【ABC特集】女子中学生が歩行困難に 国はまだ認めていない“ワクチン後遺症” 接種後に長期間の体の異変 子どもへの接種の是非
3/31(木) 20:13配信
ABCニュース
“ワクチン後遺症”が体に異変を引き起こす!?
新型コロナのワクチンを接種した後に、長期間の“体の異変”に悩まされている人がいます。数日以内に症状がおさまる「副反応」とは違い、1か月以上症状が続くという“ワクチン後遺症”・・・その実態を取材しました。
無意識に手足が動く不随意運動に悩む男子大学生(21歳)
兵庫県尼崎市内にあるクリニック。21歳の男子大学生は、本人の意思とは関係なく体が動いてしまう不随意運動(ふづいいうんどう)に、9ヶ月間悩まされています。
(医師)「脳の炎症なんですよ。それで不随意運動が起きる。元々は元気に普通に暮らしていたね?学生やから」
(母)「はい」
バランスを崩す男子大学生 直立静止も難しい
男子大学生は去年6月に、1回目の新型コロナワクチンを接種。打って5分ほどした後に吐き気と震えに襲われ、その日の夜から不随意運動が始まったといいます。この病院にはほかにも、男子大学生のようにワクチン接種後、長期間、体の異変が続く、“ワクチン後遺症”に苦しむ人がいるといいます。
中学2年生の少女(14歳)はすり足で歩いた
こちらは、14歳の中学2年生の少女。
(医師)「歩いてみて。あ~すり足やな~。はい、後ろ!これ、すり足や。バランス悪いからすり足になるんです」
(父親)「これでもだいぶ良くなった」
(医師)「学校に半年間、行けてない?。めまいみたいなのはする?ふわふわ?」
(少女)「ううん」
(医師)「ない?良かった」
一時は歩行困難になった
少女は去年10月、1回目のワクチン接種を終えた6時間後に体が硬直し、一時は歩けなくなりました。小さい頃から続けていた水泳も出来なくなったといいます。
(医師)「ワクチン打つまでは学校に行ってたんやな?」
(少女)「うん、毎日」
(医師)「泳いだ?」
(少女)「うん、泳いでた」
(医師)「ワクチン打った後はどうだった?泳いだ?この半年」
(少女)「(首を横に振り)泳いでない」
両親によると、会話のやりとりも以前と比べ、遅くなったといいます。投薬やリハビリ治療を行い、短い距離は歩けるようになったものの、学校は、欠席を続けています。
兵庫県尼崎市にある「長尾クリニック」。長尾和宏院長(63歳)は、“ワクチン後遺症”に苦しむ患者を、いままで80人以上診てきたといいます。
(長尾医師)「(去年の)11月はじめぐらいから、“ワクチン後遺症”の相談がちらほら舞い込み始めた」
「(ワクチン後遺症は)だいたい10個ぐらいの症状があると思うんですよ。頭痛、めまい。ちょっとグルグル回るみたいな感じかな。そして吐き気」
国は“ワクチン後遺症”の存在を認めていない
現われる症状はほかにも、動悸やしびれなどがあり重篤なものだと、歩行障害や記憶障害にも及ぶと言います。
「いずれにしても、副反応とは全く区別していて。長期間、1ヶ月2ヶ月続くということなんです。免疫の異常な反応が起きているとしか考えられないです」
症状が1ヵ月以上続き、日常生活に大きな支障をきたすという“ワクチン後遺症”。一方で、国は“ワクチン後遺症”について、正式には存在を認めていません。
(長尾医師)「どこ行っても『ワクチンとの因果関係は不明』で証明もしてくれないから、不安や抑うつ状態も重なってて、非常に複合的かつ複雑な病態を呈しているのが現状です」
新型コロナのワクチン接種(資料映像)
去年から始まった新型コロナのワクチン接種。国は、12歳以上の国民に対し「接種の努力義務」を課していて、2回目の接種を終えた人は、8割に迫り、3回目の接種を終えた国民も、3割を超えました。
モデルナ製新型コロナワクチン
現在主流のオミクロン株に対してのワクチンの発症予防効果は、3回目接種の後でファイザー製は約65%、モデルナ製は69%と報告されており、インフルエンザワクチンの発症予防効果、60%より高い数値です。
医療機関からの副反応疑い報告
そのうち接種後に死亡や、重い障害、入院を要するなど「重篤な副反応」が発生したとして、医療機関から厚生労働省に報告された件数は、6631件。発生割合は約3万回に1回。これは、インフルエンザワクチンの約2倍です。しかし、これらの副反応の多くについて厚労省は、『情報不足により、ワクチンとの因果関係は明らかになっていない』としています。
そして、今月から始まった、子どもへのワクチン接種について厚労省は、『子どもの重症例が増加傾向にある』『今後、様々な変異株が流行することも想定される』などとして、子どもにも接種を勧めるとしています。
南出賢一・泉大津市長
しかし、『基礎疾患のない子どもへの接種』については、慎重に判断するべきだする自治体もあります。
(大阪・泉大津市 南出賢一市長)「単純に打つということは、一旦立ち止まっていただいて」
「やはり一斉に送付されてくると、友達同士とかで『打った打たない』で同調圧力が生じかねない、というところもありますので」
