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ムサシアブミ(実)

2019年11月23日 | 日記
サトイモ科テンナンショウ属。 耐寒性多年草、ムサシアブミ(武蔵鐙)は山地から海岸近くの林の中などに生える。 花序を含む苞葉(仏炎苞)がぐるりと丸まった形で、これをかって武蔵の国で作られた馬具の鐙(アブミ)に見立てたのがこの名前の由来です。武蔵鐙は一般的な鐙と異なり、スリッパの形をしています。草丈30~60㎝。 原産地:日本、朝鮮、中国。 本州の関東地方以西、四国、九州、沖縄に分布する。 半日陰でやや湿った林床に生える。地下の球茎から2枚の葉を出し 葉は大形で3つに分かれていて、裏面は白い。 里芋の仲間なので根っこは芋、ただし、有毒のため食べられません。 開花期:2月~5月。果実期:果実は緑色の期間が長く6月~11月。 雌雄異株で実がなるのは雌株のみ、ただし、テンナンショウは性転換するものがある。 花は咲けども実はなかなかお目にかかる機会が稀、トウモロコシのような形状をしているが、有毒なので食べてはいけません。花の終わりに緑色の果実がつき、秋の終わりころまでは緑で、冬になると朱色になります。 枯れた林の中で見るとちょっとグロテスクな感じは否めない、葉はすでに枯れ落ちて、実もじきにその場に倒伏する。 実の高さは15~16㎝ほどです。 5月5日の誕生花。 花言葉:「偉大な勇者」、「威厳」。
写真  ムサシアブミ(実)11月19日・自宅 

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