20代女性と早朝ゴルフで「暴走ひき殺し」超有名弁護士・78歳の転落

2018年03月15日 | 事件
20代女性と早朝ゴルフで「暴走ひき殺し」超有名弁護士・78歳の転落
3/15(木) 11:00配信 現代ビジネス
20代女性と早朝ゴルフで「暴走ひき殺し」超有名弁護士・78歳の転落
写真:現代ビジネス
 高齢ドライバーによる重大事故が社会問題となっているなかで、超有名弁護士が加害者となった。自分の体力と頭脳によほど自信があったのだろうが、その慢心が人生の晩節を汚すことになった――。

20代女性と早朝ゴルフで「暴走ひき殺し」超有名弁護士・78歳の転落
Photo by iStock
事故直後なのに横柄
 「家族3人で2階の部屋で寝ていたところ、震度7の直下型地震が来たかと思うくらいドーンと下から突き上げられた。すぐに妻と子供の上に覆い被さり、次の揺れに備えました。

 ところが、次の揺れが来ない。『あれ、おかしいな』と思い、裏口から外に出ました。そこから表通りに回ると、1階にある店舗に車が突っ込んでいたんです」

 事故現場となった金物店の店主・佐藤伸弘さんは困惑した表情でそう明かす。2月18日日曜、午前7時すぎ。東京・白金にある北里通り商店街に轟音が響き渡った。

 高級車が暴走し、対向車線の歩道を歩いていた建築業の堀内貴之さん(37歳)をはねて、そのまま通り沿いの店に突っ込んだのだ。全身を強く打った堀内さんは死亡。堀内さんは現場近くの病院に入院中で、買い物に行くために外出していた。

 車を運転していたのは、弁護士の石川達紘氏(78歳)。東京地検特捜部長を務め、かつて「特捜のエース」と呼ばれた法曹界の超大物である。

 前出の店主・佐藤さんが続ける。

 「凄惨な現場でした。被害者の方は内臓が身体の外に出てしまっていた。加害者は額から血を流していましたが、これほどの事故にしては出血が少ないと感じました。高級車だったからなのでしょうか。

 商店街の他の目撃者が彼に声をかけたら、すごく横柄な態度で『早くここ(車内)から出してくれ』と言われたそうです。被害者が亡くなった認識があったのかは不明ですが、その態度はどうかと思いました」

 事故を起こす直前、石川氏が運転する車は交差点近くに停車していた。そこで女性と待ち合わせしていたのだ。

 石川氏が運転席からトランクを開け、女性が荷物を積み込もうとしたところ、車は急発進。300~400mほどの直線を猛スピードで走行したあげく、ハンドルが右に切られてガードレールを乗り越えて歩道に突っ込んだ。

 路上にブレーキ痕はなく、アクセルをずっと踏んだままだったと思われる。前出の佐藤さんはこう明かす。

 「私は加害者と待ち合わせていた女性に話しかけて、事情を聞いたんです。

 すると、『ゴルフに行くために、迎えに来てもらったんです。トランクが開いたのでゴルフバッグを積もうとしたら、いきなり車が発進してしまいました。私は追いかけたのですが、車が家に突っ込んでいて……』と声を詰まらせました。

 女性は髪が長くて、20代半ばのきれいな人でしたね。

 事故の後、加害者と同じ法律事務所の弁護士から電話がありました。『月曜日に保険会社から連絡させます』ということでしたが、私は『保険会社がどうのこうのではなく、人が亡くなっているんだから、まずはあなたが花を手向けに来られないのか』と怒りましたよ」

 佐藤さんの自宅兼店舗は、1階部分が全壊状態で柱も損傷し、2階部分が下に落ちてしまっている状態。いまは住むこともできなくなっている。


退官して生活が派手に
 亡くなった堀内さんの妻は事故の翌々日、気丈にこう明かした。

 「主人は本当なら事故の数時間後には退院の予定でした。現場近くのコンビニで買い物をした直後だったようです。車にはマカロニサラダがついていたと聞きました。もうすぐ退院なのにどうしても食べたかったのかな……。