保護者がワクチンをうつメリットとデメリットを判断するというが・・・
大阪府泉大津市では、子どもの接種券を一律で送付せずに、希望者のみが申請する方式を採用。保護者がメリットとデメリットを判断した上で、希望する人だけが接種券を申し込みます。
(南出賢一市長)「健康な子どもの重症化はやっぱり極めて少ないということ。大阪府の重症者は、19歳以下は0.00%ということで、10万人に5人なんですね」。
これに対し、市民は?
「怖いなと思います」
「(Qかかることが怖い?打つことが怖い?)打つ方が怖い」
「上の子は(接種の)対象なんですよ。だから始まれば行こうかなとは思ってますが・・・」
「親御さん1人1人が子どもたちの命を守るため勉強してほしい、考えてほしい」
“ワクチン後遺症”を訴える患者を診察してきた長尾医師は、子どもへのワクチン接種について、反対の立場です。
(長尾クリニック 長尾和宏院長)「打ちたいという子どもは親御さんの意思もあるから、その権利を奪うことは必要ないと思うんですけれども、『打ちたくない』、『考えたい』という人に対する配慮も必要なんじゃないかと思います」
「まず、親御さん1人1人が勉強して欲しいですね、そして考えてほしい。自分の頭で考えて、自分の大切な子どもの命を守る決断をしてほしい」
ジョンズ・ホプキンス大学のホームページより
日本より4か月早く、去年11月から子ども向けの接種が始まったアメリカでは、今どのようになっているのでしょうか?アメリカのジョンズ・ホプキンス大学は、『新たな変異株の発生防止』や『通常の生活が早く取りもどせる』など、多くの利点があるとし、子どもへの接種を強く勧めています。
一方、5歳から11歳の子を持つ保護者のうち33.1%が『ワクチンを受けさせない』、26.6%が『受けさせるか迷っている』としています。実際の若年層の2回接種率は、5歳から11歳で26、9%、12歳から17歳で58.1%と、日本の12歳~19歳の2回接種率、75、32%より低い数字です。
総合病院や大学病院でも女子中学生に起きた“異変”について詳しい原因はわからなかった
去年10月にワクチンを接種してから歩行が困難になり、中学校に通えなくなったという14歳の少女。総合病院や大学病院で受けた検査でも、詳しい原因は分かりませんでした。
(少女の父親)「市に問い合わせても、(ワクチンとの)因果関係が分からないからどうしようもないみたいな」
「もう、“怒り以上”よね。家族の生活もめちゃくちゃやし」。
大学教員の男性(43歳)は“ワクチン後遺症”だと告げられた
こちらの男性は、43歳の大学教員。接種後から、めまいや不眠に悩まされているといいます。
(大学教員)「会話の組み立てが下手になってますよね。前までは、こう言ったらこう言って、こう説明するっていう順番が、もうすぐポンと出てきたんですけど、にぶいんですよ」
(長尾医師)「結論から言うと、あなたは“ワクチン後遺症”です。だって打ってからずっとめまいが続いて」
「あなたも必ず良くなっていくから。希望を持って下さい」
ワクチン分科会 副反応検討部会(3月18日)
国はまだ、正式に“ワクチン後遺症”の存在について、認めてはいませんが、新たな動きも出てきています。3月18日に行われた、厚労省の「副反応検討部会」は、『長引く症状を訴える方がいることを想定し、希望する患者が速やかに受診できるよう、都道府県に対し発出する』、という方向案を示し、24日には通知を出しました。
宮城大学の風間逸郎教授
まだまだ分からない事が多い、“ワクチン後遺症”。病態生理学が専門の宮城大学の風間教授は“ワクチン後遺症”の原因について-
(風間教授)「“コロナワクチン後遺症”っていうことに関しては、そもそもその疾患の定義がまだはっきりしてないということですから。定義されてないものに対するメカニズムというのは、なかなか推測の域を脱していない。」
「例えば海外の報告とかで見ると、一部に免疫反応が絡んでるのではないかと言われています」
ワクチン接種やウイルスとの接触により、体内に“異物”が入ると、「免疫反応」が働き、“異物”を 攻撃して、侵入を防ごうとします。この際に、炎症やアレルギーを引き起こす物質「サイトカイン」を分泌。ワクチン接種後の「副反応」や「後遺症」に、この「免疫反応」が関係している可能性があると指摘します。大学生を対象に、ワクチンの副反応を調査した風間教授は、その免疫反応について、『若い人ほど反応が出やすい可能性がある』として、今後のさらなる情報収集が必要だと呼びかけます。
“ワクチン後遺症”の実態解明はこれからスタートラインに向かうところだ
(風間教授)「若い人がこれから接種してみて、どういう反応が出るかというのは、何か新たにわかるかもしれない」
「(“ワクチン後遺症”が)どのくらいの頻度で起こるかとか、男女差どうなるかどうか、後どんな症状が多いのか、データを蓄積してかなきゃいけないというのは、まず最初に行わなくてはいけないと思いますね
