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ヤツデ(花)

2021年11月06日 | 日記

ウコギ科ヤツデ属。 常緑低木、葉が大型で独特の形をしているのでよく目立ち、見分けやすい。 20㎝以上もある大きな葉をつける。葉は艶がありやや厚手、形は文字通り掌状だが、7つまたは9つの奇数に裂けており、8つに裂けることは稀。丈夫なので庭木としてもよく植えられる。別名:テングノハウチワ(天狗の葉団扇)。高さ2~3m。 原産地:日本原産。関東以西の主に海岸近くの森林周辺に自生する。日当たりの悪い森林の中にもよく自生しているのが見られる。 薬効:葉を乾燥したものは「八角金盤」と呼ばれる生薬になり、去痰などの薬として用いられる。しかし、葉などにはヤツデサポニンという物質が含まれて過剰に摂取すると下痢、嘔吐、溶血を起こす。昔は蛆用の刹虫剤として用いられたこともある。古い鉄道駅の一角に栽培されていることが多いが、これはかって汲み取り便所の蛆殺しにその葉を使っていたためである。 開花期:10月∼12月。花は晩秋に咲き、球状の散状花序がさらに集まって大きな円錐花序を作る。花弁は小さいが花径を含めて黄白色でよく目立つ、ほかの花が少ない時期に咲くため気温の高い日にはミツバチやハナアブ、ハエなどが多く訪れる。果実は翌年黒く熟す。 12月13日の誕生花。 花言葉:「分別」、「親しみ」、「健康」。
写真  ヤツデの花(11月2日・自宅) 


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