所持金なくなり…インド警察、洞窟で生活の外国人観光客らを隔離下に

2020年04月22日 | 旅行


4/21(火) 19:46配信

AFP=時事
所持金なくなり…インド警察、洞窟で生活の外国人観光客らを隔離下に

新型コロナウイルス対策として全国的なロックダウン(都市封鎖)措置が取られる中、インド・ニューデリーの配給センターに並ぶ人々(2020年4月21日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】インド警察は19日、新型コロナウイルスが世界的に大流行する中、所持金を使い果たして洞窟で生活していた外国人観光客6人を、アシュラム(ヨガ道場)で隔離観察していると明らかにした。このアシュラムは英ロックバンド、ビートルズ(The Beatles)が滞在したことで有名になった北部リシケシ(Rishikesh)近郊にある。

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 警察によると、男性4人、女性2人の計6人の国籍はフランス、米国、ウクライナ、トルコ、ネパールで、北部ウッタラカンド(Uttarakhand)州リシケシ近郊にある洞窟で3月24日から生活していた。

 6人に新型コロナウイルス感染症の症状は出ていないが、14日間の隔離観察を行うため、スワグ・アシュラム(Swarg Ashram)に移送された。

 警察によると6人は、ロックダウン(都市封鎖)が始まる前はホテルに滞在していたが、所持金を使い果たした後は洞窟に移ったという。

 また、食料や生活必需品を買う現金はいくらか残しており、ネパール人観光客の男性がその他の観光客たちの買い物を手伝っていたという。

 インドでは3月末以降、全国規模の都市封鎖が実施されており、人々は食料品や医薬品の購入といった必要不可欠な外出以外は認められていない。

 ウッタラカンド州の観光当局によると、リシケシには約700人の外国人観光客が残っており、インド政府は外国人観光客を支援するためのウェブサイト「Stranded in India」を開設した。

 リシケシは、ビートルズのメンバー4人が1968年、熱狂的なファンから逃れ、インド文化に浸り、精神的な悟りを求めて訪れたことで知られている。【翻訳編集】 AFPBB News
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所持金尽き、帰国便は飛ばず…ヒマラヤ登山客1000人 ネパールで立ち往生
2020年4月20日 19:12 発信地:カトマンズ/ネパール [ ネパール アジア・オセアニア ]

所持金尽き、帰国便は飛ばず…ヒマラヤ登山客1000人 ネパールで立ち往生

全国的な封鎖措置を受けて閑散としたネパールの首都カトマンズの通り(2020年4月16日撮影)。(c)PRAKASH MATHEMA / AFP

全国的な封鎖措置を受けて閑散としたネパールの首都カトマンズの通り(2020年4月16日撮影)。(c)PRAKASH MATHEMA / AFP
全国的な封鎖措置が敷かれているネパールの首都カトマンズで、困窮する人々に食事を配る若者ら(2020年4月18日撮影)。(c)PRAKASH MATHEMA / AFP
ネパールの首都カトマンズの閑散とした通り(2020年4月16日撮影)。(c)PRAKASH MATHEMA / AFP
全国的な封鎖措置が敷かれているネパールの首都カトマンズでベンチに座る男性(2020年4月18日撮影)。(c)PRAKASH MATHEMA / AFP

【4月20日 AFP】所持金は底を着き、けれど帰国するすべはない──ヒマラヤ山脈(Himalayas)をトレッキング中に新型コロナウイルス危機に見舞われた外国人登山者1000人ほどが、ネパールの首都カトマンズで立ち往生している。

 欧州やロシア、中国などからの旅行者たちの冒険は、新型ウイルスの感染拡大を受けてネパール政府が3月24日に発令した封鎖措置(ロックダウン)によって突然、終わりを迎えた。登山道から救出された人々は、パンデミック(世界的な大流行)を知らされて仰天した。

「今のところは何とかなっているが、どれだけ待てば帰国便に乗れるのか分からない。家に帰るためには問題が山積みだ」と、アンナプルナ(Annapurna)地方滞在中にロックダウンに遭遇したロシア人のアレクサンデル・シス(Alexander Sys)さんは語った。

 一方、ラトビア人のアレクサンドラ・テランジャカ(Aleksandra Terandjaka)さんは「時々パニック状態になって、何が起きているのかと考え込んでしまう」という。

 ネパールの春は登山シーズンだ。頂上に雪を頂いた山々でのトレッキングを楽しもうと例年約15万人の登山客が訪れる。だが、先月のロックダウン発令により、隔絶された標高の高い登山道も当局によって封鎖された。1700人を超える登山客がバス停や空港まで案内され、そこからバスとチャーター機でカトマンズまで避難した。

「ジョムソン(Jomsom)からポカラ(Pokhara)へ空路で向かう予定だったが、全便が運休になった。2日間待って、その後バスでカトマンズに来た」とシスさん。先月29日発のロシア行きの便で帰国予定だったが、この便が離陸することはなかった。「それ以来ずっと飛行機を待っている」という。

 外国人登山者の多くは、カトマンズ市内のタメル(Thamel)地区で足止めされている。もともと観光客の多い同地区では今も何軒かホテルやレストランが営業を続けている。

 オーストラリアや一部欧州諸国、米国へは既に特別便が手配され、外国人4000人以上が帰国を果たした。ネパール観光庁は各国大使館の帰国便の手配を支援しており、身動きの取れなくなった旅行者たちの要望をくみ上げるため複数のソーシャルメディア上に「ネパールで立ち往生(Stranded in Nepal)」という名のアカウントを開設している。

 しかし、婚約者と旅行中に新型コロナ危機に見舞われたテランジャカさんは、帰国の見通しが立たずにいる。「私たちの他にラトビア人はいないから、私たちだけのために飛行機は飛ばないだろう。どこか欧州行きの便に乗れたとしても、そこからラトビアへの飛行機は飛んでいない」とテランジャカさんは語った。(c)AFP




外出制限破った外国人観光客に…インド警察が科した信じられない罰

4/16(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL
外出制限破った外国人観光客に…インド警察が科した信じられない罰

北インドの都市リシケシはヒンズー教の聖地(ピンタレストから)

【もぎたて海外仰天ニュース】

 北インドのヒマラヤ山脈の麓にある都市リシケシ。ここでも新型コロナウイルスは恐れられている。

 インド全土にロックダウン(都市封鎖)が発令されている中、外国の旅行者10人がリシケシの町を歩き回ったため、警察官に逮捕された。食品などの生活必需品の買い物以外での外出は禁止なため、10人には信じられないような罰が科された。

「ロックダウンの規則に従わずごめんなさい」

 この一文をなんと1人500回ずつ書かされたのだ。出身国はイスラエル、メキシコ、オーストラリア、オーストリア。リシケシはヒンズー教の聖地ということあり、現在も約700人の外国人観光者が滞在している。

 警察署は観光者が滞在するホテルに今回の罰について知らせ、外国人が外出する時は現地スタッフが同行するように指示したという。これであれば誰も外出しない?
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