飛鳥大仏

明日香村には何回か来てるのに、
何故だか、飛鳥寺には行ってない。

この飛鳥寺、日本最初の寺院で
588年に創建されたらしい。


創建当時の伽藍

何度かの火災や落雷によって失われ、
現在の寺は江戸時代後期に再建されたものという。






裏門から

しかし、この寺の講堂の釈迦如来は
日本最古の仏像で、
と言っても、この像も何度かの火災にあって
大幅に修復され、当初のものは
頬から額にかけてと、左耳、右手に指3本だけだそう。





しかし、1400年もの間、ずっと同じ位置に
座っていらっしゃるのだそうです。
すごいね、1400年も前から・・・・・おそらくこの先も。

やんじぃさんのブログに
http://ameblo.jp/perspex-island/entry-10914381034.html

「仏像と向かい合っている僕。
あと数十年で確実にこの世からいなくなっている。
その無常感。
そんなこと考えていると、何が何やら判らない感情で胸が一杯に。」と

ほとんどの仏像が
見る者と一線を画して、近寄り難く感じるけど、
この飛鳥大仏は日本最古のとても貴重な仏像なのに、
見る者と隔たりなく、親しみを感じる。
優しい微笑を浮かべて、
一切の衆生を「大丈夫だよ」と見守ってくれているよう。