0621 武力行使範囲
自民、集団安保も一転容認 武力行使範囲 際限なく 国連制裁に参加提起 中日新聞トップ記事、見出しである。20140621
リードには、武力で他国を守る集団的自衛権に関する与党協議で、自民党は二十日、国連決議に基づく集団安全保障への参加は認められるとの憲法解釈を示した、とある。
記事の中見出しには、「慰安婦決着済み」強調 と見える。記事には、政府が河野談話を検証したのは、安倍政権の歴史認識を批判し続ける韓国政府に対抗し、国際社会に「決着済み」とのメッセージを送る狙いがある、とある。
中段見出しに、被ばく牛、「金目」に抗議 浪江の20人 霞が関騒然 とある。20140621
記事には、東京電力福島第一原発事故に伴う除染土の中間貯蔵施設建設に絡み、石原伸晃(のぶてる)環境相が「最後は金目(かねめ)でしょ」と発言した問題で、福島県浪江町の農家らが二十日、被ばくした牛をトラックに載せ、東京・霞が関の環境省などで抗議行動をした、とある。
トップ左には、河野談話日韓で調整 検証結果公表 強制性裏付けせず と見える。20140621
記事には、政府は二十日、旧日本軍による従軍慰安婦への関与と強制性を認めた一九九三年の河野洋平官房長官談話の検証結果に関する報告書を公表した、とある。
W杯ブラジル大会には、日本決勝T厳しく と見える。20140621
【ブラジルW杯本社取材団】サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会第八日の十九日(日本時間二十日)、一次リーグC組の日本代表は第二戦でギリシャと対戦し0-0で引き分けた、とある。
中日春秋
2014年6月21日
小学校で授業を取材していて目を見開かされたことがある。授業の課題は、小さな虫を観察し、なるべく詳細に描くこと。先生のひと言に、舌を巻いた。「この虫と同じ大きさの小人になったつもりで見て、描きましょう」。観察するということの基本を教わった気がした
東京に続き名古屋などで上映される映画『みつばちの大地』は、蜂と同じ大きさの小人の視点で、その世界を見たドキュメンタリーだ。小型ヘリコプターや内視鏡を駆使して撮影した鮮烈な映像は、蜂と共に働き飛んでいる気分にさせてくれる
ミツバチは飛び回り、花を受粉させることで世界の農業生産高の三分の一を支えている。一匹の蜂が生涯で集める蜂蜜は小さじ一杯に満たぬほど。九百グラムの蜂蜜のために群れは地球を三周するほどの距離を飛ぶというから、あの甘さの何と貴いことか
だが、そんな蜂たちの現在の労働現場はまるでブラック企業だ。米国の工業化した農業で受粉を担う蜂は、自然の生理を無視した働き方を強いられ、薬漬けにされ、外来の感染病におびやかされ、次々と大量死している
コスト競争で大規模化を追求してきた米国の養蜂家は映画の中で「蜂を思いやり世話する養蜂の魂を失った。ミツバチとの絆を失ってしまった」と苦悩を打ち明ける
ミツバチの大きさになって世界を眺めれば、その歪(ゆが)みもまた大きく見える。
自民、集団安保も一転容認 武力行使範囲 際限なく 国連制裁に参加提起 中日新聞トップ記事、見出しである。20140621
リードには、武力で他国を守る集団的自衛権に関する与党協議で、自民党は二十日、国連決議に基づく集団安全保障への参加は認められるとの憲法解釈を示した、とある。
記事の中見出しには、「慰安婦決着済み」強調 と見える。記事には、政府が河野談話を検証したのは、安倍政権の歴史認識を批判し続ける韓国政府に対抗し、国際社会に「決着済み」とのメッセージを送る狙いがある、とある。
中段見出しに、被ばく牛、「金目」に抗議 浪江の20人 霞が関騒然 とある。20140621
記事には、東京電力福島第一原発事故に伴う除染土の中間貯蔵施設建設に絡み、石原伸晃(のぶてる)環境相が「最後は金目(かねめ)でしょ」と発言した問題で、福島県浪江町の農家らが二十日、被ばくした牛をトラックに載せ、東京・霞が関の環境省などで抗議行動をした、とある。
トップ左には、河野談話日韓で調整 検証結果公表 強制性裏付けせず と見える。20140621
記事には、政府は二十日、旧日本軍による従軍慰安婦への関与と強制性を認めた一九九三年の河野洋平官房長官談話の検証結果に関する報告書を公表した、とある。
W杯ブラジル大会には、日本決勝T厳しく と見える。20140621
【ブラジルW杯本社取材団】サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会第八日の十九日(日本時間二十日)、一次リーグC組の日本代表は第二戦でギリシャと対戦し0-0で引き分けた、とある。
中日春秋
2014年6月21日
小学校で授業を取材していて目を見開かされたことがある。授業の課題は、小さな虫を観察し、なるべく詳細に描くこと。先生のひと言に、舌を巻いた。「この虫と同じ大きさの小人になったつもりで見て、描きましょう」。観察するということの基本を教わった気がした
東京に続き名古屋などで上映される映画『みつばちの大地』は、蜂と同じ大きさの小人の視点で、その世界を見たドキュメンタリーだ。小型ヘリコプターや内視鏡を駆使して撮影した鮮烈な映像は、蜂と共に働き飛んでいる気分にさせてくれる
ミツバチは飛び回り、花を受粉させることで世界の農業生産高の三分の一を支えている。一匹の蜂が生涯で集める蜂蜜は小さじ一杯に満たぬほど。九百グラムの蜂蜜のために群れは地球を三周するほどの距離を飛ぶというから、あの甘さの何と貴いことか
だが、そんな蜂たちの現在の労働現場はまるでブラック企業だ。米国の工業化した農業で受粉を担う蜂は、自然の生理を無視した働き方を強いられ、薬漬けにされ、外来の感染病におびやかされ、次々と大量死している
コスト競争で大規模化を追求してきた米国の養蜂家は映画の中で「蜂を思いやり世話する養蜂の魂を失った。ミツバチとの絆を失ってしまった」と苦悩を打ち明ける
ミツバチの大きさになって世界を眺めれば、その歪(ゆが)みもまた大きく見える。