「どうして小室でダメなのか、僕にはさっぱりわからない」紀子さまの父・川嶋辰彦が明かした“信念”

2021年12月21日 | 芸能ニュース

「どうして小室でダメなのか、僕にはさっぱりわからない」紀子さまの父・川嶋辰彦が明かした“信念”

12/18(土) 6:12配信
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文春オンライン

「文藝春秋」2022年1月号より元朝日新聞記者・皇室担当の斎藤智子氏による「川嶋辰彦さんのキス」を一部公開します。(全2回の1回目/ 後編 に続く)

【写真】眞子さんを見つめる紀子さまの“険しいご表情”

◆ ◆ ◆
「眠ったまま、静かに、逝ってしまいました」

 秋篠宮皇嗣妃殿下紀子さまの父、川嶋辰彦さんが11月4日午前、都内の病院で息をひきとった。81歳だった。

「とても穏やかな最期でした。痛みも、感じなかったと思いますよ。眠ったまま、静かに、逝ってしまいました」

 と妻の和代さんは語る。

 学習院大学名誉教授。経済学部で長く教鞭をとった。同時にタイの山村で4半世紀にわたり、少数民族の生活改善のために力を尽くしたボランティア活動家であり、教育者でもあった。

 どんな人にも分けへだてなく丁寧に接し、タイや日本の若者から「タツ」と呼ばれて慕われた。

 縁あって、34年にわたって、お話をきく機会を得た。くちはばったい言い方だが、取材する人、される人、という関係は、とうの昔に超えていたと思う。
「どうして小室さんでダメなのか、さっぱりわからない」

上皇ご夫妻に挨拶された秋篠宮家の長女・眞子さま(当時) ©時事通信社

 生前の思い出を語りたい。

「どうして小室さんでダメなのか、僕にはさっぱりわからない」

 孫の眞子さんの小室圭さんとの結婚について、風当たりが強かったころ、どう思うかを尋ねてみたことがある。その時の、川嶋さんの反応だ。

 そして、手帳を取り出し、カリール・ジブランというレバノン出身の詩人の詩を読んでくれた。

《あなたの子は、あなたの子ではありません……あなたを通ってやって来ますが、あなたからではなく、あなたと一緒にいますが、それでいてあなたのものではないのです……あなたの家に子供の体を住まわせるがよい。でもその魂は別です。子供の魂は明日あすの家に住んでいて、あなたは夢のなかにでも、そこには立ち入れないのです》

「ね、いい詩でしょ?」

 と、共感を求めた川嶋さんの顔を、いまも忘れられない。

 小室さんの人格や家の事情について、川嶋さんが特に詳しく知っていたわけではないだろう。ただ結婚は本人同士が話し合って決めることであって、誰も関与してはならない。そんな、強い信念を持っていた。

 娘の紀子さまの結婚のときも、そうだった。

 初めて川嶋さんに会ったのは1987年、川嶋さんが学習院大学経済学部教授のころだった。宮内庁担当だった先輩の内藤修平記者に連れられて、東京・目白にある大学の研究室を訪ねた。

宮さまの結婚相手・紀子さま

 娘の紀子さまが、同じ学習院大学で1年先輩の「礼宮さま」(現・秋篠宮文仁皇嗣殿下)と親しく交際している。そんな情報を内藤記者はいち早くキャッチしていた。

 皇室ではこの時期、礼宮さまと兄の浩宮さま(現・徳仁天皇陛下)が、そろって結婚適齢期を迎えていた。誰と結婚されるのか、については、今以上に世間の関心が大きかった。新聞社としては、「宮さまの結婚相手」はなんとしても「トクダネ」で報じたいと思っていた。

 当時、私は30代前半。支局勤務を経て東京社会部記者となり、事件はもちろん、上野動物園のパンダの妊娠や中国残留孤児の親探し、大学の教育改革など、実にさまざまなテーマの取材に関わっていた。

 先行していた内藤記者の取材に若い私が加えられたのは、「女性の視点」から、お相手の女性をみてほしいという会社の考えがあったように思う。今思うと、なんとも時代遅れで取材相手にも失礼な話だが、当時は大真面目だった。

