おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「特別警報」が運用開始だそうな

2013年08月31日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス16度。どんよりした曇り空の朝でござる。

涼しいのはいいけれど、どうにもこうにも空気が湿っぽいです。

ジャガイモも収穫期を迎えたというのに、農家は畑にも入れないのだそうな。

そう、連日のように続いておる雨のため、畑が濡れていて、収穫作業ができないのでござる。

予報によると、きょう日中は曇りで夕方からは雨だそうな。

あす9月1日に至っては、またもや豪雨だそうです。

このまま畑が乾かないと作業は遅れて、ジャガイモは腐り出す。

札幌周辺のタマネギなどもご同様でござる。

農家はヤキモキしておるに違いない。

ニッポンのお天気、どうなっておるのか???

ところで、きのう8月30日から、ニッポン国では「特別警報」というのが運用開始だとか。

気象庁によると、この特別警報とは「ただちに命を守る行動をとってください」という、緊急警報なのだそうな。

大雨、津波、火山、地震など、警報の基準をはるかに超える現象に対して発表されるというから、これが出たらとにもかくにも命を守るためなんらかの行動しないとヤバイ。

問題はその「何らかの行動」の中身でござる。

それぞれの家庭で「最悪の事態」にどう対処するか、平穏無事ないま、これを決めておかないと拙いです。

例えば、

地震が起きて、家族が離れ離れになったら、どこで落ち合うか決めておくとか、大雨の特別警戒だと、どこの小学校、中学校、集会所へ逃げるか。

などなど、家族会議でもしておいて「万が一」の際に落ち合ったり、逃げる場所を決めておくことが大事でござる。

家族がバラバラでは、不安は募るばかりです。携帯電話なんぞ当然のことながら、繋がらないと思っていた方がいいわけで、そこんとこを考慮しておかないとね。

以前も書きましたけど、我が家で直近に想定される「万が一」は、泊原発の過酷事故。羊蹄山については、活火山ですけど、いまんとこ噴火の兆候はない。

だから泊!!

泊原発で事故が起きたと知ったら、とにもかくにも真狩村の実家へ行く。ここで義母を拾って洞爺湖方面または函館方面へ避難すると、ハニーさんと話し合ってすでに決めております。

夫婦が別の場所に居た場合は、義母宅で落ち合うことにしておる。

行政が「家に留まってください」と言っても、そんなもんは無視すると決めておる。

悪いけど、役所のいうことに従っていては、自分の命は守れないってことは「フクシマ」などで、すでにニッポン人は経験積みでござる。

「行政がこっちへ逃げなさい」なんていっても、これに従っては飯館村の二の舞なのでござる。

古いところでは「北朝鮮への帰還事業」「南米への移住事業」、国のやること、いずれも惨憺たる結果に終わっておる。

ご当地の場合は、特に冬場は泊原発方面からの雪や風が吹くわけで、まさにホットスポットとなる。

家に留まっておったら、大量被ばくは間違いなし。

そんなことで、とりあえず、風向きと反対方向、もしくは直角方向に逃げることにしております。

札幌方面は、偏西風の関係から絶対に行きません。

昭和29年の岩内大火では、岩内町の西にある「赤井川村にほどなく灰が降ってきた」という地元の方の話を聞いてます。

泊原発の過酷事故でも、同様のことが考えられますゆえ、いざという時、赤井川→小樽→札幌方面はヤバいっす!!

ウキペディアによると、岩内大火では市街地の8割が焼失し、3000戸以上が焼失したそうな。

洞爺丸台風の影響でござった。のちに水上勉がこれを題材に「飢餓海峡」を書いてます。

話は戻って、あとご当地で心配なのは大雨か。土砂崩れの可能性は皆無ではありませんので、もし大雨の特別警報が出たら、ただちに車で真狩村のハニーさんの実家に避難することにします。

こんなことを、一度でいいから家族の中で話し合っておけば、「万が一の際」家族が一旦バラバラになっても、再会できる可能性は高くなる。

遠く離れて暮らす子供や孫にも、そんなことを伝えておくだけで、ずいぶんと違うと思うけど。

いつも書いてますけど、「最悪の事態」を、平時のうちに想定しておけば、「憂いなし」なのだ。

「特別警報」の運用開始に伴って、ここは家族会議を開いてあれこれ想定しておくものよい事だと思うけど、どうよ???