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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

敦賀原発はホントに廃炉?

2012年12月12日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス11度。夜がしらしらと明け始めました。

風がないので、演劇の舞台で降るような雪も、ちらちら舞い落ちておる。木々に雪が張り付いておって、まことに美しい。たいしたよろしい朝でござる。

風が嫌いなのは100遍も書いてますけど、昨日午後も風があって、寒いこと寒いこと。といってもそん時の気温はプラス1度でござった。

マイナス11度でも風がないとさほど寒くは感じません。ピューピュー風が吹くプラス1度の方がよっぽど寒い。

「だからどうした?」と言われても、どうもしません、スマンこってす!!

そんなきのうでしたが、午前中は天気も久々にピーカン、無風、雪はごっちゃり。さぞかし深雪を楽しめたことでしょう。おぢは除雪やら何やらあって、スキーに行くことはできませなんだ。残念!!

それでも、まだまだ雪は足りませぬ。あと数メートルはないと、ピークへのハイクもできません。もちろんその手前もまだハイマツ地雷がわんさか埋まっておってたいした危ないことになっておる。

本格的な深雪の季節は、まだまだこれからなのでござる。

さて、

きのう書くのを忘れておった敦賀原発でござる。

福井県にある敦賀原発2号機は再稼働が認められず、廃炉となる可能性が高くなったそうな。

敷地内の断層を調査した原子力規制委員会が10日、外部の専門家4人を交えた評価会合で、原子炉建屋直下の断層を活断層の可能性が高いと判断したためでござる。

「活断層があるから、危険につき廃炉する」となれば、まことに正しい判断でござる。

ニッポン国の法律では、活断層の真上に原子炉建屋を建てることを認めておりませぬ。実際には「活断層の直上に耐震上重要な建物を設置することは想定していない」と書いてあるのだそうな。

廃炉なら、フクシマ第一原発1~4号機以外で初めてで、今後活断層がある原発も、そうでなくても、そもそも危ない原発はジャンジャン廃炉へ進んでくれることを望むばかりでござる。

朝日新聞によると、この敦賀原発をめぐっては、30年以上前に行われた国による安全審査で、今回問題となった2号機直下の破砕帯や敷地内の活断層を原電が追加調査していたことが分かったという。

ようするに、今回、調査団が問題にした破砕帯や活断層を、国や原電が当時から認識していたってことだ。

にもかかわらず、審査はスルーパス。「問題はない」とした調査結果が認められたのだそうな。

なんだかんだいいつつ、敦賀原発はとにもかくにも「建設ありき」。問題はあるけど、見ないようにして建設を「ひろみGO!」したってわけだ。

よくもまぁ、これまで無事でござった。「ニッポン国、ラッキー!!」とタレント・ローラも言うね。

ただし、東京新聞によると廃炉には法的な規定がないそうな。なにせ、前出の規定は「建設前」のことで、「建設後に活断層が見つかる」ことを想定していないのだとか。

「安全なものができた」ではなくて「できたものは安全」という、まことにニッポンらしいことなのじゃ。

そんなことで、問題は津軽海峡を隔てたあの大間原発でござる。原発周辺に活断層があるそうで、トットと調査する必要がある。

大間原発を建設しておる電源開発は、敷地内に断層は存在せず、敷地外の活断層も問題はないと主張しておって、なんだかなぁ? ホンマかいな? と世間は思っておる。

我が泊原発も同様じゃ。

まずは敦賀原発を廃炉にして、そこからニッポン国は原発ゼロへ向けてスタートだ!!

なんてことになればいいけど、自民党中心の政権じゃ、どもこもならん。

フクシマの悲劇を忘れて、原発推進の自民党候補に投票するニッポン国民、おぢはまるきり理解ができませんです、ハイ!!