あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

最後の逃亡者逮捕に思う

2012-06-17 22:23:12 | Weblog
 6月18日(月)
 オオム真理教の全国指名手配の最後の逃亡者が捕まった。6月3日に菊地直子容疑者が逮捕され、彼女の自供に基づいて高橋克也逃亡者の身辺が明らかになった。昨年暮れの平田容疑者の供述でこのこの3人の逃亡者についての情報網が狭められていった。
。麻原をはじめ10数人の死刑が確定しているが、いまだ死刑執行された受刑者は一人もいない。
3人の証言によって、死刑執行されるか否かが最終的に決まるのだろう。3人の取り調べや裁判がこれから行われるのであるが、嘘を言わず本当のことをを喋ってもらいたい。
日曜日の午後1時半から読売テレビで「なんでも言って委員会」という番組があるが、昨日の番組に上祐ひかりの輪の代表が出演していた。彼はオウム真理教の当時広報部長を務めていた。度々、テレビに出演していた。今は大阪でひかりの輪という宗教団体を創設して布教活動を行っている。
司会者の辛抱氏が「麻原はなぜこのような集団をつくったのか。」と上祐氏に聞いたところ、麻原からは詳しく聞いていないが「小さい時の障害者・貧困者に対する国・地方公共団体の態度や施策が貧弱で、日本の世の中を非常に憎んでいたようだ。」と述べていたのが印象的だあった。
 菊地も高橋も17年前の写真と今の人相は全然違っていた。特に、菊地の容姿は普通のおばさんである。高橋にしても菊地の証言から最近の似顔絵を作ったので逃亡者確保に至った。昔の手配写真であればなお解らなかったであろう。それより矢張りビデオカメラの効用は大きい。最近はビデオカメラがあらゆる公共施設に設置されているので、逃走の範囲は狭められてくる。今回の高橋逃亡者の逃走範囲は駅にして2駅であった。これからの捜査はビデオカメラとDNA判定に集約されることと思う。
オウム真理教自体は解体されたがその流れをくむアレフやひかりの輪はオウムから分裂してそれぞれ活動している。2度とオウムのような団体が現れないように社会全体監視でしていかねばならない。

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