 そもそも新聞社は、長らく典型的な「男の職場」だ。ニュース記事は男性が書くもので、女性はニュースの「ネタ」になる側だった。「結婚までの腰掛けではないか」「夜勤や宿直ができるのか」等々の理由で、女性記者の採用には社内の反対も根強かった時代だ。

 私にも入社以来、「初の県庁クラブ女性記者」など「初モノ」の肩書きがついて回っていた。100人を超す大所帯の東京社会部に女性記者はほんの4、5人。最も若い私はパンダ並みの注目度で、女性のからむ取材はなんでも降ってきた。
「紀子のことはよくわからない」

 初めて訪れた川嶋さんの研究室は本や書類が積み上げられ、いかにも教授の仕事場然としていた。机の上に、幼い紀子さまの小さな写真が飾ってあった。黒っぽい乗馬帽をかぶり、白いポニーにまたがってまっすぐに前を向いた愛らしい姿。一家がウィーンにいた頃の撮影と聞いた。

 経済、乗馬といった話に続き、ようやく本題の紀子さまと礼宮さまとのおつきあいの話になったとき、私は心底びっくりした。

「紀子のことは僕にはよくわからないから、本人に直接聴くよう、内藤さんにも申し上げてきたんです」

 と、川嶋さんが言ったからだ。

 お妃選びは歓迎されない取材だと感じていた。浩宮さまのお妃取材にもどっぷり関わったが、若い女性の家に突然押し掛けても、まず、インターホン越しで終わった。玄関に入れてくれれば「御の字」。どの家でも親の困惑と警戒感がひしひしと伝わってきた。まして、新聞記者に娘を会わせるなんてことはめったになかったから、川嶋さんの反応は、意外に感じられたのだ。



父親中心の川嶋家

 それから少しして、実際に私は内藤記者と目白の喫茶店で紀子さまにお会いした。内藤記者はすでに前年から何度か話を聞いており、会話はとても自然だったが、私はその時、川嶋さんがなぜ記者に娘を紹介したか、わかったような気がした。20代そこそこの紀子さまの対応は、父親にとてもよく似ていたからだ。ニコニコしながら何分でも会話はする。だが、肝心なことは話さない。

「それはね、ひ・み・つ、です」

「さあ。斎藤さんはどうだと思いますか」

 じつに、手強いお方だった。

 川嶋家は、父親中心の家庭だった。川嶋さんを軸に、家族4人ががっちりとまとまっていた。紀子さまが高校のころから自宅にテレビを置かなくなったのも、川嶋さんの判断だったと聴いた。おかげで紀子さまは、高校時代、それまでにもまして猛烈に本を読んだという。

「決して押さえつけないし押しつけないのにいつの間にか夫の思っている通りに事が進んでいるんですよ」

 妻の和代さんから、そんな話を聴いたことがある。

 本を読み、絵を描き、ピアノを弾く。小さいころから乗馬やテニス、スキーを楽しみ、手話や奉仕活動に汗を流す。紀子さまはまさに、川嶋さんにとって理想の娘だったろう。

「かわいい子には旅をさせろ」

「人種的な偏見を持たない子に育てたい」

 川嶋さんのモットーにそって、大学時代には、青年の船で東南アジアも訪れている。

 内藤記者はその後、九州に異動し、私は1人で川嶋家の取材をつづけることになった。礼宮さまは88年から英国に留学され、紀子さまは礼宮さまと離ればなれになったことで、ご自身の気持ちをはっきりと自覚されたように思う。

( 後編 に続く)

紀子さまの父・川嶋辰彦さんが求めた“対等な結婚”「皇室のメンバーだから結婚したいと思うなら考え直した方がいい」 へ続く

斎藤 智子/文藝春秋 2022年1月号



tmt***** | 1分前

故人の言葉だから通用するだろうと日本人の気質を利用した結婚アゲな記事ですね

返信0

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やふ | 1分前

おめでたい人ですね。
この人もそうだけど皇族は世の中の闇の部分、負の感情を持つ人たちや、仕組みに接した事がないから、綺麗事だけでは世渡りはできないという現実を知らない。

