まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

シングルマン

2013-03-03 19:54:14 | 日記
「シングルマン」を観ました。

私、その昔は、同性愛に対しての偏見がかなりありましたが、今は、かなり薄れたと思います。

この映画が、ゲイの主人公を描いているとは知らずに借りてきましたが、別に違和感はありませんでした。

むしろ、この映画の影響で、(女性に宛ててですが)久しぶりにラブレターを書いてしまいましたし(笑)


性にはふたつの側面があって、ひとつは、子孫を残すためのもの。

もうひとつは、コミュニケーションを深めるためのもの。

私の信仰心では、どちらが正解でどちらが不正解ということはないように思いますが、出来ればやはり、お互いのベクトルが合っていて欲しい、そう思います。

凄く単純な考え方ですが、その方が悦びが大きく、より楽しいと思うからです。


人は、大切な何かを失った時に、ようやく、本当は何が必要だったのかを知るのでしょうか。

我が師匠、色川武大が言う通り、人の愛情さえもが、8勝7敗、7勝8敗の間で、うろうろしているのでしょうか。

必ずしも与えた分だけ得られるわけではありませんが、与えないことには、何も得られないのでしょうか。


言葉では伝わらなかったことが、その渾身の行動で、ようやく目覚めることもあります。

だから友よ、どんどん、否定して欲しい。

そして願わくば、いずれお互いのベクトルが合いますように。

P.S.

恥ずかしながら「ウインザーノット」って、競走馬の名前としか認知していませんでした。

ネクタイの結び方!

私は父に教わった方法でしか結べませんが、今度は別の結び方も試してみようと思いました。

そういう新たな試みが、今の自分にはとても似つかわしいような気がしています。
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谷川連峰の天然水

2013-03-03 13:54:46 | 日記
谷川連峰の天然水、「FROM AQUA」の広告の写真です。

なかなか素敵なペンギンさんだったので、ついつい撮影してしまいました。

たまに、電車の中などで、素敵なペンギングッズ(特にバッグ!)を持っている方にお会いすることがあります。

そんな時は、話しかけたい誘惑、写真を撮りたい誘惑との葛藤があります(苦笑)
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バイタルサイン

2013-03-03 13:17:06 | 日記
昨日その方、Iさんは、私たちの夜勤が明けて間もなく亡くなりました。

私たちに見送られたくなかったのか、あるいは、私たちに迷惑をかけたくなかったのか、私にはさっぱりわかりません。

タイムカードを切った後に、ただただ、頭を下げて、手を合わせることしか出来ませんでした。


3年前の話です。

「ごめさん、Iさんの食事介助、苦手でしょ」

見るに見かねた同僚が、Iさんの食事介助のコツを、丁寧に教えてくれました。

それでもやっぱり、私はIさんの食事介助が苦手でした。

もしかしたら、技術ではなくて、気持ちが通じあうことで、食べて下さることがあるかもしれない、そんな風にも思いました。

そして後年、実際にそういうことがあるのだということも、私は知りました。

Iさんは、私に、そういう思い出を残してくれました。


これまた昨日の夜勤の時の話ですが、朝食時、食パンを喉に詰まらせた方がいました。

第一発見者は私でしたが、異常を察してすぐにタッピングに入ったのは同僚のKさんでした。

Kさんは、その方だけでなく、私をも救ってくれたのです。

その後の私はもう、胃が痛くて痛くて・・・。

久しぶりに胃痛に苦しみました。


これまた昨日の夜勤の時の話です。

その方は、突然(その前の巡回の時は何の異常もなかった)口から大量の泡を吹いて、苦しそうにしていました。

何らかの異変が起きていたことは間違いなく、おそらく心臓系の疾患だと思い、すぐに同僚を呼んで協議しましたが、結局、バイタル数値に異常がなかったので、様子観察としました。

その後、その方は、徐々に落ち着かれ、まるで何事もなかったかのように、夜は明けていきました。


その昔、私が今よりもさらに未熟だった頃の、忘れられない思い出があります。

その方は、私が夜勤の時に、心筋梗塞を起こしました。

会話が出来ない方だったこともあり、そのバイタルからでしか、判断が出来ませんでした。

むろんすぐに同僚を呼び、協議をしましたが、この時私たちは、結果的にその判断を誤ったのかもしれません。

その方は、何日か後に、病院で亡くなりました。

戻ってきて欲しかった、痛切にそう感じました。

そういう苦い思い出も、まま、あります。


以上書いたことは、全て私の妄想で、嘘八百です。

私には業務上の守秘義務があります。

どこまでが本当で、どこまでが作り話なのかは、皆さんの判断にお任せ致します。


私は「まぬ家ごめ助」です。

自分でつけた名前です。

以前の自分とは別人のつもりなのです。
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そうだ、髪形を変えてみよう

2013-03-03 12:09:33 | 日記
そうだ、髪形を変えてみよう。

しばらくの間は切らずに長めにしておいて、そいつをばっさり切ってしまおう。

白髪が目立つけれども、それこそが今の自分に相応しい。


最近、「ブラックニッカ クリア」を好んで飲んでいます。

安くて美味しいです。

もちろん、ハイボールだの、まして水割りだの、そんなの大嫌いです。

ロックだぜ(笑)
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「血と骨」

2013-03-03 11:35:54 | 日記
両極端は一致するのでしょうか?

私は一致するのではないかと思っています。

右から行こうが、左から行こうが、宇宙の果てに行けば行くほど、元に戻ってしまうような感覚があります。

それはまるで、地球の上を歩いたり、泳いだりしているのと同様に。


「血と骨」を観ました。

ビートたけしが演じる主人公は、どこからどこまで、何から何まで、私の価値観とは異なる男なのでした。

だからと言って、彼の生き方が間違っているなんて言えないし、むしろ、彼の生き方の方こそ正しいのではないかとさえ思いました。

彼は、彼なりの狂った方法で自分と向き合い、皆を愛しました。

私にしたって、結局はお嫁さんから三行半をつきつけられたわけですし、方法は違っても結果は同じだったわけです。

今の私にははっきりとわかります。

結局、今までの私は、種馬として失格だったのです。

これもまた、男の生き方の典型のひとつかもしれませんが、むろん、このまま種付けを終えるつもりもありません。


この映画、本質は決して間違っていないと思いますが、ディテールにはちょっと残念な部分が多かった。

特に最後の場面、ビートたけしが演じる主人公が死ぬ場面については、不満が残ります。

原作がどうなっているのかは知りませんけれども。

P.S.

濱田マリさんの演技は見事でしたね。
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