「浜崎あゆみ」の凋落 逗子の別荘、青山の豪邸を手放す
デイリー新潮 5/22(月) 5:57配信
「浜崎あゆみ」の凋落 逗子の別荘、青山の豪邸を手放す
浜崎あゆみ
かつてはミリオンセラーを連発したカリスマ歌姫・浜崎あゆみ(38)も、このところヒット曲に恵まれていない。やはり、全盛期を過ぎてしまった感は否めないのである。そのため、逗子の超高級別荘に続いて、10年以上暮らした東京・南青山の大豪邸も手放さざるを得なくなったのだ。
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そもそもの発端は、4月18日、インターネット上の不動産売買サイトに、〈超大物女性歌手の自宅売却 土地建物で25億〉なる文面が掲載されたことだ。さらに、〈女性の名前はCA(秘密保持誓約書)締結後にお伝えします〉と続き、売り主の素性は隠されていたものの、添付された建物の写真から浜崎の大豪邸であることは一目瞭然だったのである。
地上5階、地下1階の瀟洒なその建物は、数台の監視カメラが設置されているほか、窓には鉄格子も嵌め込まれ、セキュリティは万全。延べ床面積は1000平方メートル超で、ベッドルーム、リビングキッチン、オーディオルームなどがフロアごとに分かれ、最上階にはジャグジーも備えつけられているという。
調べてみると、不動産売買サイトに掲載される少し前の3月30日、“あゆ御殿”はアパレル会社(渋谷区)の手に渡っていた。
そこで、同社の社長を直撃すると、
「浜崎さんが、うちの不動産部門に、“売りたい”と来られたのがきっかけです。うちを選んだのは、単に南青山の近くだったからではないでしょうか。優良物件なので、すぐに購入することにしましたが、いくらだったかは勘弁してください。インターネットには25億円で売るようなことが載りましたが、利用法を検討しているところで、転売するかどうかもまだ決めていません」
■13億円の価値
アパレル会社の社長は明らかにしなかったが、実際、“あゆ御殿”にはどれくらいの価値があったのか。
近隣の不動産業者が解説する。
「あの辺りの土地は、1坪1000万円くらい。浜崎さんの家は約100坪ですから、土地だけで10億円です。建物は中古物件を改装してお住みになっていたようですが、築20年経っていますので、約3億円。併せて、13億円ほどではないでしょうか」
実は、“あゆ御殿”のほかにも、2年半前には神奈川県逗子市の“披露山(ひろやま)ヒルズ”と呼ばれる高級住宅地に建つ別荘を約3億5000万円で売却している。1億円以上をかけてリフォームしたプール付き6LDKの白亜の豪邸だった。
つまり、成功の証とでも言うべきものを次々と手放しているわけなのだ。
浜崎は1998年に歌手デビューすると、瞬く間に爆発的な人気を獲得。シングル・アルバムの総売上枚数は5000万枚超えを達成し、日本人ソロアーティストとして前人未到の記録を打ち立てている。そのうえ、ネイルアートやヒョウ柄を流行らせ、ファッションリーダーとしても一時代を築いたのはご存じの通りだ。
芸能関係者が言う。
「でも、昨春発売したニューアルバムは初日売上が2万枚にも届きませんでしたし、現在では、コンサートチケットも売れ残りが心配されるような状況になっています。話題になるのは、10歳年下の米国人男性と離婚したとかプライベートのゴシップばかり。とはいえ、“あゆ行列”と言われるスタイリストやメイク係ら20人近いスタッフを引き連れて、テレビ局などを闊歩するのは相変わらずですから、資金的には結構大変なはずです」
やはり、人生は一炊の夢なのだ。
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