午前6時の気温は、プラス19度。霧があるためか、晴れてんのか、曇ってるのか、よくわかりませんです。
おまけに、今朝も空気が身体にまとわりつくように湿っぽい。
「爽やか北海道」どこへいったのかしらん。
それでも昨夜は、気温が多少低かったため、おぢは久々に熟睡いたしました。
そんなことで、今朝は爽快でござる。
ま、暑いだの、どうだのといっても、北海道の場合、せいぜいあと2週間。
お盆過ぎには涼しくなるので、もう少しの辛抱なのでござる。
写真は、道内のボランティア団体が、フクシマの母子や父子を招き、北海道で過ごしてもらおうという催し。
きのうは、 隣の蘭越町でバーベキューを楽しんでおったです。
昨年に引き続き行われたのですが、外国人所有のコンドミニアムや蘭越町にある幽泉閣に一週間ほど泊って、英気を養うのだそうな。
かつて、チェルノブイリの子どもたちを招いた団体によると、放射能汚染地からやってくる子供たちは、目の下にクマがあったり、身体のだるさを訴えたりするそうです。
それでも、空気のいい北海道で、しかも外で伸び伸び遊んでいるうちに、免疫力がアップするのでしょうか、元気になってくるとか。
チェルノブイリの教訓が、こんな形で生かされるってのも、なんだかなぁ、とは思います。
ボランティア団体の皆さんによると、フクシマの場合、チェルノブイリと違って、食べものが地産地消になっていないのが、幸いしておるそうな。
チェルノブイリでは、高度に汚染された土地で育った作物を子どもたちが口にして、内部被ばくを助長した。
一方、流通の発達しているニッポンでは、外国の食品や他府県産の食材を食べているため、子どもたちの健康はかろうじて保たれているとか。
何が幸いするか分かりませんです。
そんな中、新聞によると、福島第一原発事故には刑事責任があるとして、福島県民らが東京、福島、金沢の3地検に提出していた告訴・告発計9件を、地検が受理したそうな。
つまり、原発事故について、地検が捜査を始めるのだそうな。
検察は、告訴や告発以前に、トットと捜査すべきではなかったのかねぇ。
なにせ世界中に影響を及ぼす大公害事故を起こしたのでござる。
しかも、事故調では、すでに「人災」と認定しておるわけで、捜査しない方がおかしい。
ただし、この人災の認定については、諸外国から「原発施設そのものに問題ない」とするためではないかと批判の声もある。
まことにごもっとも!!
今回の事故では、東電が「津波による破壊」をことさら強調しておるけれど、「地震で原子炉周辺が破壊された」可能性もあると事故調は指摘しておる。
地震による揺れで、原子炉周辺に複雑に入り組んでおる配管が壊れることは、素人でも容易に想像できまする。
この捜査で、しっかり刑事事件として、立件されるのかどうか、大注目でござる。
もっとも、所詮「官」のやることですから、お仲間の経産省幹部の逮捕、官の天下り先の東電幹部を逮捕するなんて、どうよ?
丸きりあてにはなりません。
「捜査」が、「操作」にならんよう期待しないで、待っておるのじゃ。