秋篠宮ご一家だけ「皇居正門」使用に「何があった?」と現場は騒然
1/14(木) 7:05配信
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NEWSポストセブン
通常は正門を使用するのは天皇皇后両陛下(時事)
1月2日の夜のとばりが下りたあと、一人の男が天皇皇后両陛下の居所のある赤坂御用地に侵入した。1時間ほど御用地内をうろついた後に皇宮警察に逮捕されたが、29歳の男は「皇族に会いたかった」と供述したという。御用地内には、秋篠宮家ほか多くの皇族も住んでいるため、宮内庁や警備当局には緊張が走った。
【写真4枚】武蔵野陵に参拝した眞子内親王はタイトな漆黒の礼服姿。脚を少し曲げ階段を下りられる瞬間。佳子内親王は姉の結婚を応援する立場を堅持している。
「男が逮捕されたのは三笠宮邸の近くだったそうですが、迎賓館の門を乗り越えて御用地に侵入してからも、警備当局はしばらく気づかなかった。警備体制がお粗末だったという批判もありますが、皇室担当記者の間では、男の侵入目的が何だったのかが話題になりました。昨年からとかく世論を騒がせている秋篠宮家、ことに眞子さまに対して何かしようとしたのではないかという推測も出ました」(皇室記者)
秋篠宮家の眞子内親王については、恋人である小室圭氏との結婚が暗礁に乗り上げ、それでも昨年、秋篠宮皇嗣が結婚を認める発言をしたことから、それを歓迎する声と反対する声が真っ二つに割れている。御用地侵入男の真の目的が何だったかは不明ながら、当局や担当記者たちが「眞子さまが標的ではないか」と肝を冷やしたのは、そういう背景があるからだ。
宮内庁も、秋篠宮家に対する世論の過熱には神経を尖らせている。侵入事件の前日は元日で、天皇皇后両陛下はじめ皇族は、祝賀の儀など新年行事のために皇居に集まった。そこでも、ちょっとした“事件”が起きていた。
新年の皇族の姿をとらえようと、メディア各社のカメラマンは朝から皇居・半蔵門に集結していた。おめでたい場面の代表取材であり、そうした場所では宮内庁とメディアも和やかな雰囲気になるのが通例だ。周辺の歩道には、一般の奉迎者らもカメラを持って皇族の到着を待っている。職員は報道陣には、皇族がいつごろ到着するか事前に教えるのもいつもの通り。しかしこの日、職員は、両陛下の到着は9時すぎ、愛子内親王は9時半くらい、としたうえで、秋篠宮家については、「ちょっとわからない」と言葉を濁したのである。
そして、両陛下、愛子内親王を乗せた車が予定通りに半蔵門を通過してしばらくすると、職員は報道陣に対して、「秋篠宮ご一家はすでに正門からお入りになったようです」と伝えたのである。
通常、皇居正門を使うのは天皇皇后である。天皇家以外は乾門を使用するのが通例だが、秋篠宮家は半蔵門を使うこともある。今回、天皇家が正門を使ったのなら、秋篠宮家が同じく正門から皇居に入っても違和感はなかったかもしれないが、天皇家が半蔵門を使ったのに、秋篠宮家だけが正門からというのは不自然に感じる。また、報道陣には後になって知らされたというのも、いかにもわざとらしい。
「記者たちからは、一連のバッシングもあったから、ご一家は報道陣の前に出たくなかったのではないか、といった声も出た」(前出の記者)
もちろん、晴れの日の主役を天皇一家に、という気持ちだったかもしれないが、皇位継承第1位の皇嗣が元日に国民の前に元気な姿を見せるのは当然のようにも感じる。秋篠宮家の一挙手一投足に注目が集まっているからこそ、こうした小さな違和感が不審や批判を招いてしまうのではないか。
昭和天皇の命日である1月7日、皇居・皇霊殿と八王子市の武蔵野陵で「昭和天皇祭」が行われ、武蔵野陵には皇族代表として眞子内親王が拝礼した。御用地侵入事件の後だけに、その際にも警備強化が検討されたとみられているが、特に混乱も物々しい警備もなく、祭祀は無事に執り行われた。
一見、静かな新年を迎えた皇室だが、秋篠宮家と眞子内親王の難局は、まだしばらく収束しそうにない。
眞子さまのことを思えば、自分が身を引くべき──世間の逆風を受け、小室圭さんはそう考えたことがあったという。だが、いまも変わらず、むしろ着実に、結婚への歩みは進んでいる。そこには、眞子さまが「もう後には引けない事情」があるようだ。
