2年ぶりに地元のアマチュア吹奏楽団の演奏会に行ってきました。
久しぶりに吹奏楽の音を聴くと、必ずと言っていいほど涙が出てきます。
本屋に行くとトイレに行きたくなる確率と同じくらい高い。
何なんだろう?
たぶんオーケストラではこうはならない。
クラリネットやトランペットやパーカッションが生き生きとグイグイと迫ってくるあの感じ。
音の振動がブルブルと伝わり、スマホのバイブかと思うほど。
もし脳細胞に、何かのきっかけで目覚める「思い出細胞」があるとしましょう。
私にとって、たぶん吹奏楽は思い出細胞のトリガーの一つなんだと思います。
ぶわーッと懐かしさが押し寄せてくる。
そういうトリガーになる、音や匂いや風景ってありますよね。
人生の節目の象徴のような人もいて、「どうしてるのかな~あの人」ってふと思ったりする。
人生を象ってきた大切な経験や出会い。
今日も49年前の高校時代に吹奏楽を共にした友人と一緒に聴きました。
ずい分時が経ちましたが、健康でまた吹奏楽を聴けること、ほんとにありがたいことです。