読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

近頃の家族は

2010-10-28 09:08:09 | 新聞
今月は国勢調査が行われた。5年に一度の日本に住む人の全てが対象になる調査である。
国勢調査のレベル程ではないが、先日興味の有る調査が発表された。「イマドキ家族研究所」と言うものが有って、それが最近全国の1万人に対する家族のアンケート調査を行った。この調査は大きく変化する社会の中で、特に家族の対する意識や行動がどのように変化したかを調べるために作られたものだ。
そこで父親の子育てに対する行動に大きな変化が見られたと言う。
20代の若い「イマドキ家族」では、父親の30%が「積極的に子育てをしている」と答え、「人並みにはしている」の36%と合わせると、その多くの父親たちは現在子育てをしているというのである。60代の人が上記二つのグループを合わせたものが40%程度であることを考えれば、その差は明らかである。
結果言えることは、子育てする男性は現在においては決して珍しい、そして特別なものではなく、「当たり前」の存在になっているとう事である。
また「家族で過ごす最も大切な行事」を尋ねたところ、「お正月」が60代は73%に対して、20代は35%にとどまっています。反対に「子どもの誕生日」は60代11%に対して、20代は49%になっている。
イマドキ家族はお正月より、圧倒的に子どもの誕生日を重視していると言う結果も興味が有る。