「山本五十六」想起校名、米で物議…中国系反発

2018年03月23日 | 政治社会問題
「山本五十六」想起校名、米で物議…中国系反発
3/23(金) 7:19配信 読売新聞
 【ロサンゼルス=田原徳容】米カリフォルニア州パロアルトの中学校の校名変更を巡り、新校名の候補の一つに上がった日系2世フレッド・ヤマモト氏(故人)の名前について、保護者の一部が「真珠湾攻撃を指揮した山本五十六・連合艦隊司令長官を想起させる」と反発し、議論を呼んでいる。

 米国では、社会に貢献した人物の名前を空港や学校などの名称に使うことが多い。ヤマモト氏はパロアルトの高校を卒業。第2次世界大戦中、日系人強制収容所に入れられたが、その後、米陸軍に入隊し、欧州戦線で戦死。功績をたたえる「銀星章」を受章した。

 パロアルトの地区委員会は13日、公募で集まった1600以上の新校名案の中から、ヤマモト氏など8候補を選び、公表。教育委員会が27日に投票による多数決で新校名を決める予定だ。

 ヤマモト氏案に不満を示しているのは、中国系を中心とした一部の保護者。ヤマモト氏と山本五十六の名字が同じであることが「混乱を生じさせる」と主張。教育委員会に100通以上の抗議メールが届いたほか、インターネット上での嘆願書に900人以上の署名が集まった。
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