病で仮死状態になった徳道上人が
夢の中に現れた閻魔大王から
「世に苦しみ悩む人々を救うため、三十三か所の観音霊場をつくり、
参拝を広めよ」と言われ、起請文と33の宝印を授かり、
仮死状態から復活した。
養老2(718)年に西国三十三所の
巡礼を始めたが普及がかなわず、
この中山寺の石窟に宝印を納めて、機が熟するのを待った。
巡礼を復活させたのが花山法皇で、
宝印を掘り起こし、巡礼を復活させた。
中山寺は西国巡礼再興の舞台となった。
豊臣秀吉が子授けを祈願し、秀頼を授かったり、
幕末には中山一位局が安産の腹帯を授かって、
明治天皇を無事平産されたことから、
安産祈願の寺としても有名。
境内には妊婦さんのためにエスカレーターがある。
お寺にエスカレーターなんて初めて。
道路が凍結して、花山院行けなかった遥拝ので、
朱印帳は添乗員さんに預けてあり、朱印は後ほどに。
名 称 中山寺(西国三十三第24番)
山 号 紫雲山
宗 派 真言宗中山寺派(大本山)
本 尊 十一面観世音菩薩
創 年 593~628年推古天皇時代(飛鳥時代)
開 基 聖徳太子
所在地 兵庫県宝塚市
巡礼日 H30(2018) 1.27