あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

菅内閣誕生

2010-06-06 19:15:39 | Weblog
 6月6日(日)
 菅内閣が誕生した。
 4日の衆参両議院で第94代の内閣総理大臣に指名された。
 鳩山・小沢ラインから菅・枝野ラインとなった。最終的な党役員人事や組閣は8日までに 行い8日中に天皇による任命となる。はじめ、小沢氏は4日中に党役員人事・組閣を終え 任命まで修了との指示を出していたが、菅総理が拒否し、時間を置くことになったらし  い。ここにも、小沢色を払拭したかったのが伺える。
 「小沢さんに少し静かにしてもらいたい。そのことが小沢さんにとっても、民主党にとっ ても、日本にとってもいいことではないか。」と述べたことについて小沢氏はどう思って いるのだろうか。4日の夜の小沢グループの会合で小沢さんは9月の民主党代表選挙を焦 点にあてているような発言をしている。
 菅代表は就任挨拶でノーサイドといった。テレビを見ていて彼の言葉は本心だと思うが、 色々な考えを持っている民主党の議員達はどう解釈したのだろうか。そのあとのもれ伝え られる情報では官房長官に小沢氏と一線を引いている仙石氏をあて、幹事長には菅氏の側
 近からも反対されている反小沢の急先鋒枝野氏をあてるそうである。親小沢の山岡国対委
 員長も代わるそうである。
 相手であった樽床氏も善戦した。知名度が全然無いゆえに前回の郵政選挙では落選してい
 る。大阪の人間でもあまり知られていないが、選挙区に行くとあちらこちらにポスターが 張ってある。政治に関心を持っている大阪人であれば知っている人が多い。小生には地味
 な感じがする政治家だと思っていた。国立大阪大学を出て、松下政経塾で政治を学んだ。
 選挙には負けたが、立派な立候補表明だったと思う。民主党は一丸とならなければならな
 いと訴えた。菅さんより迫力があった。
 菅さんのノーサイドと樽床さんの民主党の団結。これが実行されれば民主党はうまくいく
 のだと思うが、議員の中には策士が一杯いるのでなかなかそのようにはいかないだろう。
 しかし、いってもらって初めて国民に繋がる政治が出来るのである。
 それにしても自民党はその任務が終わったような気がする。鳩山さんの方が参議院選挙が 戦いやすいといいながら何の対策も講じない。早い機会に内閣不信任案を提出したら良か
 ったのに。不信任案が否決されれば鳩山内閣は存続する。そうして選挙に突入すれば1
 0%台に落ちた内閣支持率では民主党の票はかなり落ちたと思う。自民党は本当に老獪な 先を見れる政治家が少なくなった。
 今週は菅内閣の顔ぶれが揃う。とりあえず期待をしよう。


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