三代目林家正楽師匠が好きだ!
五街道雲助師匠が、人間国宝になったと知った時に、先ず思ったのは、あ~、さん喬師匠ではなかったんだな、と。
もちろん、さん喬師匠の方が優れているとか、そんな気持ちは毛頭ありません。
僕は、熱心なさん喬師匠ファンですので、そう思っただけの話ですし、もちろん、雲助師匠の江戸の風も、大好きなのです。
しかし、雲助師匠と正楽師匠を比べたならば、いかがでしょう。
落語と紙切り、ジャンルは異なりますし、優劣の問題ではありませんけれども、少なくとも、寄席の演芸に魅せられた人たちからしてみれば、僕の言いたいことは、ご理解頂けるのではないでしょうか。
正楽師匠の、紙切りの芸だけでなく、あの話術、揺れる身体、つまり、唯一無二の存在が、目に浮かぶはずなので。
ともあれ、正楽師匠が、亡くなる2日前まで寄席に出演していたという事実には、心の底から、感服致しました。
なんと素敵な去り方なのでしょう!
この去り際から思うに、演芸の神さまからなのか、仏さまからなのか、わかりません、わかりませんけれども、愛された方だったことには、違いないのでしょう。
「潮来の嫁入り舟」有難うございました。
合掌。
五街道雲助師匠が、人間国宝になったと知った時に、先ず思ったのは、あ~、さん喬師匠ではなかったんだな、と。
もちろん、さん喬師匠の方が優れているとか、そんな気持ちは毛頭ありません。
僕は、熱心なさん喬師匠ファンですので、そう思っただけの話ですし、もちろん、雲助師匠の江戸の風も、大好きなのです。
しかし、雲助師匠と正楽師匠を比べたならば、いかがでしょう。
落語と紙切り、ジャンルは異なりますし、優劣の問題ではありませんけれども、少なくとも、寄席の演芸に魅せられた人たちからしてみれば、僕の言いたいことは、ご理解頂けるのではないでしょうか。
正楽師匠の、紙切りの芸だけでなく、あの話術、揺れる身体、つまり、唯一無二の存在が、目に浮かぶはずなので。
ともあれ、正楽師匠が、亡くなる2日前まで寄席に出演していたという事実には、心の底から、感服致しました。
なんと素敵な去り方なのでしょう!
この去り際から思うに、演芸の神さまからなのか、仏さまからなのか、わかりません、わかりませんけれども、愛された方だったことには、違いないのでしょう。
「潮来の嫁入り舟」有難うございました。
合掌。