜 R- 4-11- 9

2022-11-10 08:38:32 | 高崎・甘楽・藤岡方面
昨日のめがね橋に続いて今日は藤岡の「桜山公園」の
紅葉と冬桜。
桜山公園で冬桜が見頃を迎えているという情報。
冬と春に咲く、2度咲きの桜との触れ込みだが
聞くところによると「ここの冬桜は
「4月上旬~中旬」と「10月下旬~12月中旬」
の2回咲きと云うが冬期は木全体の蕾の3分の1
咲き、残り3分の2が春に咲くのだそうだ。
その上、冬咲きは春の桜と異なり、花が咲いて
から1ヵ月程度花が保つのだとかーー」。

例の如く、入口での駐車料金は500円で変わらず。
平日のせいか未だ8割程度の入りで楽に駐車。
人出は驚くほどではないが日本庭園に向かう人波は
絶えない。
人の流れに従って紅葉と冬桜が堪能できたが
紅葉は池のある庭園周辺が圧倒的な迫力だが
他の場所は散発的。冬桜は全域で見られるが
何しろ、花が小型で樹高も高いので撮影者泣かせ。

桜山公園紅葉と冬桜



山頂含めてぐるぐる歩いてから南端俳句の里。
改めて著名人たちの作品に触れる。
土地柄もあって三波石が使われていて雰囲気は
ぴったりだ。

桜山公園句碑



今日の目的の一つはここの成り立ちの歴史を
知ることだ。先日、ガラメキ温泉が元自衛隊員
が組織する保存会によって保持されていると
知ってここもどんな方たちの努力で生まれ、そして
保持されているかを知りたかった。

句碑の道の近くに大きな銅像がある。銘は
「飯塚志賀翁」。(以下は解説からの引用)
飯塚志賀氏は三波川村長として日露戦争の戦勝を
記念して、国有地であった山林原野を買い取り
300ヘクタールを村有林とし1000本の桜の苗と
村内の各戸から持ち寄ったカエデ苗310本とを
植樹した。つまり生みの親は飯塚志賀氏。



其の後、1937に「三波川(サクラ)」として国の
名勝および天然記念物に指定されるがこの時の
冬桜の総数は344本。
1955年に三波川桜山保存会が結成される。
(代表者 飯塚 馨)
1973年の三波川山林火災では桜山にも延焼し
約1,000本の冬桜を焼失したが冬桜の苗の
育成研究家の新井 民志氏がその時すでに
900本の苗木を保持していたので
三波川桜山保存会の飯塚 馨氏と共に協力し
桜山の復興、冬桜の苗の育成と植樹に多大な
貢献をした。
右側に桜山火災復興の碑が建てられている。




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