文字を言葉ととらえた。
もじ、すなわち漢字は、中国の文字である。
それを、もんじ と言った。
もじ、もんじ、この違いは、文字と書かれることによって読みわけをすることもなかったので、もじ と言っている。
漢字は中国の言葉であったが、それを取り入れて学び、ことばとして文字に表わすときに、字音を借りて漢字発音を日本語発音にして、漢字音として読み、その一方で、字音を日本語発音の部分に利用して、漢字音を省略する方法で、中国語発音を脱落させて、日本語発音を強調して用いることを始めた。
字音を借りて漢字借用は音読みで字音語となり、訓読みで日本語読みとなった。
訓読みは、その読みが定着するまでに長い時間を経過することになる。
借音という方法で仮り字をすることになるので、かりのな、かな という。
漢字を真字とすれば、仮字である。
これを、日本語読みして、まな、かな、字を、な ととらえたのである。
そして、真名、仮名という表記になった。
かなは、それだけで、漢字音の借用による音表記であるが、日本語発音の意識における音節になった。
中国語発音を音節としてそのままに、仮名文字発音にするのではなくて、日本語発音の母音を捉えたものになる。
変体仮名と、あとから呼ばれるようになる仮名文字に、
ウイキペディアにより、
>平仮名の字体のうち、1900年(明治33年)の小学校令施行規則改正以降の学校教育で用いられていないものの総称である。平仮名の字体の統一が進んだ結果、現在の日本では、変体仮名は看板や書道など限定的な場面でしかいない。異体仮名(いたいがな)とも呼ばれる。
という、その文字の一覧を、見ることができる。
また、仮名文字を入力すると、変体仮名に変換することができる、次のサイトがある。
http://www.benricho.org/kana/a.html
ア行
>(字形を省略)
あ
阿 安 安 愛 愛 悪
「奔行かな」
「いろは三體帖・いろは三体帳」新岡久頼著(明治43年・1910年)
阿 安 安
「かな変体帖 : 仮名書自在」椎名克堂 編・書(大正2年・1913年)
※参考「戸籍での解読のために例示されている変体仮名」(2013年・平成25年現在)
阿 安 安 愛 愛
http://www.benricho.org/kana/all-ichiran.html
一覧
変換しているのは、次のサイトによる。
【みんなの知識 ちょっと便利帳】変体仮名(へんたいがな)- 古 ...
www.benricho.org/kana/
変体仮名(へんたいがな)の一覧です。古文書解読の一助にも。異体仮名(いたいがな)とも呼ばれます。文献の引用や変体仮名変換ツールもあります。平仮名の旧字体などと言う方もいらっしゃいますが、平仮名に旧字体という言い方はありません。『みんなの ...
ウイキペディアによる。
主な変体仮名の字母
> (画像省略)
あ行
あ: 安、阿、惡、愛
い: (以)、伊、移、意
う: 宇、有、乎、雲、憂
え: 衣、盈、要
お:(於)
か行
か: (可)、閑、我、駕、賀、家
き: (起)、支、木、喜
く: 久、具、九、求、倶
け: 介(或は个)、希、遣、氣
こ: (古)、許、故、期
さ行
さ: 佐、散、斜、乍、作、沙
し: (志)、新、四、事
す: (春)、須、數、壽
せ: 世、勢、聲
そ: (楚)、所、處、蘇
た行
た: (多)、(多)、堂、當
ち: 地、千、遲
つ: 徒、都、津
て: (帝)、氐、轉、傅、亭、低
と: 止、(登)、東、度
な行
な: (奈)、那、難、名、南
に: 爾、尓、耳、二、兒、丹
ぬ: 奴、努、怒
ね: 子、年、熱、祢
の:(能)、乃、農、濃
は行
は: (者)、八、盤、半、葉、頗
ひ: 比、飛、悲、日、非、避、火
ふ: 婦、布、風、不
へ: 遍、邊、弊、倍
ほ: 本、奉、寶
ま行
ま: 万、滿、萬
み: 見、三、身、微
む: 無、无、舞、牟
め: 免、面、馬
も: 裳、无、母、茂、蒙
や行
や: 夜、耶、屋
(以) →や行い
ゆ: (由)、遊
(江)→や行え
よ: 夜、餘、余
ら行
ら: 良、羅
り: 里、梨、李、理
る: 流、類、累、ル
れ: (連)、麗、料
ろ: (路)、露、樓、婁
わ行
わ: (王)、〇
ゐ: 井、遺
(宇) →わ行う
ゑ: 衛
を: 乎、
(越)
