護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

06年11月13日月曜日

2006年11月13日 14時18分52秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問


 今日は新聞の休刊日、私の情報はテレビのみ。

 初めに飛び込んできたのは、イラクで2か所でテロがあり英軍兵士に犠牲者が出たという。
 力の論理では平和は来ないと言うことをイラクに派兵している国家もテロをしているイラク人も肝に銘じるべきで、泥沼化してきたのは確実で、宗教が絡んだもめ事は他国の人間が口出しても解決はなく、解決はイラク人に任せておけばと何だか腹が立ってきた。

 今朝も、二人の児童と校長、裏金で問題になっている岐阜の自殺の報道があった。
 自殺した方にはそれぞれ死にいたる経緯は違うと思う。私も終戦直後、自殺未遂の経験があるが、今はあの時死ななくて良かったと思っている。

 このブログの何処かに書いたと思うが、飽食の時代、何不自由なく自分の思う通りに育って何の抵抗もない環境で育つとちょっとした事が、もの凄く子供の精神に傷を付けるのではないかと感じることがある。
 といって苛めを肯定しているのではない。
 30年ほど前、姪が小学3年生くらいから何故か「のぐそ(糞)」と言われて虐められていたようで、学校で注意すると陰湿になり中学卒業まで続いていたが、地元の高校ではと地方の私立校に行って問題は解決した。だが虐めで本人は自殺など考えてはいなかったようだ。
 結婚後、苛めの同級生に会った時、「あんたはに良く虐めてくれたな」と言うと当の本人は「虐めた覚えがない」と言っていたと、虐められた時より、後年に「虐めた覚えがない」と言った事に姪は腹をたてていた。
 恐喝してお金の請求は完全に犯罪だが、30年前でもそのような状態だから、現在の子供たちは虐めはゲーム感覚になっているのではないだろうか。
 虐めを無くすのも大切だが、精神的に強い子供を育てるのも大切だと感じている今日この頃だ。
 また,虐めに関係ないようなに見えるが、核家族と少子化が子供たちの成長に何かに関わっているような気がするのは私だけだろうか。

 
 校長さんが亡くなった。何だか別の意味で悲しくなる。
 記者会見していた教育長を見ていると虫酸が走る。言葉では綺麗ごとに話しているが全く他人事だ。
 テレビで色々聞くが校長は中間管理職のようなもので、都合の悪いことは全部中間管理職に押し付けている感じは拭えない。知事とて口の出せない教育問題。社保庁と同じく教育委員会は無用の長物だ。校長を社長に教職員は部長に昇格すべきだ。
 考えると校長も行政に虐められている感じは拭えない。

 この問題で感じる事は何故かPTAの話は出てこない。教師が注意すると親が怒鳴り込んでくるという話はよく聞く。教師が精神を煩って休職しているのも知っている。私は犠牲になった親の話しか表にでないのが不自然に感じてならない。

 最後に安倍内閣は教育改革を旗印にしている。

 お偉い方で、お金に困らず、大学を出て、子供や学生に勉学を教えたことのない議員や官僚が考えた教育改革をしても絶対に改革はできない。改革できたように見えてもすぐ後戻りするだろう。

 教育再生会議もあるが、改革は現場の教師も集めて創ったものでなければ、絵に描いた餅だろう。
 社会や親が学校に格差を付ける現代社会の教育の難しさが表面に吹き出てきたのが平成18年の後半を象徴している。

06年11月12日日曜日

2006年11月12日 13時20分17秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 06年11月12日日曜日

 相変わらず不正の記事が多い。和歌山県知事が県庁に数百万円の企業から集めて裏金として保存していたと載っていた。
 近未来通信が虚偽の説明して投資勧誘をしていたという。どうも日本列島は不正列島と名前を変えた方が良いのかも分からない。

 さて裏金を辞書でみると
【裏金】
1・取引などで、事をうまく運ぶため表に出さないで支払う金銭。
2・雪駄(せった)などの裏のかかとの部分に打ちつける鉄の薄板。
3・鉋(かんな)の刃の裏がわにつける小形の刃。

とあるから、政治や公益に関わるものは、
1・取引などで、事をうまく運ぶため表に出さないで支払う金銭。
であることは間違いなく何に使うかが問題だが正規な金の流れではないことは間違いなく賄賂性の高いことは間違いない。

