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体用

2024-09-02 | まさごと



0903 活用するから用言という、と、坂倉文法、これはジュニアの方で見る、は日本文法の話で言い放った、と、見たり聞いたりはどこか、どこかに定義しているだろうかと探して、それなら体言は活用しないからか、さらに動かぬ体を表すというのかと、1960年代のころ、あれこれをめぐらすことであった。体用の別をあるかなきかに言うのはこの語を説明する、その根拠が見出しがたいからである。松下文法はそれを説明するところはあるので、このほかには見られない、その解説を文法学説そのものが特異であると受け入れがたいことでもあったか、それを引用するまでもなく、タイユウと読む体用の通説があった。最近の解説は日本語学を冠して国語学から通用してますます聞こえが良い。


 





体言・用言の項
>学校文法を含め、現代日本語文法理論で広く使われている
>日本語学史においては、江戸時代の国学から使われており、賀茂真淵『語意考』[1]、契沖『和字正濫鈔』[1]、本居春庭『詞八衢』[2]、鈴木朖『言語四種論』[6]、東条義門『玉緒繰分』[6]、幕末の権田直助『語学自在』[6]などで使われている。
 ウイキペディアより
なお、体用の項に、仏教学では呉音により「たいゆう」と読む、と注釈する。

ついて検索をして次のサイトがあったので、そこから引用する。

>体・用などと持ち出すと、場違いに大げさに感じられるか、あるいは古くさい話のように思われるかもしれません。ところがそうでもなくて、日本語の文法で*体言たいげん・用言ようげんというのと感覚はまったくいっしょです。日本語の文法など興味のない人の方が多いでしょうが、日本語を使っている時点ですでにそういうとらえ方をしているということです。さらに、体言・用言は日本語独自の言語現象というわけではなくて、基本的にはそのまま英語やサンスクリット語など他の言語にも持ち込めます。つまり、*言語活動そのものにそなわった特性なのです。
* 体言とは「独立語で、活用をせず、文の主語となり得るもの」を言い、名詞を主とする。用言は「独立して述語となることができ、語尾の活用するもの」で動詞・形容詞を指す。なお、用の読み「ヨウ(漢音)」「ユウ(呉音)」は時代の違いで意味の違いを反映したものではない。仏教では慣例的に「ユウ」と読むが、「ヨウ」と読んでもらっても問題はない。
  http://www.yamadera.info/jushoku/inochi5.htm#mikata
  いのちの見方  (山寺 浄土真宗本願寺派 長久寺)



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