八尾南道場が出来た頃は、バスで学校や職場に通うことがなかった私には新鮮な気がしたものだった。
電車での乗客にとは違って、買い物客などが多い所為か庶民的な生活観を感じる。
今日も暑い。電車と違ってクーラーは余り効かず、停車する回数が多いので熱風が入る。
うとうとしていると八尾南駅前に着いた。
道場を開け用意していると、岡○君が来てくれた。「紫帯来た?」と僕に聞く。
手渡したらすぐに新しい帯をつける。余程嬉しかったのだろう。
○寄君、野○君、ユウタ君と次々とメンバーがやってくる。
長らく見なかった斉○君がやってきた。何でも田舎に帰っていたという。
カリンちゃん、大○兄弟、伊○兄弟と10人の子供と稽古をした。
正面打ち・横面打ち・逆横面の素振り、続いて前進しての打ち込み、後方への打ち込みを行い、
自然体から正面打ちに対する捌きを行い、合気落しで後方受身の練習、
続いて相構えから一教の動き特に正面打ちに対するタイミングの稽古を主に行なった。
次に片手取り内回転の動きから前への受身が習得できるように投げ技を行い子供の稽古を終えた。
大人の時間は坂爪さんが子供の時間の後半から来てくれ、佐々木さん、植田さんの最初は3人だったが、
植田(将)君、畔○マダム、谷○さん、遅れて栗○マダムと私で8人となり稽古した。
大人の時間も正面打ち・横面打ち・逆横面打ちの素振り、そこから前進・後進を行なった。
今日は正面打ちに対するあわせて、中へ入って捌くことをテーマで行なった。
自分の中心で相手の腕を押さえ、導いて一教、次中に入った動きから相手の手を前に出し小手返しを、
更にその流の方向を変えて回転投げを行なった。次に正面打ちの入り身投げを稽古し終わった。冨永