sa***** | 13時間前
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ワクチン接種後に亡くなった人は結構いますね。しかし、因果関係不明で処理しますからね。今後も因果関係不明で終わるでしょうね。ワクチン接種後に生じる体調不良については国の救済が認めらたケースもあるようですが、かなり厳しいことにはかわりないかと思う。
本来なら、ワクチン接種による副反応による後遺症のリスク(未来のリスクについてはこの場ではおいておく)とワクチン未接種によるリスクを天秤にかけて、どちらのリスクをとるか自らの意思で決めるべきことだと思う。そもそも、ワクチン接種は強制ではなく任意であるから尚更。であるからして政府が接種の『お願い』を何度も繰り返し半強制的な雰囲気をつくりだしたり、同調圧力のような接種しなければいけないような巷の空気はおかしな話であると思う。少なくとも子供への接種は急ぐ必要はないと思うのだが……
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nai***** | 12時間前
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後遺症の当事者です。
二回目接種後、微熱と頭痛、起立困難で日常生活が送れなくなりました。
結果的には、1ヶ月ほどで改善して、その後戻りましたが、1番辛いのは、受け皿がない事です。
受診しても、何も出来ない、の一言だけだったり、精神的な過剰反応と見なされたり。
運良く、総合病院の専門外来にたどり着きました。有効な治療法は無いと言われながらも、話を聞いてくれ、他の患者さんの症例のお話を聞き、色々な可能性を考えながら継続的に診てくれる場所が有るだけで、まずは救われます。
ワクチン接種のメリットを否定するものでは有りませんが、 これだけの人数が接種すれば、当然ひどく身体に合わない人が出るのです。根拠が無いからと、放置される人がこれからも、子供達も含めて、増えていく事の無いよう、後遺症の存在が認められていくよう、願います。
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mya***** | 11時間前
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こうなることはワクチン接種を始める前からある程度予想されてました。
遺伝子合成型ワクチンは作ることができるとわかってましたが,
安全性への担保がとれないということで実用化は回避されてました
(中長期的な危険性や副作用などの医学的な安全性が不明)。
それを緊急性がある理由で特例による短期間治験だけで作り,
また十分な治験期間がないので死亡や副作用が出ても,ワクチンが
副作用や死因となる症状を起こす医学的な理由が解明できないので
全て因果関係なしとなります。特に免疫系や遺伝子への危険性は
最初から指摘されていたので,記事を読むと納得できるところがあります。
今は副作用だけの問題ですが,遺伝子への影響(DNA逆転写)がありうる
ことがわかった現在,将来どういう症状が発生するか予想がつかないので
若年層や子供への接種はそのリスクを考えて決める必要があると思います。
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mar***** | 14時間前
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責任を確実な証拠がないものに責任を負わすことはできないので、証明困難なものは「ない」となってしまいます。たくさん事例が積みあがれば「状況証拠」にはなりますが、それだけで責任を負わすことは難しい。しかも他覚症状に乏しいので客観的証明も難しい。
国が推進側である場合が多いので、事例があるということでは動かないでしょう。
厚労省が出すものはあくまで「証拠があるもの」「かなりの確かさがあるもの」です。それ自体に嘘はないとは思いますが、それ以外に「正しいことがない」とまでは言えません。
適切に考え自分の判断で行うべきでしょう。「誰かに言われたから」で選択してもその人は責任取ってくれませんから。
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loi***** | 14時間前
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ワクチン接種をしたことで、後遺症に悩まされ辛い思いをしている人もいるということを1人でも多くの人に理解してほしい。任意であるワクチンを、打ちましょうと勧め続ける人は一体なんのつもりなんでしょうか。効果は多少あったとしても、これでは安全性は高いとは言えません。打て打てと言う前に、苦しんでいる人の立場になって、悪い面もあるということもちゃんと伝えるべきです。
