ホンマかいな？ 大阪のカップルに“美女と野獣”が多いワケ

ホンマかいな？ 大阪のカップルに“美女と野獣”が多い

7/11(水) 9:26配信 日刊ゲンダイDIGITAL
ホンマかいな？ 大阪のカップルに“美女と野獣”が多いワケ
（写真はイメージ）（Ｃ）日刊ゲンダイ
「大阪のカップルは“美女と野獣”が多い」――そんな仮説を立てたのは、日本テレビ系のバラエティー番組「秘密のケンミンＳＨＯＷ」（７月５日放送）だ。

　大阪で街頭インタビューを１１年続け、夫婦やカップルを多数取材するうちに、“美女と野獣”率が高いことに気がついたという。番組内の「ヒミツのＯＳＡＫＡ」コーナーでは、野獣と称された“コワモテ”風の男性たちと、傍らでほほ笑む美女たちが紹介された。

　さらに、番組内では、こんな調査結果も紹介。「恋愛対象の男性にトークセンスを重要視するか」との問いに、「する」と答えた関東の女性は約１６％に対して、関西の女性は３０％と、ほぼ２倍。「話は面白くないが、超お金持ちの男」と「話は面白いが、その日暮らしの貧乏な男」のどちらを選ぶかは、「貧乏な男」を選んだ関西女性は４７％で、関東女性の３１％を上回ったという。やはりというか関西女性は「笑い重視」の傾向が強いようだが……。

「大阪の“モテ論”は、確かにちょっと独特ですからね」と、「大阪のオバちゃんの逆襲」の著者でライターの源祥子氏は、美女と野獣カップルが多い説に同調する。

「見た目のかっこよさより、オモロイことが重要視されますからね。といっても、“オモロさ”と“やかましさ”は別物。それをはき違える男性がいようもんなら、『うるさいねん』と女性から手厳しい意見が飛びます。『俺ってオモロイやろ？』アピール全開でしゃべりまくる必要はありませんけど、ここぞというときにオモロイことを言ったり、したりして笑わせてくれる――そんな男性がモテますよね」

　大阪では、イケメンだけどつまらない男は「残念な人」という評価になりがちだ。

「大阪の男性は、ちょっとやんちゃ風なファッションを好む人が多いということも、見た目の野獣度をアップさせているのかも。私は６年前に大阪から東京に引っ越したんですが、当初は、電車内に上下ジャージー姿の男性がほぼいないことに驚きました。大阪では割と普通にいらっしゃいますから。その手のファッションが好きな女性が多いから男性もそれを着るのか、その逆か……そこは分からないんですけど」（源祥子氏）

　やんちゃ風ファッションで野獣を装ったところで、オモロなければけんもほろろ。大阪美女を射止めるハードルはなかなか高そうだ。