らいふ

日々の想いと暮らしの足跡。

映画「ラストレター」

2020-01-21 16:24:52 | 観たもの聴いたもの読んだもの


白黒写真ではありません。
雪景色です。
映画を見に行った帰りに撮りました。

ほんとは話題の映画「パラサイト半地下の家族」を見るはずが、行く映画館を間違えてしまい、そこでは上映していませんでした。
あちゃ~やってしまった・・・
がっかりしましたが、チケット売り場の人から「福山さんとかすずちゃんのラストレターなんかどうですか?」と言われたのでそれを見てきました。
映画を見るのは2年ぶりくらいかな。
岩井俊二監督脚本の映画で中山美穂の「ラブレター」の世界に似ていました。
タイトルも「ラストレター」だし。
仙台を舞台に高校時代の忘れられない初恋をテーマにした穏やかでじわじわくる、いい映画でした。
久しぶりに泣けたな~

映画館を間違って良かったかもしれません。
誰かに手紙を書きたくなるような映画でした。

一緒に観た夫が「いや~福山雅治の演技がうまくてそれにびっくりした~」 「歌手とは思えないな~」と言います。
「福山雅治は大河の主役もやった俳優で、歌える俳優だよ!」
「あ、そうか」
そんな感じで帰ってきました。



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入居者の破壊力

2020-01-20 16:50:34 | 仕事
大寒というのに日中はまばゆい陽の光が差し込んだ今日。
世紀末かと思うほどの雪の少なさ。
そのうちドカンと音がするくらい降るのかな。

また入居者ネタです。

入居者に神経難病の男性Kさんという方がいます。
うまく体を動かせないし、無表情でめったに言葉も発しないのですが、たまに発する言葉や表情の破壊力がすごいのです。

新聞のチラシに九星気学の縁起物の財布が載っていて、そのチラシをずっと見ているので、「私、八白土星なんですよ。Kさんは?」 と聞いたら、満面の笑みで 「いぬ」 と言いました。
そのときの可笑しさは伝わらないと思いますが、思い出すたび笑えます。

またある日は
ホールでいつも隣り合わせになる97歳のほぼ寝たきりのAさんがひとしきり話してから急に寝てしまいました。
「あ~あ、電池切れちゃったね」と職員が言ったら、そのKさんが何かしきりに小声で言っています。
耳をそばだてると、「電気屋を呼べ・・・」と言ってました。
この可笑しさも伝わらないですよね、きっと。



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5年日記を始めて

2020-01-19 05:59:20 | 日記
1月も後半になり月日が過ぎるのがほんとに早い。

始めて間もない5年日記を読み返してみました。

何もなく過ぎたような気がしたけど、毎日何かがあったことに気づきます。

日記のコツは「記憶よりも記録」だそうで。

天気やニュース、何を買ったとか見たテレビ、なにを食べたとか、そんなことを記録しておくだけでも「へ~」と思います。

書くスペースが少ないかと思ったら意外にたくさん書けるし、たまにへたなイラストも書けます。

職場の入居者のほとんどは認知症の方なのですが、90をゆうに過ぎてもしっかりしている人もいます。

そういう方は皆さん、本を読んだり日記を書いたり手を動かしたりしています。

ま、しっかりしているからできるとも言えるのかもしれないけど、書いたり読んだり創作することはいいことだと思う。

先日、94歳の方から「私、勉強が大好きなの。これ一晩で読んでおもしろかった。読んでみないか?」と本を勧められ本をかりました。

芭蕉の俳句が織り交ぜられたサスペンスでした。

何かを楽しんでいられる、こういうおばあちゃんを目指して日記を書いていこうと思います。


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炊飯器を買う

2020-01-15 19:52:40 | 料理・家事
念願の圧力IH炊飯器を買いました。

3万円台で買えましたが、我が家にしたら贅沢な買い物です。

タイガー「炊きたて」

3.5合炊きなので釜がちっこいけど重い!

写真なしですが。

やっぱりご飯が美味しいです。

ヤバイです・・・。
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「つづく」の皆川明さん

2020-01-13 10:44:26 | 観たもの聴いたもの読んだもの


洋服の森


洋服のブランド、ミナ・ペルホネンのデザイナー皆川明さん。

今、東京都現代美術館で「つづく」をテーマに作品が展示されているそうです。
昨日の夜のTV日曜美術館でやっていました。
洋服はお高いので買えませんが手帳カバーを愛用しています。


数年前に偶然見た「プロフェッショナル仕事の流儀」ではじめて皆川明さんを知り、ものすごく感動しました。
そして、ほぼ日の手帳カバーを選ぶとき何日も考えて「やっぱりこれっ!」と決めたのが皆川さんのデザインだったことを知り、縁というものを感じたしだいです。

皆川さんは陸上選手でケガで道を断たれ、あてもなく海外に行き、そこで知り合った友人から頼まれたバイトがパリコレの手伝いだったそうです。
そこで、洋服の世界で生きていこうと決め、夜間の服飾専門学校で学ぶのですが不器用で人の何倍も苦労したそうです。
魚市場で生活費を稼ぎながらこつこつと洋服づくりを続け、やがて成功していくわけですが、「プロフェッショナル仕事の流儀」で感動したところは父親への思いを吐露したところでした。
中卒でずっと同じ会社で定年まで黙々と働いた父への感謝と尊敬を語り涙する皆川さん。
「つまらないとか、楽しいとかそういうことではなく、やり続けるということ、一貫するということを父が教えてくれた」と。
まさに現代美術館で行われている展示のテーマが「つづく」です。
本当に一貫しているのだなと思いました。

不思議でなつかしくあたたかい世界に引き込まれるような皆川さんのデザイン。
友人と東京見物?に行ったときに、南青山のミナのお店をのぞいてみましたが、ほんとに素敵な空間でした。年配の店員さんとのおしゃべりも楽しかったです。
また、行きたいね~
できれば、ひとつ買い求めて身近に感じていたいものです。

それにしても、風貌や淡々と語るところが小田和正さんとか桑田真澄さんに似てますね。

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