これ、永保寺の鬼瓦。
お寺は悪霊が寄り憑くのを避ける「厄除け」として、
鬼瓦が普通だと思っていたけど、
西本願寺で
こんな瓦に遭遇。
棟の端を隠し、、雨が入るのを防ぐなどの役割があるのだけど、
最初は鴟尾と呼ばれる瓦が使われていたそう。
飛鳥時代の588年に百済から瓦職人が渡来して、
飛鳥寺を建てたと日本書紀に残っているそう。
その飛鳥寺飛鳥大仏の屋根は鴟尾ではないけど、
当時は、
ウィキペディアの復元図によると、ちゃんと鴟尾が。
写真は薬師寺と唐招提寺。
鴟尾はその後、鯱や鬼瓦等に発展し、
単に端を隠すだけでなく装飾用として使われるようになったのだそう。
西本願寺のような瓦は獅子口と言うのだそう。
何故そう呼ばれるようになったかは今のところ明確には分かっていないのだそう。
獅子口の特徴は桧皮葺きや杮葺きの屋根の重しとして作られ、
そのため、獅子口は数枚の瓦が組み合わさってでき、
3トンもある物もあるのだとか。。
御所の重要建物には、この獅子口が使われていて、
獅子口のことを、「御所瓦」とか「御所棟鬼板」、「紫宸口」と言ったりするそう。
専修寺17年に一度
秋篠寺
善水寺湖南三山
永昌寺島崎家の菩提寺
屋根、いろいろ個性があって面白い!
寺巡りが楽しくなってきた。
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