大臣がスピーチで行った発言で辞職した。政権にとっての選挙前の言動から事実上の更迭であるとの報道である。忖度発言で副大臣が辞任して、復興以上に議員が云々という発言で、これは五輪担当の大臣としての、就任当初からの答弁のことにおよんで何かしら欠落した感覚で大臣の任務に不適とされてしまったようなことである。首相の任命責任になる事態である。新元号、新札デザインの発行と続けて、吉祥にも不祥の事にも、時代に移り変わりを感じさせる出来事である。 . . . 本文を読む
なんちゃって和食 とんでも和食、和食もどき、と語を連想させてみる。なんちゃっておじさん、というのは、聞いたことがあるようである。その言葉遣いでヒトをけむに巻いていたような話し方のことだそうである。其の連体修飾の用法が、辞書に上がって、なんちゃって丼のレシピまでテレビ放送で紹介するかと思えば、その一方でこれは死語であると、その昭和の時代の言葉とともに示していたりする。そのものが何らかの流行で、それらしくもなしと人々の関心を引くように使われてきているから、それは死語にならない。枌尾終わりにつけた用法が、単語の頭にかぶせることで、まだ使われているようである。 . . . 本文を読む