 警察からは『アクセルとブレーキの踏み間違いだった』としか聞いていません。車にはドライブレコーダーがあったそうで、調査中とのことでした。

 いまは警察からの報告を待つしかありません。加害者の家族からは連絡はないですね。子供は中学生と小学生の二人います」

 自分の年齢の半分にも満たない働き盛りの男性の命を奪った罪はあまりにも重い。加害者の石川氏は命に別状はないが、右足の甲を骨折して、全治6ヵ月の診断で現在は入院中である。

 「本来ならば石川氏は過失運転致死容疑でその場で逮捕されていたでしょうね。回復を待って、事情聴取が行われる予定です。事の重大性を考えれば退院後に逮捕もありうるでしょう。

 現場で本人は運転ミスではなく、『車がおかしくなった』と主張したそうですが、それは事故車を分析すればすぐに分かることです」(全国紙社会部記者)

 元特捜検事にもかかわらず、石川氏は往生際が悪い。被害者への気遣いも足りない。事故は華麗な経歴ゆえの慢心が引き起こしたものだったのか。

 石川氏は地元・山口県の工業高校を卒業後、中央大学法学部に進学。在学中の22歳で司法試験合格。検事任官後は東京地検特捜部長、東京地検検事正、名古屋高検検事長などの要職を歴任した。

 特捜部時代には、ロッキード事件、平和相互銀行事件、撚糸工連事件など数々の事件を手がけ、金丸信・自民党副総裁や中村喜四郎・元建設相の逮捕でも検察幹部として指導的な役割を果たした。カミソリと称され、政財界を震え上がらせた、まさにスター検事だった。

 「特捜部時代は仕事の鬼で、趣味はたまにテニスをするぐらい。ゴルフをする時間なんてなかった。

 ところが、特捜部から地方に異動して、時間ができたときに車の免許を取り、ゴルフを始めた。それ以来、ゴルフと車にのめりこんでしまったんです」(石川氏の知人)

 '01年に62歳で退官し、東京・赤坂で弁護士活動を開始すると、生活はさらに派手になった。

 「本人が『これからが自分の青春だ』と話していました。夜は銀座のクラブをハシゴして、タクシーを呼んで最後は自宅のある鎌倉まで帰る。これがパターンでした。

 もっとも、酒が好きなわけではなく、口に含む程度で酒の場が好きなだけ。ダンディな雰囲気で難しい話はせずにバカ話をする。

 ホステスに頼られて、男女のトラブルを解決したこともありました。当然、モテていましたよ。チヤホヤされるのが楽しくて高級クラブに通っていたのでしょうね」(知人)


ゴルフも車も飛ばす
 検事時代の緊張感から解放されて、悠々自適な毎日を送っていたのだろう。もちろんカネには困っていなかった。検事を退官した後の'03年分の納税額は約3427万円。推定年収は1億円前後にもなる。

 '04年以降も、いくつもの企業の顧問や社外取締役を務め、ビジネスホテルチェーン「東横イン」の取締役会会長にも就任していた。

 また、堤義明・元西武鉄道グループオーナーや水谷功・元水谷建設会長、消費者金融・武富士の創業者一族の弁護人だったこともある。収入は膨れ上がっていたことだろう。

 「週末は愛車のレクサスLS500のハンドルを握ってゴルフ。千葉や茨城の名門コースがお気に入りでした。石川さんは165cmほどで小柄ですが、仲間内でドラコン賞を獲るほどの飛ばし屋で、ときにはカートを使わず、コースを歩いて回るほどいまも元気でした。

 車のほうも飛ばし屋で、高速道路でけっこうスピードを出して前の車を抜いたり、同乗者がヒヤッとする場面もあるそうです。自分で運転して、地元・山口まで帰省したこともあったと聞いていますから、運転には自信があったのでしょう」(前出・石川氏の知人)