ん
(呉)
もじ、すなわち漢字は、中国の文字である。
それを、もんじ と言った。
もじ、もんじ、この違いは、文字と書かれることによって読みわけをすることもなかったので、もじ と言っている。
漢字は中国の言葉であったが、それを取り入れて学び、ことばとして文字に表わすときに、字音を借りて漢字発音を日本語発音にして、漢字音として読み、その一方で、字音を日本語発音の部分に利用して、漢字音を省略する方法で、中国語発音を脱落させて、日本語発音を強調して用いることを始めた。
字音を借りて漢字借用は音読みで字音語となり、訓読みで日本語読みとなった。
訓読みは、その読みが定着するまでに長い時間を経過することになる。
借音という方法で仮り字をすることになるので、かりのな、かな という。
漢字を真字とすれば、仮字である。
これを、日本語読みして、まな、かな、字を、な ととらえたのである。
そして、真名、仮名という表記になった。
かなは、それだけで、漢字音の借用による音表記であるが、日本語発音の意識における音節になった。
中国語発音を音節としてそのままに、仮名文字発音にするのではなくて、日本語発音の母音を捉えたものになる。
変体仮名と、あとから呼ばれるようになる仮名文字に、
ウイキペディアにより、
>平仮名の字体のうち、1900年(明治33年)の小学校令施行規則改正以降の学校教育で用いられていないものの総称である。平仮名の字体の統一が進んだ結果、現在の日本では、変体仮名は看板や書道など限定的な場面でしかいない。異体仮名(いたいがな)とも呼ばれる。
という、その文字の一覧を、見ることができる。
また、仮名文字を入力すると、変体仮名に変換することができる、次のサイトがある。
http://www.benricho.org/kana/a.html
ア行
>(字形を省略)
あ
阿 安 安 愛 愛 悪
「奔行かな」
「いろは三體帖・いろは三体帳」新岡久頼著(明治43年・1910年)
阿 安 安
「かな変体帖 : 仮名書自在」椎名克堂 編・書(大正2年・1913年)
※参考「戸籍での解読のために例示されている変体仮名」(2013年・平成25年現在)
阿 安 安 愛 愛
http://www.benricho.org/kana/all-ichiran.html
一覧
変換しているのは、次のサイトによる。
【みんなの知識 ちょっと便利帳】変体仮名(へんたいがな)- 古 ...
www.benricho.org/kana/
変体仮名(へんたいがな)の一覧です。古文書解読の一助にも。異体仮名(いたいがな)とも呼ばれます。文献の引用や変体仮名変換ツールもあります。平仮名の旧字体などと言う方もいらっしゃいますが、平仮名に旧字体という言い方はありません。『みんなの ...
ウイキペディアによる。
主な変体仮名の字母
> (画像省略)
あ行
あ: 安、阿、惡、愛
い: (以)、伊、移、意
う: 宇、有、乎、雲、憂
え: 衣、盈、要
お:(於)
か行
か: (可)、閑、我、駕、賀、家
き: (起)、支、木、喜
く: 久、具、九、求、倶
け: 介(或は个)、希、遣、氣
こ: (古)、許、故、期
さ行
さ: 佐、散、斜、乍、作、沙
し: (志)、新、四、事
す: (春)、須、數、壽
せ: 世、勢、聲
そ: (楚)、所、處、蘇
た行
た: (多)、(多)、堂、當
ち: 地、千、遲
つ: 徒、都、津
て: (帝)、氐、轉、傅、亭、低
と: 止、(登)、東、度
な行
な: (奈)、那、難、名、南
に: 爾、尓、耳、二、兒、丹
ぬ: 奴、努、怒
ね: 子、年、熱、祢
の:(能)、乃、農、濃
は行
は: (者)、八、盤、半、葉、頗
ひ: 比、飛、悲、日、非、避、火
ふ: 婦、布、風、不
へ: 遍、邊、弊、倍
ほ: 本、奉、寶
ま行
ま: 万、滿、萬
み: 見、三、身、微
む: 無、无、舞、牟
め: 免、面、馬
も: 裳、无、母、茂、蒙
や行
や: 夜、耶、屋
(以) →や行い
ゆ: (由)、遊
(江)→や行え
よ: 夜、餘、余
ら行
ら: 良、羅
り: 里、梨、李、理
る: 流、類、累、ル
れ: (連)、麗、料
ろ: (路)、露、樓、婁
わ行
わ: (王)、〇
ゐ: 井、遺
(宇) →わ行う
ゑ: 衛
を: 乎、
(越)
ん
(呉)