愛する人への思いを込めて詠まれる「相聞歌」は、万葉集の三大ジャンルのひとつ。いにしえから、皇室でも多くの相聞歌が詠まれてきた。皇族方の和歌が披露される、年に一度の「歌会始の儀」。昨年は秋篠宮家の長女の眞子さまが、小室圭さんのことを「月のうさぎ」になぞらえたとみられる歌で、“信じて待ち続ける気持ちの大切さ”を詠まれた。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で歌会始の儀が延期に。眞子さまの堪え忍ばれるお気持ちもまた、まだ着地点を見いだせずにいる──1月中旬に予定された儀式「講書始の儀」と「歌会始の儀」の延期が決まったのは8日のこと。ある宮内庁関係者はこう懸念する。
「新年早々、皇室行事の延期が続き、今後の活動の見通しが立たなくなりました。感染拡大が落ち着いていた時期は皇族方が現地に赴かれる公務も増えていたが、それもまた難しくなる。これから皇族方が国民と触れ合われる機会が減り、自ずと皇室に関する報道も減ることが予想されます。
その一方で、注目を浴びるのは眞子さまと小室さんのご結婚についてばかり。今後はおふたりのご結婚についての報道が“悪目立ち”しなければいいのですが……」
昨年12月、宮内庁の西村泰彦長官は小室さん側に対し、金銭トラブルの説明責任を求めた。皇族の婚約内定者とはいえ、公的機関である宮内庁のトップが一般人の私的な問題に言及するのは異例の事態。ご結婚問題がそれだけ急を要する事態に発展したのだと、大きく報じられた。
説明が必要とは思っていなかった
長官の“緊急事態宣言”により、事態は大きく動くとみられていた。
「歌会始が終われば、皇室の新年行事は一段落します。そのあと間もなく、小室さん側が文書を出すのか、会見を開くのか、とにかく何らかの発表がされるとみられていました」(前出・宮内庁関係者)
しかし1月7日、1都3県を対象に2度目の緊急事態宣言が発出。国民は厳しい自粛期間へと突入した。
「そんな中で小室さんが“金銭トラブルは解決済み”とか、“報道が誤っている”とか、ましてや“結婚します”と表明すれば、国民はどう受け止めるでしょうか。いまがそれにふさわしいタイミングなのか。しかも長官の発言以来、もはや小室家だけの問題ではなく、宮内庁も皇室も“公認”の課題になったわけで、軽々しく動けるものではない。
とはいえ、早くアクションを起こさなければ、“長官の助言さえ無視を決め込むのか”と、小室家への国民の不信はさらに高まりかねない。難しい判断を迫られています」(前出・宮内庁関係者)
小室さんは今夏、米ニューヨーク州の司法試験を受験する予定だとされる。まずは試験勉強に集中し、それが終わるまでは“だんまり”を決め込まざるを得ないのか。
振り返れば、眞子さまと小室さんの婚約内定会見は、天皇皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)が出席された国民文化祭と日程が重なった。本来ならば、ご身位が上であるお方の公務がある場合、暗黙の了解として、目立つ行動は避けるのが常だ。しかし、「あのときは、小室さんの“平日は仕事があるから”“休みを取れないから”といった都合で、その日程で強行された」(皇室関係者)という。
「小室さんが、いままでさまざまなトラブルや報道について公の場で語ってこなかったのは、遠慮したり、萎縮したからではないんです。それは、婚約内定会見の日取りから見ても、そうでしょう。
長官が会見で説明責任を指摘するまでたいした説明をしてこなかったのは、そもそもそれが必要だと考えていなかったからではないでしょうか。実は、小室さん自身はどうしても結婚したい、という気持ちではなく、結婚をあきらめたこともあったというのです」(前出・皇室関係者)
金銭トラブルが明らかになり、結婚に対して世間の風当たりが厳しくなるなかで、小室さんが破談を決意したこともあったのだ。
「秋篠宮ご夫妻との話し合いはうまくいかず、世間の目も厳しい。逆風を受ける眞子さまのためには、自分が身を引くべきだと考えたのではないでしょうか。
それに、眞子さまの“フィアンセ”ということで、年間費用が1000万円もかかるという全米有数のセレブ大学へも留学ができて、ニューヨーク州弁護士への道も拓けた。日本の大学の入学金さえ、他人の援助に頼らなければならないほど困窮していたのに、眞子さまとの婚約内定で人生がまるっきり変わった。やはり、そこまで結婚に固執するつもりはなかったということなのでしょう」(前出・皇室関係者)