 石川氏の健康状態は良好で、認知症の兆候もなかったという。しかし、体力や認知能力に問題がなかったとしても、78歳は運転免許の自主返納を考える年齢である。

 家族はどう考えていたのか。本誌は鎌倉にある石川氏の自宅を訪ねたが、夫人はインターフォン越しにこう答えるのみだった。

 「すべて弁護士さんに任せておりますので……」

 石川氏の代理人を務める、同じ法律事務所の小林正樹弁護士はこう語る。

 「持病などはありませんでした。いまは入院中ですが、意識も明確ですし、会話もできます。病状の回復を待って事情聴取を受ける予定です。

 まずは身体を治すことが第一ですので、私も込み入った話はまったくしておりません。また被害者の方の状況ですが、もちろんお亡くなりになったことは石川も把握しております。

 被害者の方を心配されていますし、ご遺族の方を含め非常に心痛を持って受け止めております」


トヨタも困惑
 交通事故に詳しい犯罪被害者支援弁護士フォーラム事務局長の髙橋正人弁護士が指摘する。

 「ブレーキとアクセルの踏み間違えで急発進した後、なぜ人のいる歩道にハンドルを切ったのか。自分の身を守るなど何らかの理由で、自分の意志で操作した結果の死亡事故ならば、明らかな過失です。

 近年の高齢者によるブレーキとアクセルの踏み間違いの事故は厳罰化傾向にあります。示談が成立するかどうかも影響しますが、今回も近年の状況を考えれば、実刑になる可能性があります。

 元特捜部長の肩書や年齢は量刑には関係ありません。ただし、事故の際の対応や遺族の感情は量刑に考慮されます。特に被害者が若いと量刑が重くなる場合が多いですね。実刑で禁錮1年以上もありうると思います」

 禁錮刑となれば交通刑務所に入所し、もちろん弁護士資格を失うことになる。また、執行猶予となっても、その期間は弁護士活動をすることはできない。いずれにせよ、死亡事故を起こした石川氏は、弁護士業を畳まざるを得ないだろう。

 「石川さんの家族もつらいと思います。奥さんは大物弁護士の妻という感じではなく、いたって普通の主婦です。

 子どもは二人、息子は広告代理店、娘はNHKに勤務していると聞いています。まだ学生の孫たちはショックを受けているでしょうね」(前出・石川氏の知人)

 無論、それ以上に不幸なのは亡くなった堀内さんやその家族、家屋を失った佐藤さんである。保険会社が対応するとはいえ、補償金は億単位になろう。

 一方で石川氏の愛車・レクサスを販売するトヨタも困惑するしかない。ニュースでは、半壊したレクサスLS500の映像が何度も流れた。

 同車はレクサスシリーズの最高級セダンで新車の価格は1000万円前後。安全装備も充実していたはずなのに、なぜ自動ブレーキが作動しなかったのか、ネット上でも騒ぎになった。

 「現行のブレーキ制御は、アクセルを強く踏み続けた場合、そのシステムがキャンセルされるのです。恐怖とパニックで判断能力を失い、ドライバーはブレーキだと思ってアクセルをさらに踏み込んでしまう。するとスピードが増して、暴走がさらに続く。

 自動ブレーキが前方の歩行者を認知して作動して物理的に止まれる速度はおよそ50km/hまでです。今回の事故ではそれ以上の速度が出ていたのでしょう。そのため安全装備は機能しなかったと思われます」(自動車評論家・国沢光宏氏)

 特捜部長から大物ヤメ検弁護士へ。怖いものなどなかったはずの石川氏は、キャリアのすべてを一瞬で失った。

 「週刊現代」2018年3月10日号より
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安倍昭恵さんに「人格疑われる」の声、官僚の乱開始か

2018年03月15日 | 政治社会問題
安倍昭恵さんに「人格疑われる」の声、官僚の乱開始か
3/15(木) 16:00配信 NEWS ポストセブン
安倍昭恵さんに「人格疑われる」の声、官僚の乱開始か
職員自殺報告の当日、昭恵氏は笑顔で鏡開き
 政権を揺るがす大問題に発展した森友問題。そもそもこの問題は“アッキード事件”と揶揄され、安倍晋三首相(63才)の妻・昭恵さん(55才)が引き金を引いたといえる問題だ。しかし、朝日新聞が決裁文書書き換え疑惑を報じた3月2日には、

