恥ずかしい歴史教科書を作らせない会

改憲で「戦争する国」、教基法改定で「戦争する人」づくりが進められる今の政治が
将来「恥ずかしい歴史」にならぬように…

米軍将兵の健康調査結果発表。自衛隊は?

2004年03月09日 | 外交・国際
 米国防総省が、イラク戦争前の半年間に行なった健康調査の結果を発表しました。
 それによれば「過度の飲酒」18.1%、「違法薬物使用」3.4%(1年間トータルでは6.9%)等と極めて劣悪な状態だということです。米国防総省は「テロとの戦争のストレスが原因だが、驚くには当たらない」とコメントしています。
 これは本当に「驚くに当たらない」数字でしょうか。

 昨年12月、フランス誌「カナール・アンシェネ」は、フランス情報機関の入手した情報として、イラク駐留米軍から累計1700人が任務を離れ脱走し、さらに7000人が精神的なダメージ等で治療のため撤収したと報じました。米軍では自殺者も倍増しています。これほど兵士の「心」はズタズタになっているのです。

 自衛隊でも近年、自殺者が急増し02年までの5年間で347名が自ら命を絶っています。自衛隊員の安全と健康と人権を守るためにも、派遣中止・早期撤退を祈ります。


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