それでも、結婚が既定路線になって動き出しているのは、ひとえに眞子さまの強いお気持ちだったという。
この結婚を逃すと次はいつになるのか
「眞子さまはとにかくピュアな方。素直で人を疑うことを知らない。“白馬の王子様”を心底信じられるような方です」(学習院関係者)
もちろんそうでおられるだろうが、眞子さまの“堪え忍ばれるお気持ち”が強靱であることの背景には、のっぴきならない理由もあるという。
「まずは、ご結婚問題が長引いたことで、“次の縁談”が上がりづらくなったこと。秋篠宮さまも紀子さまも非常に心配されているのではないでしょうか。仮に持ち上がっても、そのお相手は常に小室さんと比較されることになるでしょう。お相手にとってそれは大きな重荷です」(皇室ジャーナリスト)
眞子さまご自身が、そんな焦りを覚えておられてもおかしくはない。
「加えて、眞子さまは“皇室を出たい”というお気持ちを、日増しに強くされているそうです。小室さんとの結婚生活を夢見る思いもおありでしょうが、“自分を自由にしてくれない環境から離れたい”というお気持ちが大きいと聞いています。ご自身のご結婚問題が長引くことで、妹の佳子さまの縁談に及ぶ影響も案じておられるに違いありません」(前出・皇室ジャーナリスト)
どれだけご結婚が危機に見舞われても、これを逃すと次はいつになるだろうか。何年待ってでも、小室さんとの結婚はあきらめられない──そんな眞子さまの“袋小路”が見えてくるのだ。
「一度は破談さえ決意した小室さんの気持ちを、眞子さまは取り戻されたわけです。そうした危機を乗り越えられ、いまでは“あと3年待ったとしても必ず結婚を”というお気持ちになられているようです」(前出・皇室関係者)
眞子さまの貫かれる愛が、紆余曲折を経て“不時着”されたところは、まだそのように不安定な場所だ。眞子さまが小室さんとたしかな幸せを築けるかどうかは、ひとえに小室さん側の次のアクションにかかっている。
※女性セブン2021年1月28日号
1/14(木) 7:05配信
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通常は正門を使用するのは天皇皇后両陛下(時事)
1月2日の夜のとばりが下りたあと、一人の男が天皇皇后両陛下の居所のある赤坂御用地に侵入した。1時間ほど御用地内をうろついた後に皇宮警察に逮捕されたが、29歳の男は「皇族に会いたかった」と供述したという。御用地内には、秋篠宮家ほか多くの皇族も住んでいるため、宮内庁や警備当局には緊張が走った。
【写真4枚】武蔵野陵に参拝した眞子内親王はタイトな漆黒の礼服姿。脚を少し曲げ階段を下りられる瞬間。佳子内親王は姉の結婚を応援する立場を堅持している。
「男が逮捕されたのは三笠宮邸の近くだったそうですが、迎賓館の門を乗り越えて御用地に侵入してからも、警備当局はしばらく気づかなかった。警備体制がお粗末だったという批判もありますが、皇室担当記者の間では、男の侵入目的が何だったのかが話題になりました。昨年からとかく世論を騒がせている秋篠宮家、ことに眞子さまに対して何かしようとしたのではないかという推測も出ました」(皇室記者)
秋篠宮家の眞子内親王については、恋人である小室圭氏との結婚が暗礁に乗り上げ、それでも昨年、秋篠宮皇嗣が結婚を認める発言をしたことから、それを歓迎する声と反対する声が真っ二つに割れている。御用地侵入男の真の目的が何だったかは不明ながら、当局や担当記者たちが「眞子さまが標的ではないか」と肝を冷やしたのは、そういう背景があるからだ。
宮内庁も、秋篠宮家に対する世論の過熱には神経を尖らせている。侵入事件の前日は元日で、天皇皇后両陛下はじめ皇族は、祝賀の儀など新年行事のために皇居に集まった。そこでも、ちょっとした“事件”が起きていた。
新年の皇族の姿をとらえようと、メディア各社のカメラマンは朝から皇居・半蔵門に集結していた。おめでたい場面の代表取材であり、そうした場所では宮内庁とメディアも和やかな雰囲気になるのが通例だ。周辺の歩道には、一般の奉迎者らもカメラを持って皇族の到着を待っている。職員は報道陣には、皇族がいつごろ到着するか事前に教えるのもいつもの通り。しかしこの日、職員は、両陛下の到着は9時すぎ、愛子内親王は9時半くらい、としたうえで、秋篠宮家については、「ちょっとわからない」と言葉を濁したのである。
