医学部はどのくらい難しいのか=現役合格は可能?〔必勝!医学部入試〕

2019年01月28日 | フィリピンの大学進学卒業過程

医学部はどのくらい難しいのか=現役合格は可能?〔必勝!医学部入試〕

1/28(月) 17:11配信

時事通信

 「医学部は最難関だ」「私立大学医学部も難しいらしい」「現役合格は無理だ」「東大・京大くらい難しい」などの話を耳にしたことがある人は多いかと思います。いったい、医学部はどのくらい難しいのでしょうか。
医学部はどのくらい難しいのか=現役合格は可能?〔必勝!医学部入試〕

表1
 ◇どの大学も難化

 国公立大学の一般入試では、1次試験としてセンター試験が課せられます。医学部をめざす場合、センター試験は5教科7科目(900点満点)で受験をします。どこでもよいからどこかの医学部へ合格するためには、センター試験で何点くらい得点をすればよいか。

 得点率で示すと約85%以上(765点)必要で、旧帝大などの難関大の場合には約90%(810点)になります。得点率90%は、東京大学の理工系学部(理1、理2)とほぼ同じです。地元出身の成績上位者が地元の医学部を志望する割合が増えたことで、医学部はどの大学も難化しました。(表1)
医学部はどのくらい難しいのか=現役合格は可能?〔必勝!医学部入試〕

表2
 ◇偏差値は70以上

 センター試験で得点率85%以上が、国公立大学医学部に合格するための必要条件となります。では、国公立大学の2次試験の学科試験や私立大学の学科試験で、合格するために必要な学力について見てみましょう。今回、使用するのは株式会社ベネッセコーポレーションが実施している「進研模試」の7月実施総合学力記述模試のB判定偏差値[合格可能性60%以上80%未満]です。(表2、表3)

 国公立大学も私立大学も、どこかの医学部へ合格するための偏差値は70以上となります。全般的に私立大学よりも国公立大学の方が、上位偏差値の大学が多いです。
医学部はどのくらい難しいのか=現役合格は可能?〔必勝!医学部入試〕

表3
 ◇滑り止めにはならない

 ところで私立大学の偏差値の高さに驚いた人も多いのではないでしょうか。日本で最難関の理工系学部である早稲田大学創造理工(機械)の偏差値は73で、慶応大学理工学部学門1も偏差値は75です。

 保護者の中には「私立大学医学部は、国公立大学医学部の滑り止め」と考えている人がいるかもしれませんが、現在は多くの受験生にとって、私立大学医学部は滑り止めにはならないと考えてよいかもしれません。


◇2浪以上の割合

 2018年の夏以降、医学部の話題と言えば東京医科大学に始まった一連の不正入試に関することだと思います。多浪生や女子の受験者に対して、何らかの操作をした大学が複数あるようです。そのことはひとまず置いておき、2018年度入試の私立大学医学部の合格者内訳を見てみましょう。(表4)

 驚かれる人も多いかと思います。現役合格率を見ると、一部の大学を除いてほとんどが30%を下回っていることがわかります。2浪以上の割合が多いことも私立大学の特徴です。理由の一つは、1浪生頃までは国公立大学をめざしていて、残念ながらどこの大学にも合格できず私立大学専願に志望を変える人も多いからです。
 ◇可能だが、狭き門

 国公立大学は、現役での合格率は平均すると約45~50%となり、私立大学よりも高くなりますが、それでも明らかに国公立大学の他学部と比較すると低くなります。また、現役と1浪生を合わせると多くの大学で70%を超えています。つまり国公立大学の多くは、1浪までに合格できなければ、それ以降は浪人生活が長くなるほどに合格率は下がると言えます。

 ちなみに国公立大学と私立大学の医学部の中で、現役合格率が一番高い大学は東京大学の約75%です。この数値に1浪の合格率を加えると90%を超えます。

 「現役合格は可能なのか」の問いに対する答えは、「可能ですが、狭き門かもしれません」という以外にないと思います。
 ◇異なる私学の入試傾向

 国公立大学は、全ての科目のしっかりとした基礎学力に加えて、国語などの文系科目を含めた教科・科目が得意でなければ合格できません。私立大学の場合は、入試科目には国語や地歴公民がないため、これらの対策に勉強時間を取られる必要がありません。また、入試問題をみると私立大学は国公立大学よりも明らかに大学ごとに入試傾向が色濃く出ます。

 早くから志望大学の対策を行うことも可能なために、私立大学受験を中心に考える人も増えています。したがって私立大学専願の場合には[表3]に示した偏差値に到達していなくても、志望校対策をしっかりと行っていれば最終的に合格を勝ち取ることもできます。

 高校2年生終了時くらいまでに自分の学力分析をして、志望校としてまずは国公立大学なのか私立大学なのかを決めることが現役合格への第一歩だと思います。その上で、できる限り早く第一志望校と受験校を決定して、その大学に向けた受験対策を早期にスタートさせることが重要だと思います。(医系専門予備校メディカルラボ 山本雄三)

〔注〕
関連表は「2019年度用全国医学部最新受験情報」(時事通信社2018年10月1日発行)より。予想難易度のランクは2018年7月時点のものです。B判定偏差値は「進研模試 総合学力記述模試(7月実施)」をもとに、ベネッセが設定しています。B判定は合格可能性60%以上80%未満に相当します。
※ 私立大学の「総合B判定偏差値」は一般方式のものです。
※ 国公立大学の「2次傾斜B判定偏差値(2次)」は一般入試のものです。
※ 地域枠等は除きます




こちら海外だが、最大の問題は「一人前になるまでに11年かかる」という事なんだ。

昨年12月には、医学系学部を卒業して国家試験合格した子供が同級生らが臨床医学系にすすむというので本人も行きたいと言うので入学試験(国家試験となり60ポイント以上がライン)対策のためにセミナー受講料を払った(1月からスタート)

ところが、ネットで透析患者の余命という米国と日本政府の統計を知り愕然とした=自分の場合、余命4年平均。

愕然とした、子供が臨床医学系に進学すれば6年の教育機関と見習い期間などで合計年数11年も要す、、私はとても生きていない!

財産は残してあるが、万が一事業など私が居なくなりアクシデントでもあれば貯金を崩すことになり、その後の生活がリスク出る。

そこで、家族会議をして「学部で勉強した医学系の大学院への進学へと変更した」この場合、修士2年、博士2年(3年ではない)で学位が取れる。

私の病気が原因で進路変更して申し訳ないが、子供は私の体の状況を知ってるので(リウマチもある)素直に同意してくれて、すでに大学院入学の書類を取ってきている。

臨床ではなく研究室となるが、博士号を取得してからでも自分で臨床系に入ることも不可能ではない。博士号までは(4年間で自分が生きてるだろうから)支援するので、その後は、自分で考えて行動すれば良いと、子供には話してある。



日本で臨床医学へ進むなどのファミリーは、富裕層です。

庶民などではほとんど無理の金銭力が必要。

稀に庶民階級から奇跡的に大秀才がうまれ、、そういう師弟は<<自治医科大学か防衛医科大学へ>>入ることができる。


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