 先日の会計検査の発表でも労働局は本業より裏金づくりがお上手なようだ。

因に
【賄×賂】は
1・「自分の利益になるようとりはからってもらうなど、不正な目的で贈る金品。袖の下。まいない。「―を受け取る」

2・ 公務員または仲裁人の職務に関して授受される不法な報酬。金品に限らず、遊興飲食の供応、名誉・地位の供与なども含む。


 麻生外相や中川政調会長の書くに対する発言でふと思ったのは、核兵器を直ぐにでも出来る能力を持っている国家の指導者の発言としては軽卒と言うより指導者としての資質を疑う。
 因に戦時に育った私は戦争に負けて、あの戦争を正当化しないが、今でもアメリカに憎しみがどこかに存在する。広島・長崎や各地の大空襲に対しての戦後のアメリカの態度がそうさせたのかも分からない。だから日本には私のような気持ちの人間はたくさんいると思う。
 もし日本が本気で核を持つといったらアメリカは持たすだろうか。
 仮にアメリカがイエスといっても国連で拒否権を持っているロシア・中国が許すわけはなく。近隣諸国は日本に背を向けるだろう。そして核を持つという国が次から次へと現れるかも分からない核の拡散だ。
 回りに敵を作るような政治家は早く引退してほしいものだ。
 
 俗っぽい話で申し訳ないが、新聞の二面には大学生の男女共、性交渉の経験者が60%を超えたと載っていた。週刊誌には複数の経験者も多いそうだ。
 履修問題で揺れているが、高校で大学受験術だけの勉強をして大学に入り、大学では性の勉強をしてキャリアになるために行く所なのか。

 勉強をする事が出来なかった、ごまめ、のぼやき、失礼しました。

戦争は誰がする・反戦のうた・3

2006年11月12日 08時26分30秒 | 反戦
国民の意見は 耳に栓
  何でもかんでも 民のためだと
    押し付けて 己だけが納得し
      暗い夜道に 迷い込む
        いつか来た道 もどり道
 
       学校で お国のために
         死ぬんだと 教えを受けて
           育ったが それが未だに
             残ってる 教育とは何だろう
               それが本当に 腹が立つ

              陛下のため 命を捧げ
                若もの達は 志願する 
                  はたち前の その命
                    体当たりしに 特攻へ
                      自爆テロも 同じ道


何だろう 戦争とは 何だろう
 どこの国の 政治家も
  お国のためだと 言っているが
   自国のエゴや 自分のエゴで
    死んでいくのは 普通の庶民
     なんぼなんでも 不公平

       お国のためだと 鉄砲持って
        狙いを定めて 撃つ相手
         撃つ国民も 撃たれる民も
          国へ帰れば 只の人
           平和であれば お酒を飲んで
            仲良く話せる 地球びと

              危ない 戦地に 送り込む
               それを決める 人々は
                選挙で決めた 只の人
                 議員になれば 偉くなり
                  これは政府が 決めたこと
                   胸をはって 行きなさい


公務員天国

2006年11月11日 20時31分20秒 | 政治・社会
 日本は借金大国でHPの借金時計
   http://www.takarabe-hrj.co.jp/clock.htm
も数字が回っているだけで実感は全くない。皆さんにどうしたら

 庶民的話だが、私たちがこれだけ借金すると、借金取りに追われ、自殺するか,うまい具合にいって夜逃げしかない。
 
 経済学者の中には貯蓄の残高が有るからとかいっているのだが、私たちはお金がなければ生きて行けないのが現実なのだが国は借金があっても生き続けられるから不思議で仕方がない。
 先日朝日新聞に国の借金はその国家の経済力に対して何倍かのイラストが出ていたのでグラフに直してみた。
http://www.biwa.ne.jp/~yusei-e/Cmagazin/15siyaxtukin.jpg
             
 民間企業は景気回復して体力が付いたらしいが、労働者は目減りして体力が落ちた。先日新聞に民間企業と公務員の違いが出ていたので費用にしてみた。
民間は
        
国家公務員は
        
地方公務員は
        
 あまりに差が大きすぎるのか、大阪市は給与を下げるらしい
        
民間との給与差は
国家で年間191万円(平成15年度公務員数550.962名)
地方で年間254万円(平成15年度は地方公務員数3.117.000名)