《能舞台においてアジアのファッションショー。モデルの皆さんが全員足袋を履いているのが印象的でした》

 とフェイスブックに投稿。書き換え問題で国会が空転していた7日には都内で映画鑑賞したことを投稿した。

 そして近畿財務局職員の自殺が報じられた9日。その前日の国際女性デーのイベントに参加したこんな写真をアップした。ピンクのワンピース姿で満面の笑みを浮かべ、日本酒の樽の前に木槌を持って「鏡開き」する昭恵さんの姿──。

《昨年に引き続き、He for She,HAPPY WOMANのイベントに参加しました。大好きなART FAIR TOKYO 2018のオープニングもありました》

 写真には、そんな文章が添えられていた。全国紙政治部記者が顔をしかめる。

「普段はフォーマルな服装が多い昭恵夫人ですが、この日はめずらしくピンクのワンピースでした。職員が自殺したのは7日で、森友問題に関連して自殺者まで出たという情報は耳に入っていたはずなのに、あんな服装でお祝いの写真を投稿するなんて…。“空気を読めない人”というレベルではなく、人格を疑われても仕方ありませんよ」

 しかも昭恵さんは2014年3月に投稿した籠池夫妻とのスリーショットをいまだにフェイスブックで公開しており、無神経と言わざるを得ない。

「そもそも森友問題が解決しないのは、昭恵さんが証人喚問に応じないのも一因です。国会そっちのけで“スピリチュアルな活動”に精を出していますが、昭恵さんが早期に国会で真実を話し、政府が真摯に調査していれば、近畿財務局の職員は死なずにすんだはずです。昭恵さんと安倍首相の罪は重いと言わざるを得ません」


 公文書の書き換え問題は、安倍政権下における「日本の権力の在り方」にも重大な問題を投げかけている。

 立法、司法、行政の「三権分立」。国の権力が1点に集中しないための基本的なルールだ。お互いが独立し、監視しあうことで、権力が暴走しないように制御するシステムである。一般に、国民が唯一選挙で選ぶことができる立法が他に優越するとされる。

「安倍一強政権が続いてきたことで、そのバランスが崩れてしまいました。行政府(内閣・官僚機構)は立法府(国会)に捏造した文書を出すほど軽んじているし、司法府(検察)は官邸の顔色を見て動いています。森友の土地売買問題で、検察は“買い手”の籠池夫妻を逮捕して長期拘留しているのに、“売り手”の官邸・官僚には手を出さないのが、そのいい例です。

 しかし、ここにきて風向きが変わってきました。霞が関の中心である財務省は超エリートの佐川宣寿氏(前・国税庁長官)が失脚させられ、ノンキャリアの自殺という悲劇を経験しました。官僚機構は、このまま安倍官邸の“忖度”を続けても、割に合わないと感じたことでしょう。

 今後は安倍官邸に対する、官僚たちの反乱が起きるはずです。いかに安倍官邸が無理な要求を役人たちにしてきたのかが、官僚たちのリークによって今後も次々に明るみにでるかもしれません。検察も、もう黙っていられないでしょう。公文書の偽造をしたのは誰か、指示を誰が出したのか、そこに政治家の関与がなかったかを調べ上げて事件にするはずです」(ジャーナリスト・伊藤博敏さん)

 安倍政権が無傷でいられるわけはない。ある政権中枢筋は、「麻生財務相は今国会で来年度予算が成立したら辞任だろう。安倍首相もこの秋の三選を目指す総裁選への出馬が難しくなった」と語る。



sat***** | 6時間前
ある意味最低の人格かもしれない・・・・
本人は善意の塊なのかもしれないが、実際周りに群がるのは、何とかして総理夫人、果ては総理の威光を利用したい者たちが多いだろう・・・
純粋無垢といえば聞こえも良いが年を考えなくてはならないだろう・・KYとか意識高い系とか天然とかいうよりは、ある意味障害に近いと思う・・・
自身の行為は全て善意から、、という自意識過剰に人望や実力があるという思い込み、最悪なのは自身に都合の悪い発言や行為は瞬間的に忘却できる・・というかすべて善意からの物だからと上書きしてしまうことだろう。
結果どうなっても、一緒になってどうしてそうなるのかわからないとか、神様のおぼしめし・・みたいなわけわからんことを言ってシラを切れる図太さ・・・普通じゃないですね・・