返信0

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qqw***** | 2分前

世間には、悪い人も沢山いる
弱い人や、無知な人、無防備な人を見つけると、利用したがる。
アッシーくん・メッシーくん・キープくん・ミツグくん・ツナグくんなど。
中には、マルチに餌食にしたり、保証人に使ったり、アリバイ工作の為にだって。
もっと酷いのは、関係重ねていくうちに同棲し、財産を巻き上げ、不動産の名義もかえ、年金手帳も奪い取り、丸裸に 古い借家を用意しそこに押し込むなど(実話)
小室ママがそうだ、とは言いません、しかし、似てる部分を感じるので、老婆心から心配してるだけです
まだ社会人になって無かった圭君、親の背中の影響下にあると判断するのが普通
世の爺婆は、まずプロセスに違和感
働いて収入を得て、家族守れるようになってから入籍
仮に、奥さんがそっち役でも構わないが、眞子さんには、そのイメージは無い。
そんな所からも、圭君の行動に不信感。
皆さんの心配は概ねこんな所だったと思いますよ。

返信0

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poa***** | 3分前

喪中に婚約させる親ですからね。

返信0

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luc***** | 4分前

先ず驚いたのが川島両親,紀子さんと朝日新聞記者達との秋篠宮との婚約数年前からの密な関係。
小和田家はこういった取材には応じられなかった。平成の東宮御一家も小和田家もメディアとは一線を画しておられた。

川島カヨさんは納采の儀の日ベランダに洗濯物を干し同じ住民から忠告された時、うちは皇族との結婚は特別な事とは考えておりませんからと答えたとか。
良いか悪いかは別としてこの様な川島流の思想が皇室にどんな影響を与えたか、今なら理解出来る方も多いと思う。
しかし川島父は名刺に秋篠宮妃実父と表したとの画像をネットで見たことがある、もし本当なら彼の主義と相反するのではないのか?
紀子さんも親の教えに従うなら平等であるべき教育の場に妙な制度を作るのも父親の主義主張と隔離している。
自分の都合で良いとこ取りは人として恥ずべき行為だとは教えられなかったのだろうか?

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y_****** | 4分前

そうですか。我々はわからない理由がわかりません。

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aka***** | 4分前

お爺様が教授であった学習院大にマコ、カコを行かせなかったナマズ殿下と川嶋さんの間に澱んだ溝が無い筈が無いよね
だから普段から祖父と孫たちとは交流なんて無いのでは?
第三者的な考えなら「なんであんな男を選ぶかな〜」が自然だよ

返信0

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natuo | 4分前

川嶋さんのお人柄、本質がかいま見えて、なかなか書けない記事ですね。

川嶋さんが、30年前にK子さんに託したミッションは見事に遂行されている。怖いです。

返信0




moe***** | 7分前

正気の沙汰ではないな
犯罪者もみな平等ってヤツ

返信0

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mor***** | 8分前

紀子様ご婚約時には散々誉め称えた国民とマスコミ!
雅子様が皇太子妃時に、適応障害を発症した時には未来の皇后が!と叩き、紀子様が秋篠宮家がふさわしい!と右翼ブログでは絶賛だった。
それが今では、秋篠宮家には憎悪しかない書き込みがほとんどだ。
コロコロ変わる国民の意見を聞く必要があるか?
税金で生きてるだろ!と畏敬の念がないなら、皇室制度は止めた方がいい!
都合のいいときだけ、誉め称えられるのは、天皇ご一家も嫌だろ!どうせ又国民は批判のターゲットにするのは、わかっておられるだろうな!

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ajj***** | 9分前

東大出て勉強ばかりして、常識がない人の典型かな! もちろん東大に入って卒業して社会人になって素晴らしい人がほとんどだけど。

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iwg***** | 10分前

ただただ、
胡散臭い

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xqq***** | 10分前

この方も様々な疑惑のかたでしょう?まっすぐな反応かできない、ぼやかしたことしか
言えないところにこの方の本質があるのです。

返信0

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kaz***** | 10分前

我が娘が皇室への嫁いだ時は儲けと思った筈だ。箔が付くからね!なってしまえばお金に苦労なし!あの馬鹿な孫娘もしかり。他力生活でぬくぬくと暮らせるんだから!こんな家系は皇室の恥晒しですね。全く話にもならない!

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