さて公務員給与を民間企業並にすると幾ら節税ができるか計算機でどうぞ。

追伸として特殊勤務手当
        
それから選挙の事務手伝いにも細やかな配慮があるようです。
        

教育再生ホットライン

2006年11月11日 20時28分20秒 | ごまめのぼやき
 老いでPM8時以降はPCの電源を落とす。今朝ブログ開くと、トラックバックに
教育再生会議がみんなの意見を求めてます。 (お玉おばさんでもわかる政治のお話)が入っていました。内容を見ると、
教育再生ホットライン~みんなで実現する教育再生~
とあり、戦争孤児で戦前の教育しか知らない私ですが、一応意見を述べてみた。文字数の制限があり思った古都の5分の1も書けませんでした。
 無学な者が場違いなことを書いた気がしましたが、全文揚げておきます。

 【人間も動物ですほ乳類だということを忘れているのが現代人です
 勉学だけが教育では有りませんから、生まれたときから教育が始まると思っています。少子化と物がふんだんに溢れ自分のしたいことばかりをして育った子供に成人して物事の善し悪しを教えても通じないと思うのです。
 難しいことは書けませんが、戦後は優良大学を目指すために塾が大流行り、と云う事は裕福な家庭しか有名大学に行けなくなった感じは否めません。どこかが狂っていると感じますが答えは出ません。
 どうなんでしょう。教育委員会は解散して、現場の校長・教師に権限を持たせた方が良いのではないだろうか。現場を知らない教育委員会では子供の教育は語れません。トイレに行って汚れたまま出てくるのと同じです。
 もう一つは、校長や教師がミスをしても修復できないミス以外は大目に見る度量も必要かと思います。今回の一連の教育界の行動を見ているとそれがよく分かります。】

06年11月11日土曜日˙

2006年11月11日 10時45分47秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年11月11日土曜日

 今朝の朝刊もあっ又かで始まる。一面には
 先ず、日亜化学の犠牲請け負い
 次に、中国電力、社ぐるみの隠ぺい
二面には
会計検査院が会計検査報告書を安倍首相に提出。それに付随して
厚労省労働局・不正経理で1432名処分・47局全てに不正あり、税の無駄遣い452億円とあった。
 これに関したテレビ番組では、報告では各省庁の全体でなく8.4%だそうだから。全部を監査したとするならば単純計算すると全体で5600億円くらいの無駄遣いや不正があったとも言える。

 社保庁問題は、サタデースバットで特集していた。この番組はテロップを多用して解りやすく説明している。しかし早朝5時30分では見る者が少ないと思うが、見れば見るほど行政にたいして腹が立つ。
 自民党の山本太一さん議院議員と民主党の原口一博議員がパネラーで出演して会計検査報告書の一部を持参されていて、是正しなければと言っていたが、与野党の国会議員が一つになれば解決できると思うのだが、不正が何時までも直らないと言う事は、国会議員の中に官僚とつるんで利益のある人が居るのではないかと勘ぐりたくなる。

 公務員は辞めても失業保険は貰えないと云う事は、一度公務員になると絶対に首にはならないという前提が有るのだろう解雇保険はない。と言う事は雇用保険は一銭も払ってないのだ。しかし民間の企業に勤めている労働者からは雇用保険を徴集して、それが失業保険などに使われていると言う事は、労働者から預かっているお金だ。その預かり金をカラ出張やカラ雇用、裏金づくりで飲食、宿泊費に流用して此れが47局全てにあり、1月から3月に集中していると説明していたが、この部分だけを見ると日本の予算編成が悪しき慣習を育てているとしか思えない。
 これを見ていると私たちが之と同じ行為をすると、詐欺罪か窃盗になり刑務所行きだが、1432名処分のうち懲戒免職が4人だけ。赤信号みんなで渡れば恐くないを官僚自ら証明している。

そして社会面には
 教育改革タウンミーティングで質問者は県教育委職員・聴衆の半数は「関係者」とあった。
 私はこの種の集まりに普通の庶民は、よっぽど興味がなければ行かない。だから此の様な調査は何回しても国家に有利な答えしか出ないだろう。
 無作為に町内を決め担当者が足でアンケートをとる方が正確な資料が出るのではないかと感じた。

 最後にいじめ問題だが、社会では国家は低所得者や老人、病人をいじめている。庶民的話だが我が家での井戸端会議でおばあちゃん連中が、国家にリハビリを止められた老人いじめでぼやいている。
 孫たちがこれを聞いて、虐めをどう感じているのだろう。子供の虐めと国家の老人いじめと連動はしていないが、どこかで関わりが有るような気がいてならない。

