現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

音韻が同じになるとは

2019-04-26 | 日本語音韻
発音は異なるが同じ音になる、というのは、説明にならない。発音では同じというのは、音声として分析されて、個々の音となるものが、同一の音とみなされるものである。しかし、発音が異なるとそれは言葉の違いになるということであるのは、わたしたちは音声による違いで言葉の意味を捉えているからである。そこに、発音が同じでない、発音は異なるが、音韻では同じになるという分析が行われると、それはどういうことだろうかと、音声という概念と、音韻という概念のことをあらためて、議論することになる。言葉についてみれば、発声して音声が伝達されてそこで話し手と聞き手とガやり取りをすれば音声、音韻ともに実現することである。ともに同じ発音をしていると思っているところで、同じ音声に聞こえてやり取りが成り立つのは、その言葉の内容がともに理解できるからである。もし、発音が違って聞こえれば、その発音で伝えようとする言葉の意味が相手にとって別のものになってしまうと、コトバが機能しないことになるか、別のことを言っているというのでなくて意味が伝わらないから、わからない。言語学習の段階でふつうに起こることである。音声が同じで音韻が違うというのは、発声は個人によって微妙な違いを起こしていても、音韻の発音でもって意味の伝達を行っているということであることがわかる。 . . . 本文を読む

音韻特徴

2019-04-26 | 日本語音韻
ひとつの言語内で、これは日本語のことで、音韻が体系をなす、世代で受け継がれる、有限個である、意味の区別に抽出される、音素を最小単位とする、地域の言語ごとによる、抽象された音声である、脳内に発音をしている、異音を持つ、単語によって現れる、というふうになる。国語の音韻として、日本語音韻に当てはめてみると、意味の識別に弁別する発音は、国語音韻でとらえるのは音節である。仮名文字であらわす発音が弁別的特徴となる。音素と、音節と、さらには語のレベルで音韻が働く言語があるようである。 . . . 本文を読む