そして、両陛下、愛子内親王を乗せた車が予定通りに半蔵門を通過してしばらくすると、職員は報道陣に対して、「秋篠宮ご一家はすでに正門からお入りになったようです」と伝えたのである。
通常、皇居正門を使うのは天皇皇后である。天皇家以外は乾門を使用するのが通例だが、秋篠宮家は半蔵門を使うこともある。今回、天皇家が正門を使ったのなら、秋篠宮家が同じく正門から皇居に入っても違和感はなかったかもしれないが、天皇家が半蔵門を使ったのに、秋篠宮家だけが正門からというのは不自然に感じる。また、報道陣には後になって知らされたというのも、いかにもわざとらしい。
「記者たちからは、一連のバッシングもあったから、ご一家は報道陣の前に出たくなかったのではないか、といった声も出た」(前出の記者)
もちろん、晴れの日の主役を天皇一家に、という気持ちだったかもしれないが、皇位継承第1位の皇嗣が元日に国民の前に元気な姿を見せるのは当然のようにも感じる。秋篠宮家の一挙手一投足に注目が集まっているからこそ、こうした小さな違和感が不審や批判を招いてしまうのではないか。
昭和天皇の命日である1月7日、皇居・皇霊殿と八王子市の武蔵野陵で「昭和天皇祭」が行われ、武蔵野陵には皇族代表として眞子内親王が拝礼した。御用地侵入事件の後だけに、その際にも警備強化が検討されたとみられているが、特に混乱も物々しい警備もなく、祭祀は無事に執り行われた。
一見、静かな新年を迎えた皇室だが、秋篠宮家と眞子内親王の難局は、まだしばらく収束しそうにない。
眞子さまのことを思えば、自分が身を引くべき──世間の逆風を受け、小室圭さんはそう考えたことがあったという。だが、いまも変わらず、むしろ着実に、結婚への歩みは進んでいる。そこには、眞子さまが「もう後には引けない事情」があるようだ。
愛する人への思いを込めて詠まれる「相聞歌」は、万葉集の三大ジャンルのひとつ。いにしえから、皇室でも多くの相聞歌が詠まれてきた。皇族方の和歌が披露される、年に一度の「歌会始の儀」。昨年は秋篠宮家の長女の眞子さまが、小室圭さんのことを「月のうさぎ」になぞらえたとみられる歌で、“信じて待ち続ける気持ちの大切さ”を詠まれた。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で歌会始の儀が延期に。眞子さまの堪え忍ばれるお気持ちもまた、まだ着地点を見いだせずにいる──1月中旬に予定された儀式「講書始の儀」と「歌会始の儀」の延期が決まったのは8日のこと。ある宮内庁関係者はこう懸念する。
「新年早々、皇室行事の延期が続き、今後の活動の見通しが立たなくなりました。感染拡大が落ち着いていた時期は皇族方が現地に赴かれる公務も増えていたが、それもまた難しくなる。これから皇族方が国民と触れ合われる機会が減り、自ずと皇室に関する報道も減ることが予想されます。
その一方で、注目を浴びるのは眞子さまと小室さんのご結婚についてばかり。今後はおふたりのご結婚についての報道が“悪目立ち”しなければいいのですが……」
昨年12月、宮内庁の西村泰彦長官は小室さん側に対し、金銭トラブルの説明責任を求めた。皇族の婚約内定者とはいえ、公的機関である宮内庁のトップが一般人の私的な問題に言及するのは異例の事態。ご結婚問題がそれだけ急を要する事態に発展したのだと、大きく報じられた。
説明が必要とは思っていなかった
長官の“緊急事態宣言”により、事態は大きく動くとみられていた。
「歌会始が終われば、皇室の新年行事は一段落します。そのあと間もなく、小室さん側が文書を出すのか、会見を開くのか、とにかく何らかの発表がされるとみられていました」(前出・宮内庁関係者)
しかし1月7日、1都3県を対象に2度目の緊急事態宣言が発出。国民は厳しい自粛期間へと突入した。
「そんな中で小室さんが“金銭トラブルは解決済み”とか、“報道が誤っている”とか、ましてや“結婚します”と表明すれば、国民はどう受け止めるでしょうか。いまがそれにふさわしいタイミングなのか。しかも長官の発言以来、もはや小室家だけの問題ではなく、宮内庁も皇室も“公認”の課題になったわけで、軽々しく動けるものではない。
