おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「運動は仕事です」

2013年08月01日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス19度。今朝も厚い雲に覆われた天気でござる。

ここんとこ、スカッと晴れた天気にはなりません。

だから涼しいかというと、湿度が高く、湿った空気が身体にまとわりつくようでまことに不快でござる。

だけど、晴れたら晴れたで、ジリジリ暑いわけで、それも困る。

いよいよ我が家も「エアコン導入か」と思いますが、ハニーさんが「いりません」と言ってますので、もちろん買えません。

夏のニッポンが「温帯から亜熱帯になりました」と気象庁が宣言でもしたら、ハニーさんの説得材料になるのでしょうけどねぇ、、、

きのうもおぢは風邪がぐずぐずしておって、寝たきり老人をしておりましたが、ハニーさんにはうつることもなく元気でござる。

そんなことで、ハニーさんは日中、お近くでコテージを経営するSさん宅へ出かけておりました。

ここの奥さんは一昨年学校教師を定年退職した、おぢと似たりゴンベのお年頃。

定年直後は、おぢやハニーさんと同じジムに通っておりましたが、1年足らずで辞めておりました。

札幌に住むこの方のお姉さんには「温泉がついてるホテルのジムなんて、そんないいところなかなかないから辞めずに通った方がいい」と言われておったのですがね。

その後は、さっぱり運動から離れておったのですが、聞くところによると、ここんとこ1か月以上毎朝10キロ程度の散歩をしておるのだとか。

お仲間何人かと連れだって、「ヒラフスキー場」あたりまで行って、戻ってくるのだとか。

約1時間、けっこうな運動量です。

そしたら、段々元気になってきて、いまはプールでウオーキングしたり、ティラピスに通ったり、ウェーブという器具を使った運動もしたり。

以前はぷっくりしておったこの奥さん、いまは「ずいぶん体が引き締まった」ようなのだとか。

その奥さんが言ったのが標記の「運動は仕事だと思うことにした」ってお言葉。

「長生きがしたいから、運動しなきゃと思ってたけど、運動だと思うと続かないの。だけど、仕事だと思うとこれが続くのよねぇ」なのだそうな。

定年退職したおぢ世代ならではの「言葉学」でござる。

何度も書いてますけど、おぢがスポーツジムに通い始めたのは36歳でござった。それからというもの、札幌のそのジムには延々20年通いました。

しっかり「習慣」になっておるから、いまもニセコのジムに通えるのです。

元気なら、このまま死ぬまで通う予定です。

そんな習慣のない、定年退職したじーさん、ばーさんも、「運動は仕事」と思って、定期的に運動してみるのはどうか?

ついでながら、「長生きするには運動が不可欠」と申しておきましょう。

過日のNHKスペシャルでアフリカのピグミー族に脳卒中はないと放送しておりました。

人間の血管はまるきり進化していない。だから太ってしまって、プラークが溜まって血管に圧力がかかれば、簡単に破れます。

50歳を過ぎても、体を動かし、シュッと痩せておるピグミー族には、高血圧も動脈硬化もないらしい。

定年退職したニッポンの高齢者の皆々さま、「運動は仕事」と思ったら、辛くても続けられるんでないの?

子育てするため、奥さんを守るため、頑張って長い間仕事してきたわけでしょう。

きょうから、どこぞのスポーツジムに「通勤」して、自分のため、家族のために「仕事」に励んで汗かいてはいかがか。

「仕事人生」に終わりなんぞはありません!!