牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

ほんとうに必要なものはわずか

2012-12-01 05:56:57 | Weblog
 生駒聖書学院本校舎とチャペル改装を計画し、エレベーター設置とフローリング張替え、同時に教室、事務所、トイレもすべてリフォームします。

 工務店と契約も終り、来年2月28日完成に向けて12月6日より工事に入ります。卒業式までに、きれいになる予定です。

 2月11日のヨベル聖会は中止になります。でも来年は、創立者レオナード・W・クート師来日100年になるので、4月29日(祭日)に来日100年記念聖会を行います。

 改修工事に大きな費用がでるので、できるだけ片づけようと、部屋を整理しました。市役所が不要な物は引き取りに来てくれるので、院長室も書斎も片付けました。

 副院長が院長室を全部片付け、書斎は自分で整理しました。両方とも長年愛用しているので、片付けするといつの間にかいらないものが多いのに気付かされました。

 贈られてきたときや購入した時には、どうしても必要と思った書籍、ビデオやDVD、テープやCD、様々な山のような資料など、何十年もになそのままに置かれていました。

 病み上がりで重たい物をもてず、少し不自由でしたがスッキリ片付いた室内を見ながら、イエス様のことば、「無くてはならないものは多くはない。いやただ一つでえある」また、「今持っているもので満足しなさい」との聖書のことばを思いました。

 いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい。ほんとうにあれもこれもと祈る時も求めます。

 神様は時に応じて必要を歌かに満たしてくださいます。しかし、同時にいつの間にか必要でない物まで求め、感謝を忘れ不平不満に満たされてしまいます。

 サマリヤの女にイエス様は語られました。

 「この水を飲む者はだれでも、また渇きます。しかし、わたしが与える水を飲む者はだれでも、決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水がわき出ます」(ヨハネの福音書4:13-14)等のことばを深く思うときでした。

 今日から12月です。国会議員選挙もあり、文字通り師走(国会議員の先生方が走り回る)とニュースで報じており、思わず笑ってしまいました。

 日本国憲法を守る方々が当選することを願い、日本がいつまでも平和な国であるよう祈る朝です。

ピリピ人への手紙


4:11 乏しいからこう言うのではありません。私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。

4:12 私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。

4:13 私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。

4:14 それにしても、あなたがたは、よく私と困難を分け合ってくれました。

4:15 ピリピの人たち。あなたがたも知っているとおり、私が福音を宣べ伝え始めたころ、マケドニヤを離れて行ったときには、私の働きのために、物をやり取りしてくれた教会は、あなたがたのほかには一つもありませんでした。

4:16 テサロニケにいたときでさえ、あなたがたは一度ならず二度までも物を送って、私の乏しさを補ってくれました。

4:17 私は贈り物を求めているのではありません。私のほしいのは、あなたがたの収支を償わせて余りある霊的祝福なのです。

4:18 私は、すべての物を受けて、満ちあふれています。エパフロデトからあなたがたの贈り物を受けたので、満ち足りています。それは香ばしいかおりであって、神が喜んで受けてくださる供え物です。

4:19 また、私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。

4:20 どうか、私たちの父なる神に御栄えがとこしえにありますように。アーメン。