とんぼ返りで・・・

　市内まで用事があって、車で駅まで出て電車に乗って行った。用事は直ぐに済み、デパートに寄ろうか、何か買うかな？とも思ったが、電車の時間が10分程であるので帰ることにし乗車。文庫本を持って行っていたので、時間潰しも出来たのは有難い。無駄な買い物もしなかったし、時間も掛からなかった。往復だけだが結構疲れる。夕方には、茗荷寿しを作るので。

　ペットボトルに枇杷葉茶を容れて行き、途中での咽喉の乾きも補足できた。来週は免許の書き換えだ。月曜日は、図書館が休みで弁当も同じにしている。何だかんだと気忙しいが、愉しみながらの暮しが好い。それを陰でこそこそ言うのは、妬ましいからだろうなぁ。個人的なことでしょう？いいじゃないのよ、あなたに遣ってくれとは頼んでいません。野次馬が多い。

　帰宅して、パソコンの部屋のカーテンを洗う。一度には洗濯機が回らないので、気儘にしている。昨日は出窓をしたので、居間と寝室が残る。DVDも、種類が多く選ぶのに難儀だが、久々にマイヤ・プリッセカヤ主演の白鳥の湖を観た。衣装が多少古めかしいのも彼女らしい。白鳥の優雅な舞が観えてくるのも不思議だ。ずっと欲しくて価格が落ち着くのを待って手に。

　書店に勤務していた時には、月刊誌のダンスマガジンを購入して、晩年のマイヤ・プリッセカヤや、若き日の熊川哲也の姿がある。あの頃、わたくしも若かったのだ。夢と憧れとだけでは生きていかれない。現実の中で押しつぶされそうになっていた。何もない今こそ、真の幸せなのかもしれない。何も求めず、思わずであれば、与えられたことを有り難く想えるから。

　宮城まりこさんの著作　ねむの木の45年を読み終えた。既に亡いと思う反面、公演を聴きに行った時に、寄付は何時でも幾らでもと仰っていた。この頃から、体調を崩されていたのだろう。自分の命に代えても子ども達を守ったまりこさん。今は、大好きな方の傍らだろう。あの小さな身体の何処に、エネルギーがあったのか。その想いはきっとねむの木に育っている。

　ドクダミを殆ど取った。お茶にする分であるが、焼酎にも漬けておこう。枇杷葉と同じで、虫刺されや日焼け止めにも好い。肌荒れにも効果があり、美白効果は落ちるけれど、花の咲いている時期でしないと意味がない。今年も、桑の実が鈴生り状態で、野鳥が姦しい。人間には、糖尿病への予防にもなり、これも葉を干しお茶にするが、これ以上は保存できないので。

　昨夜は、月と土星と木星を観て、デジカメで撮影した。夜空も、一際澄んでいて、夏の大三角が観えていた。月は四季を通じて美しい。