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Yo@@@ | 14時間前
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個人的には、ワクチンの有効性や安全性は、高いという事は理解していますが、
このニュースに出ているように、副作用で苦しんでいる方がいる事も事実だと思います。
色々な所でアナウンスされていますが、
接種するかは、個人の意思を尊重する。
これに尽きると思います。
それぞれ、立場や環境が違うので、
100人いれば、100通りの考えがあると思います。
その判断ができるように、良い面、悪い面をニュースなどでもっと伝えてほしいです。
あと、ワクチンを打ちなさいという同調圧力や、デマを流す、打ちたい人を妨害するみたいな事は無くなって欲しいものですね。
返信16
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suhi***** | 10時間前
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通常の医薬品とは全く違うプロセスで世界に流通しているからねぇ。
まともに臨床試験やっていない、見切り発車の部分が有るしね。
世界中で現在進行形の臨床試験やっている様なものだから。
政府の反応見ていると水俣病を思い出した。
あれも政府とチッソが散々うちが原因であるわけがないと言い続けた。
ところがある人が一生懸命水俣病とチッソが出す廃水との因果関係を証明してやっと責任を認めたという経緯がある。不随意運動と聞いて今の政府の態度を踏まえると水俣病の時の状況と一緒なんだよね。
今回も誰かが因果関係を突き止めるまでは政府は責任を認めないだろう。
しかし今回は製薬会社が外国企業で供給して貰うに当り特約条項で一切の刑事・民事責任を負わない、免責を条件として付記されている。
当然ワクチンを日本国内で勝手に研究することも禁止とする特約もあるだろう。
その様な訳で日本では手も足も出ないのが一番痛い。
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pura | 14時間前
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ヨーロッパに住む友人は小学校にワクチン接種バスが来たそうです。
学校での集団接種です。
事前に何枚もの副反応、後遺症の可能性がある等説明書が保護者に配られ読んだ上で接種を選択し、接種希望なら同意書にサインする必要があったそうです。しかし説明は小さな文字で恐ろしく長文だったので読まない保護者は読まないでサインするだろうと言っていました。(母国語でない親も多くどこまで読み込めるかも謎だし、医療用語も盛り込まれた難しい説明になっていたそう)
店に入ったり、レストラン、美容室で髪を切るにも接種証明が必要になるので仕方なく射つという判断も多かったそう。
日本は接種しないことで日常生活に制限がかかることはほぼない状況なので射つか射たないか選択は可能。
しかし 選択できるからこそ保護者はしっかりと考えて決めなければいけないと思う。
返信11
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こんこん | 10時間前
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50代ですが3回目打って大変でした。
2回目で39度出て苦しかったから打った日から薬飲んで備えてましたが翌日から二日40度が続きそれ以降も食欲も出ず体の痛みも3日程続き声も風邪をひいたような感じになりました。
感覚的にはあと1週間有れば普通に仕事もできそうなので良かったですが次打たないといけないならお金払ってでも辞退したいです。
ホントに健康的な人以外は打たない選択もあると思います。
返信15
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FUK | 9時間前
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一部の話なんかじゃありません。事実起きてます。あまりにも不条理な経済的負担を国民に背負わせ放置するのでしょうか?ワクチン政策は必須でありながらも、諸問題を適切に処理すればただそれでいいと思います。肺炎よりも苦しい思いを一生背負う患者を放置する事は異常ですし、経済的負担と身体的精神的苦痛による訴訟を起こすべきです。大量にワクチンを確保するのも大事ですが側面にある問題を処理するのも、必然ではないでしょうか。
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