はにわ祭りの当日は願っても無い小春日和。10時からと聞いていたので
会場に行くと、開会宣言に続いて「群馬町和太鼓会」「文化協会ハーモニカ演奏」
などのアトラクションや博物館周辺での円筒ミニ埴輪作りとか勾玉作りが始まつて
はいたが、肝心の「再現劇・王の儀式」は午後との事なので一旦帰宅して出直す。
自宅から僅かに5kの距離だから出直しも簡単。
午後0.30、何時もの事で県議・市議・市役所関係者のゴタゴタした挨拶が
何時までも続くので此方は出演者の登場口に向かって陣取り。
出演者は公募によるボランティア、演出は研究者の若狭徹氏とのこと。
定刻になると、史跡整備が完了した西の「二子山古墳」の上に行列が
現われた。丁度、逆光気味なので初めから幻想的な眺め。
盾持ち人を先頭にして力士や武人が続く。
狩人・武人・渡来人・大和からの使者。
王族を先導役にして貫禄の王。
行列が会場に入るといよいよ「王の儀式」の始まりだ。
第一部・王の館でのマツリ
水取りの儀 三つ寺遺跡の石敷きで行われていたとされる流水の儀礼。
巫女による水汲みから王が飲むところまで。
農耕儀礼
すもうの儀 しこを踏んだり相撲をとる事によって悪霊を地に封じ込めるらしい。
田の舞 豊穣を願い田作りから収穫、そして神への御礼までをドラマ仕立て。
耕作・水遣り・種まき・雑草取り・収穫・神への祈りが淀みなく進行。
これが小道具。
猪狩りの儀 凶暴な猪を仕留めて神に捧げる儀礼。「伴」の役だった若者が
犬と猪に扮して大奮闘。
服属儀礼
祝言(のりごと)の儀 王族が氏族の来歴を王に述べて忠誠を誓う。
太刀あわせの儀 武人が模擬戦を行い王への服属を誓う。負けたほうが
王の前で剣を折る。
献上儀礼
渡来人による絹の献上
大和からの使者による鏡の下賜。
以上で王の館での行事は終了し、舞台は八幡塚古墳に移る。当方は場所取りのため、
急いで古墳に先回り、上に登ろうとしたら立ち入り禁止と云われて
他のカメラマンと一緒に追い出された。かくして古墳から人影が消えた。
やがて王の隊列がゆっくりと古墳の上に勢ぞろい。
先ず、全員が北西に向いて榛名の神(イカホの神)へ祈りを捧げる。
噴火を繰り返す山の神の怒りを鎮め、山を褒め称えてこの地の豊穣を
願う儀式。
今度は北東に向かって祖霊への祈り。祖先に感謝し地域の繁栄を祈る。
最後には正面を向き、王が右手を高く上げ民への祝言、国褒めの儀。
美しい国を褒め称え民の安寧と繁栄を宣言する。この間、ナレーションや
王の言葉などが明瞭に聞こえるので遠くから見ている観衆にも、何が
行われているのかが、はっきり理解できるので演出は完璧。
終了は大体14.30頃。
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会場に行くと、開会宣言に続いて「群馬町和太鼓会」「文化協会ハーモニカ演奏」
などのアトラクションや博物館周辺での円筒ミニ埴輪作りとか勾玉作りが始まつて
はいたが、肝心の「再現劇・王の儀式」は午後との事なので一旦帰宅して出直す。
自宅から僅かに5kの距離だから出直しも簡単。
午後0.30、何時もの事で県議・市議・市役所関係者のゴタゴタした挨拶が
何時までも続くので此方は出演者の登場口に向かって陣取り。
出演者は公募によるボランティア、演出は研究者の若狭徹氏とのこと。
定刻になると、史跡整備が完了した西の「二子山古墳」の上に行列が
現われた。丁度、逆光気味なので初めから幻想的な眺め。
盾持ち人を先頭にして力士や武人が続く。
狩人・武人・渡来人・大和からの使者。
王族を先導役にして貫禄の王。
行列が会場に入るといよいよ「王の儀式」の始まりだ。
第一部・王の館でのマツリ
水取りの儀 三つ寺遺跡の石敷きで行われていたとされる流水の儀礼。
巫女による水汲みから王が飲むところまで。
農耕儀礼
すもうの儀 しこを踏んだり相撲をとる事によって悪霊を地に封じ込めるらしい。
田の舞 豊穣を願い田作りから収穫、そして神への御礼までをドラマ仕立て。
耕作・水遣り・種まき・雑草取り・収穫・神への祈りが淀みなく進行。
これが小道具。
猪狩りの儀 凶暴な猪を仕留めて神に捧げる儀礼。「伴」の役だった若者が
犬と猪に扮して大奮闘。
服属儀礼
祝言(のりごと)の儀 王族が氏族の来歴を王に述べて忠誠を誓う。
太刀あわせの儀 武人が模擬戦を行い王への服属を誓う。負けたほうが
王の前で剣を折る。
献上儀礼
渡来人による絹の献上
大和からの使者による鏡の下賜。
以上で王の館での行事は終了し、舞台は八幡塚古墳に移る。当方は場所取りのため、
急いで古墳に先回り、上に登ろうとしたら立ち入り禁止と云われて
他のカメラマンと一緒に追い出された。かくして古墳から人影が消えた。
やがて王の隊列がゆっくりと古墳の上に勢ぞろい。
先ず、全員が北西に向いて榛名の神(イカホの神)へ祈りを捧げる。
噴火を繰り返す山の神の怒りを鎮め、山を褒め称えてこの地の豊穣を
願う儀式。
今度は北東に向かって祖霊への祈り。祖先に感謝し地域の繁栄を祈る。
最後には正面を向き、王が右手を高く上げ民への祝言、国褒めの儀。
美しい国を褒め称え民の安寧と繁栄を宣言する。この間、ナレーションや
王の言葉などが明瞭に聞こえるので遠くから見ている観衆にも、何が
行われているのかが、はっきり理解できるので演出は完璧。
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すごいですね。見てみたいとですね。