午前7時の気温はプラス16度。雨上がりの朝でござる。
昨夜から今朝にかけて、とんでもない大雨でござった。裏山が崩れるのではないのかとビビっておりましたけど、何ごともなく明け方には止んだのでした。
それにしても午後9時ごろから少しづつ降り始め、深夜にはバケツをひっくり返したような状態が延々と続きました。
避難準備でもした方が良いのかとも考えましたけど、ハニーさんは熟睡でござる。
どんなに騒々しいところでも、平気で熟睡できる睡眠の達人なのです。
おぢはというと、雨音に加えて、きのう届いた写真の高反発マット を試してましたので、新しい環境で余計寝られませんでした。
ハニーさんと違って、少しばかり神経質なのです。
でも、このマットはなんだかよろしい感じ。
去年買ったばかりの西川の布団は、数日でハニーさんのお尻のあたりがヘタってしまい、がっかりでした。
このマットなら耐久性にも優れておるとか。それに加えて、洗濯が可能というのがよろしい。
夏ならカバーからマットを取り出して、ホースでザーッと洗うことも可能だ。
カバーはもちろん洗濯機で洗えます。そんなことですし、これならダニやほこりも出にくいのではと思うのです。
昨夜試した感じでは、寝返りを打つとき、機械的な音がするのが難点といえば難点か。
これも慣れれば、気にならないような…
ということで、数日試してみて、もう1つ購入することにいたします。
さて、
きのう朝のTV朝日「モーニングバード、そもそも総研」観ましたでしょうか。
年間20ミリシーベルトもの高濃度に汚染された福島県で、人を住まわせておる政府の問題点を指摘しておったです。
なせにあのチェルノブイリでは、年間線量が5ミリシーベル以上のところには、人は住んではいけないことになっておる。
なのに我がニッポン国では、その4倍の20ミリシーベルトでもOKって変ではないのかね。
ただしチェルノブイリでは、5ミリシーベルト以上でも許可を得た年寄りなんかは住むことは可能だそうな。
子どもはもちろん住むことができませんけどね。
なのに我がニッポン国ではゆるゆるの20ミリシーベルトで子どもも住んでもよいというからややこしい。
きのうのこの番組では、除染作業をしておる地元の方の言葉がまことに印象的でござった。
「国は意味のない放射能の除染作業をして、福島県から人が逃げ出さないようにしているのではないか」というもの。
この方によれば、自宅周辺も除染はしているけれど、風が吹けば干してある洗濯物はけっこう高濃度の被爆をするのだそうな。
まして山の中や林は除染することなどそもそもムリ。そんなことですから、いくら家の周りを除染しても、雨が降れば、それとともに汚染物質は流れ込んでくる。
ようするに、すでに1兆円を超えておる除染作業は「福島県から人が逃げ出さないためのアリバイづくり」ということ。
狭いニッポンゆえ、国の考えそうなことでござる。
とはいえ、大人はともかく子どもが年間20ミリシーベルトの放射線を5年浴びれば100ミリじゃ。
10年で200ミリシーベルト。原発作業員を上回る線量を浴びることになるのです。
福島県はいま低線量被ばくの実験場と化しておるのです。
それでも大人はいいかしらん、しかしニッポン国の未来を担う子どもをそんな怪しいところに住まわせていいのかね。
ニッポン政府は子どもだけでも疎開させるべきではないのかね。
番組でも誰かが指摘しておりましたけど、こと放射能に関してはロシアよりニッポンの方が基準が緩いってどうよ?
この先数年後から10年、20年後、福島で何が起きるのか、まことに恐ろしい。
福島県民はモルモットか? それは酷くないか?
話は変わりますが、日刊ゲンダイによると、郵政民営化でなぜか人気のあった小泉元総理が脱原発宣言だそうな。
「『原発を失ったら経済成長できない』と経済界は言うけど、そんなことないね。昔も『満州は日本の生命線』と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないか」と、原発推進派をバッサリ切り捨てているそうだ。
ここは、おっしゃるとおりでござる。
福島第一原発では、いまも放射性汚染水をはじめ地下水やら何やらが、ダダ漏れ状態でござる。
そんな中、免震重要棟の近くで作業員が被ばくをしておるそうな。
また、全漁連は東電社長を呼び出し、「もはや貴社の汚染水管理は破綻した。国の主導の下、一日も早い抜本的解決を」と求める申し入れ書を手渡したとか。
福島第一原発は、もうどもこもならんところにまできておるのです。
そんなことで、小泉さんが言うとおり、総理が決断すれば原発は止まる。
収拾の方策さえ見つからないまんま、たぶんこの先50年も100年も続けるのであろう福島第一原発の廃炉作業。
こんなおバカなことを二度と繰り返さないためには、この狭いニッポン国から原発を無くすのが一番だと思うけど、どうよ???