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44
返信6
tt0***** |6時間前
どう考えても障害でしょ。みんな口に出さないようにしてるだけ。

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5
asa***** |6時間前
松崎家には過去にイカレポンチが3人生まれているが、戸籍から抹消している。ところがこのバカは抹消されずに世間に出たんです。残念ながら、医学的には仰るように異常をきたしており、殆どの専門家は、精神錯乱によるある種のサイコパスと診断します・
先々のことを考えると、いずこかの特殊療養所に送致するのがベストでしょう。できれば夫婦ともに!!

36
4
com***** |6時間前
ですね。
精神か知的か、ダブルか、だと思います。




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公取委、アマゾンに立ち入り 不当な「協力金」要求容疑

2018年03月15日 | 事件
公取委、アマゾンに立ち入り 不当な「協力金」要求容疑
3/15(木) 11:38配信 朝日新聞デジタル
公取委、アマゾンに立ち入り 不当な「協力金」要求容疑
公取委が問題視する取引の構図
 ネット通販最大手の米アマゾンの日本法人「アマゾンジャパン合同会社」(東京都)が、取引先に対して不当な「協力金」を負担させた疑いがあるとして、公正取引委員会は15日、同社に独占禁止法違反(優越的地位の乱用)容疑で立ち入り検査をした。

 アマゾンは日用品や食品などをメーカーから仕入れ、ネットを通じて自ら販売している。関係者によると、同社は遅くとも数カ月前から、納入元のメーカーに対し、アマゾン側が値引きして売った商品の販売額の一定割合を「協力金」として支払わせていた疑いがある。値引き分を補塡(ほてん)する目的があったとみられる。

 独禁法は、優位な立場を利用して不利益な取引を受け入れさせることを禁じている。メーカー側は協力金を断れば、「サイトでの商品広告が不利に扱われる」「ブランド力のあるアマゾンに出品できなくなれば、消費者の目につかなくなる」などとして、支払いに応じていたとされる。
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米軍機が遭遇した未確認飛行物体、新たな映像公開

2018年03月15日 | 事件
米軍機が遭遇した未確認飛行物体、新たな映像公開
3/13(火) 14:22配信 CNN.co.jp
ワシントン(CNN) 米軍の戦闘機が遭遇した未確認飛行物体(UFO)とされる新たな映像が、このほど研究団体によって公開された。米国防総省は昨年、過去にUFO研究のためのプロジェクトが存在していたことを認めている。

この映像は、国防総省のUFOプロジェクトを主導した元高官などでつくる団体が9日に公開した。同団体によると、映像は米軍の戦闘機「FA18スーパーホーネット」がとらえたもので、「高速飛行する未確認飛行物体」が映っているという。

国防総省はこの映像についてコメントを避けた。同団体によれば、情報公開法に基づいて請求すれば、誰にでも入手可能だという。

国防総省のUFO研究については、昨年、海軍のパイロットが未確認飛行物体に遭遇した際の映像2本が公開されていた。

国防総省のUFOプロジェクト責任者だったルイス・エリゾンド氏は12日、今回の映像について、国防総省がUFOに関する資料をもっと大量に保有していることがこれで裏付けられたと述べ、この問題について公に論議する必要性が一層強まったと指摘した。

同団体は「正規の手順」を経て映像を入手し、国防総省も公開を認めたと説明している。

昨年公表された2本と今回の映像は、米軍機の位置やパイロットの存在、物体の形状といった特徴が「不気味なほど似ている」とエリゾンド氏は指摘。宇宙から来た物体とは限らないが、あらゆる可能性を排除できないと述べ、たとえ外国の航空機だったとしても警戒が必要だと話している。

航空機に詳しい専門家のデービッド・スーシー氏は、映像に映った物体に放熱の形跡がないことには特に驚いたといい、「私の中では説明がつかない」と語った。

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