とはいえ、早くアクションを起こさなければ、“長官の助言さえ無視を決め込むのか”と、小室家への国民の不信はさらに高まりかねない。難しい判断を迫られています」(前出・宮内庁関係者)
小室さんは今夏、米ニューヨーク州の司法試験を受験する予定だとされる。まずは試験勉強に集中し、それが終わるまでは“だんまり”を決め込まざるを得ないのか。
振り返れば、眞子さまと小室さんの婚約内定会見は、天皇皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)が出席された国民文化祭と日程が重なった。本来ならば、ご身位が上であるお方の公務がある場合、暗黙の了解として、目立つ行動は避けるのが常だ。しかし、「あのときは、小室さんの“平日は仕事があるから”“休みを取れないから”といった都合で、その日程で強行された」(皇室関係者)という。
「小室さんが、いままでさまざまなトラブルや報道について公の場で語ってこなかったのは、遠慮したり、萎縮したからではないんです。それは、婚約内定会見の日取りから見ても、そうでしょう。
長官が会見で説明責任を指摘するまでたいした説明をしてこなかったのは、そもそもそれが必要だと考えていなかったからではないでしょうか。実は、小室さん自身はどうしても結婚したい、という気持ちではなく、結婚をあきらめたこともあったというのです」(前出・皇室関係者)
金銭トラブルが明らかになり、結婚に対して世間の風当たりが厳しくなるなかで、小室さんが破談を決意したこともあったのだ。
「秋篠宮ご夫妻との話し合いはうまくいかず、世間の目も厳しい。逆風を受ける眞子さまのためには、自分が身を引くべきだと考えたのではないでしょうか。
それに、眞子さまの“フィアンセ”ということで、年間費用が1000万円もかかるという全米有数のセレブ大学へも留学ができて、ニューヨーク州弁護士への道も拓けた。日本の大学の入学金さえ、他人の援助に頼らなければならないほど困窮していたのに、眞子さまとの婚約内定で人生がまるっきり変わった。やはり、そこまで結婚に固執するつもりはなかったということなのでしょう」(前出・皇室関係者)
それでも、結婚が既定路線になって動き出しているのは、ひとえに眞子さまの強いお気持ちだったという。
この結婚を逃すと次はいつになるのか
「眞子さまはとにかくピュアな方。素直で人を疑うことを知らない。“白馬の王子様”を心底信じられるような方です」(学習院関係者)
もちろんそうでおられるだろうが、眞子さまの“堪え忍ばれるお気持ち”が強靱であることの背景には、のっぴきならない理由もあるという。
「まずは、ご結婚問題が長引いたことで、“次の縁談”が上がりづらくなったこと。秋篠宮さまも紀子さまも非常に心配されているのではないでしょうか。仮に持ち上がっても、そのお相手は常に小室さんと比較されることになるでしょう。お相手にとってそれは大きな重荷です」(皇室ジャーナリスト)
眞子さまご自身が、そんな焦りを覚えておられてもおかしくはない。
「加えて、眞子さまは“皇室を出たい”というお気持ちを、日増しに強くされているそうです。小室さんとの結婚生活を夢見る思いもおありでしょうが、“自分を自由にしてくれない環境から離れたい”というお気持ちが大きいと聞いています。ご自身のご結婚問題が長引くことで、妹の佳子さまの縁談に及ぶ影響も案じておられるに違いありません」(前出・皇室ジャーナリスト)
どれだけご結婚が危機に見舞われても、これを逃すと次はいつになるだろうか。何年待ってでも、小室さんとの結婚はあきらめられない──そんな眞子さまの“袋小路”が見えてくるのだ。
「一度は破談さえ決意した小室さんの気持ちを、眞子さまは取り戻されたわけです。そうした危機を乗り越えられ、いまでは“あと3年待ったとしても必ず結婚を”というお気持ちになられているようです」(前出・皇室関係者)
眞子さまの貫かれる愛が、紆余曲折を経て“不時着”されたところは、まだそのように不安定な場所だ。眞子さまが小室さんとたしかな幸せを築けるかどうかは、ひとえに小室さん側の次のアクションにかかっている。
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