稽古日記

2007-10-16 09:45:33 | Weblog
 夕方、急いで仕事場から道場に入ると、半時間前から子ども達がやってくる。
子ども達は、審査を目前にして張り切っているようだ。
一つの目標に向かって研鑽しあう、子ども達の姿が嬉しい。
技の名前を覚えてるかなという大人の心配をよそに、模擬審査スタイルの今日の稽古では、私の出題を次々とこなしてくれた。
この努力がこれからの彼らの長い人生の中で、自信になってくれたらと思う。

 大人の時間も、一つの目標に向かって新旧会員が研鑽しあう姿をみるのは楽しい。指導員の一人は「先生、合気道は面白いですね。それぞれ仕事や家庭をもっているいい歳をした大人が、こんなに熱心に審査だからと子どもみたいに頑張るなんて。子どもの頃のピアノの発表会前の緊張感を思い出します。」と話してくれた。
同じ技を黙々と修業する合気道の稽古は、各自の段階段階で目標が高まり、精神的な修業へと昇華させる。稽古の積み重ねという「量」が「質」を変えるのである。
そんなことを会員のみなさんは、感じ取ってくれているようだ。冨永

 写真は夜9時半ごろの自主稽古の様子です。植田
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