まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

北朝鮮 焔の中

2017-09-30 01:41:07 | 日記
「焔の中」著者=吉行淳之介

私は右翼で、さらに、左翼でもあります。けれども、思想的にではなく、心情的には、左翼なのでしょう。なぜならば、常に少数派として存在していたいと思いつつ行動していますし、その実践こそが、私の意義・価値だと思っていますので。まぁ、実際には難しいんですけどね、口で偉そうなことを言うのは簡単なことですけれども・・・。

北朝鮮の人々の中にも、確実に、吉行淳之介の感性は生きています。私たちは、その事実を忘れがちですけれども、願わくば、忘れて欲しくないです。

「この世界の片隅に」の頃でなくっても、この世界の片隅は存在しているわけですし、実際にすずちゃんは、昔も今もずっと、生き続けているのでしょうし、そうして、その事実こそが、人類の希望なのでしょうから。

声にならない声に、耳を傾けましょう、ね。
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The Chain の魔法について(主にRyoちゃんへ、そして、マックのファンに向けて)

2017-09-30 01:11:43 | 日記
「Lindsey Buckingham Christine McVie」Lindsey Buckingham / Christine McVie

先ずは、参加ミュージシャンのクレジット(Personnel)を見て驚きました。

Lindsey Buckingham
Christine McVie
Mick Fleetwood
John McVie
Mitchell Froom(keyboards)

フリートウッド・マックじゃん!(笑)


次に驚いたことは、参加していないはずのスティーヴィー・ニックスの声が聞えてくる・・・、ということ。

どういうことやねん!(笑)


検証するまでもなく感じたことは、こいつらの絆(鎖)は半端ではないな、ということ。

さらに、マックファンのための作品なのであって、初心者向けではないな、ということ。

初心者、お断り。

つまり、僕らファンは、空耳で、空想で、無意識にスティーヴィーのハーモニーを想像しながら聴いているのでしょう。

そうして、フリートウッド・マック名義にしなかったからこそ、フリートウッド・マックの魔法を感じてしまうのでしょう。

いつか、本物の5人組の、本物の魔法を、生で聴きたい!!!
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男が男して生きること、女が女として生きること

2017-09-29 00:54:12 | 日記
「ディストラクション・ベイビーズ」監督=真利子哲也

真利子監督、強烈な資質ですね。疑いようのない、大きな才能。おそらくは、何をいまさらなのであって、もう既に私なんぞが語る必要もなく、映画の世界においては、浸透していることなのでしょうけれども。

北野武監督と比較されることが多いのではないか、そんな想像を勝手にしていますけれども、私が思ったのは、ヤン・イクチュン監督は、この映画、彼の才能に対して、どんな声を上げているのかな、というようなことでした。

例えば、あくまで例えばですけれども、ビートルズやストーンズは凄かったけれども、今は、凄いわけではありません。もちろん人を満足させる「芸能」は保っていますし、ミックの彼女の自殺の時に感じたことですが、鋭い感性の吐息が途絶えているわけではないのですけれども。

今宵はシミが、ふらっと顔を出してくれました。私は、あらゆる点において彼に敵わないことを、好ましく頼もしく思っていますけれども、おそらくは、彼にはまだわからないであろうこと(例えば、宗教や歴史や政治)については、若干(ここが重要)、長けています。わからないことが、わかっている。きっと、真利子監督も、わからないことがわかっているのでしょう。凄い。
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キョロちゃんの缶詰 まぬけの箱

2017-09-28 23:33:32 | 日記
昨夜、ダマサレちゃうカンヅメを開けました。正確には、クソベーに開けて頂きました。

あの缶は、去年のクリスマス企画だったので、その間ずっと、機会を失っていた、ということですな。

もちろん、パンドラの箱は開けられませんでした。なぜならば、希望を残す自信がなかったから・・・。

仮に、自らの希望は残されていなかったとしても、少なくとも、若者たちには、希望が残されていますように。
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波摩町、そして、渡鹿野島も、秋深き

2017-09-27 14:06:29 | 日記
社会派ではなく、いうなれば、人間派なのです、きっと、池田監督は。

「人魚伝説」監督=池田敏春

波摩町という地名は存在しません。けれども、渡鹿野島は存在します。先ずは、ここいらのディテールに注意を払いつつ、この映画を観て欲しいです。試しに、「渡鹿野島」検索をしておくんなまし。

私にとって、池田監督といえば、「秋深き」です。あの映画は本当に素晴らしかった。ですから、「人魚伝説」も、観たかった。ずっとずっと、長い間、観たかったのです。

池田監督は、あの時、そう、身を投げた時に、私のように、そして例えば、アスクルのように、酩酊していたのでしょうか。わかりません、わかりませんけれども、精神的にではなく、何か肉体的な不調があったのではないか、そんな気が致しています。はい。

小さな生き物として、あるいは、何かに虐げられた市井の者として、さらには、滅びゆく何かを代表して、声を大きくして言いたいのは、きっといつかどこかで輪廻するぞ、というようなこと。おごれる者久しからず、ってか。きっと、そんな私こそが、おごれる者なんだろうけれども・・・。

社会派ではなく、いうなれば、人間派として、私に言わせて下さい。

池田監督、ありがとう。
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