牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

普通の人で世界は変わる

2017-01-21 18:09:03 | Weblog
使徒の働き4:13 彼らはペテロとヨハネとの大胆さを見、またふたりが無学な、普通の人であるのを知って驚いたが、ふたりがイエスとともにいたのだ、ということがわかって来た。
2000年前の世界でも、知識階級にとっては、無学な普通の人は、人間扱いされないような階級でした。
パリサイ人や祭司階級=サドカイ人にとっては、ナザレの大工の子イエスや、ガリラヤの漁師たちが、エルサレムで引き起した、十字架に付けられたイエスが、3日目の朝に復活したというニュースほど衝撃を与えました。
自分たちの扇動によって、十字架に付けよと叫んだ群衆が、あれは間違いだった。イエスこそ聖書の約束されたメシアだった。その怒りが自分たちに向けられ、知識階級の身分も地位もなくなるかも知れない恐怖。
ガリラヤの漁師たちの教えを聞いて、何と大勢信じ、男の数だけで5000人にもなりました。
使徒の働きには、そのことが記録されています。
彼らが民に話していると、祭司たち、宮の守衛長、またサドカイ人たちがやって来たが、彼らは、ペテロとヨハネが民を教え、イエスのことを例にあげて死者の復活を宣べ伝えているのに、困り果て、彼らに手をかけて捕えた。そして翌日まで留置することにした。すでに夕方だったからである。 しかし、みことばを聞いた人々が大ぜい信じ、男の数が五千人ほどになった。
翌日、民の指導者、長老、学者たちは、エルサレムに集まった。大祭司アンナス、カヤパ、ヨハネ、アレキサンデル、そのほか大祭司の一族もみな出席した。彼らは使徒たちを真中に立たせて、「あなたがたは何の権威によって、また、だれの名によってこんなことをしたのか。」と尋問しだした。
そのとき、ペテロは聖霊に満たされて、彼らに言った。「民の指導者たち、ならびに長老の方々。私たちがきょう取り調べられているのが、病人に行なった良いわざについてであり、その人が何によっていやされたか、ということのためであるなら、皆さんも、またイスラエルのすべての人々も、よく知ってください。この人が直って、あなたがたの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけ、神が死者の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの御名によるのです。『あなたがた家を建てる者たちに捨てられた石が、礎の石となった。』というのはこの方のことです。
この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」
彼らはペテロとヨハネとの大胆さを見、またふたりが無学な、普通の人であるのを知って驚いたが、ふたりがイエスとともにいたのだ、ということがわかって来た。そればかりでなく、いやされた人がふたりといっしょに立っているのを見ては、返すことばもなかった。
彼らはふたりに議会から退場するように命じ、そして互いに協議した。彼らは言った。「あの人たちをどうしよう。あの人たちによって著しいしるしが行なわれたことは、エルサレムの住民全部に知れ渡っているから、われわれはそれを否定できない。
無学の普通の人によって、世界の歴史は変えられ、キリスト教は世界最大の宗教人口を持ち、今日もまた世界中で、アーメン信じますと、バプテスマを受けクリスチャンとなる人々が、増え続けています。日本人が偶像礼拝を捨てて、十字架に死に墓に葬られ、3日目の朝に復活したイエス・キリストを礼拝するようになることを祈り期待します。
ありがとうございます。今日もまた天国の一日です。感謝します。



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