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河川調査

2016-09-07 22:55:00 | 河川活動と予定
「河川調査」:上・中・下流3定点を3か月毎に 環境・底生生物等を調べ、記録しています。今回は男性5名・女性2名の参加でした。
台風9・11・10号が相次いで通過して間もないため、多少の増水が残っていました。今までの増水後の調査では 特に底生生物の内、水生昆虫などがほとんど採捕できません。反面、魚類は一旦 流れの弱いところに避難する為か、あまり影響がないように思います。
気温・水温・㏗・電気伝導度の外 大腸菌試験紙に1ccの水を染ませて 一晩、体の下に敷いて(体温約36~7℃)培養?・・・翌朝 発点の数を数えます。
魚類の内、「カジカ」については すべて1尾づつ「ようこそ」で 解説している「肥満度:BMI」を計算します。

上流定点:渓流の入口(林道入り口直下)・・・これより上流には人家などなし。小田急渋沢駅から徒歩で1時間弱、市街地から約20分の場所で川の水が飲める(下段「大腸菌試験紙結果」参照)「四十八瀬川」の知名度・・・秦野市内でもあまり高くありません。 


中流定点:里川状態・・・田んぼへの取水や護岸の土手は散歩道


下流定点:四十八瀬川の最下流・・・本流への合流直上


かなりの増水後でも 必ず採捕できる「カジカ」・・・1尾づつ、体調・体重を現場で測定後、放流します。


水生昆虫(カゲロウの幼生・ヤゴ(トンボの幼生)・サワガニ等・・・増水後で採捕極少。
小さく、かわいい魚は 今年の春 生まれた「カジカ」3~4cm 


大腸菌試験紙結果
※下流定点本流の結果「大腸菌群146個」
※上流定点の結果「9個」;9月・12月の調査では 渓流の奥「県民の森」など人が出入りするため発点が多く(10個以内ですが)なります。3月・6月は0~3個しか発点がなく、そのまま飲んでも全く問題ないきれいな水です。