今朝のメディアの情報から感じたこと。

2006年11月10日 10時56分07秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 

 新聞は関東と関西ではトップ記事の扱いが違う。関西朝日はNHK受信料・不払いに延滞金・割増金、一方関東は教育改革タウンミーティングがトップにきているようだ。
教育改革タウンミーティングもこのブログの
[ 政治・社会 ] / 2006年11月03日教育基本法特別委員会
に書いたが、
 過去八か所開いた教育改革タウンミーティングで8回のうち5か所でやらせが有ったという事は、過去166回も有った政府主導の此のての会合は政府の思うように主導していたと思わざるを得ない。
 思えば、いろいろな会合に出たが、どこでも発言する人のタイプは決まっている。私などはブログでは勝手なことを書いているのだが、大勢の人の前では腰が引けて話すことができない。だれでも気軽に雑談的に話せるミーティングができなだろうか。雰囲気から喋れる人が特定されてしまうのは致し方がないのだろうか。

 今日の産経以外の社説はラムズフェルド米国防長官の更迭が載っている。
 国防長官の国防とは何だろうか。凡人が考える事は、自国が他国に侵略された時に守るのが国防だと思っている。
 私の考えを基準にして考えると、9,11のテロをアメリカはアメリカを攻撃されたと判断したから、アフガンを攻撃したのだと思う。私は武器を持ってアメリカを攻撃したのではないので国防の範囲ではないと思うが、みなさんはどう感じられるのだろうか。
 しかし、イランはどうなんだろう、核が有るかも分からないだけで他国を攻撃することは、矢張り許せる行為だとは思えない。それを決定するのは大統領ではないだろうか。今まで自分の命令に従ってきた部下を切り捨てるブッシュは危険人物ではトップかもわからない。
 

 次は庶民的話で申し訳ないが、テレビでも新聞でも埼玉県警加須署の巡査長が強盗をしたと云う事で全国指名手配されている。テレビでは指名手配されても身長165~170センチ・グレーのニット帽・メガネ・黒色のジャンバー・マスク着用・包丁のような刃物を所持・と新聞に発表したが指名手配されると普通は顔写真が載るのだが、警官だからそれを出さないのかと言っていた。全くそのとおりだ。

 最近は不正を取り締まる警察官の不正や犯罪が多すぎる。捕らえてみれば我が子なりで少しでも隠したいのは分かるが、指名手配して顔写真を出さないのはヤッパリ警察も官僚だと感じた。
 今、国民は警察の上層部の態度で警察組織を判断する。国民で100%信用している人が何人いるのだろう。80%も居ないだろう。ただし此の80%も灰色がかった80%、上層部が之だと多くの真面目に働いている警官が可哀想だ。

ブロクを初めて、ひと月め

2006年11月09日 13時58分19秒 | ごまめのぼやき
 私の朝は5時から始まります。先ず朝日新聞の朝刊の見出しに目を通し、5時30分からみのもんたの朝ヅバの放送を見るのから始まります。新聞もテレビも色々見たいのですが、人間目は二つ、一日の時間は24時間しかないのだから致し方ありません。一日13時間ほどパソコンの前に座っていますが、本は殆ど読む暇がないと云うのが現実です。

 不思議な事に今朝の朝日には佐呂間の竜巻きの記事は見あたらない。しかし、テレビは映像を武器としているのか竜巻き問題一色です。
 まず最初に亡くなった9人の方にご冥福を心からお祈りすることにします。

 戦争孤児の私は小卒ぐらいの学力しかないので皆さんの様に難しい話をする事が出来ません。だから今回のアメリカの中間選挙の結果をその老人がみて感じた事として見ていただきます。

 初めに今回の中間選挙の結果を見てアメリカ国家の中にも良心が残っていたのだと感じました。

 アメリカの選挙を見る限り矢張り政治は二大政党でなければ正常な政治は出来ないなと感じました。日本の様に弱小野党の集まりですと、何時まで経っても野党票は四散して、自民党の独裁政権は続くのではなでしょうか。これは過去の選挙の与野党得票率が物語ってる。
http://www.biwa.ne.jp/~yusei-e/Cmagazin/11ouhiyousuu.jpg
 共産党は己のイデオロギーを通すのは偉いと思うが、此の行為は自民党に反対しているのではなく、自民党政権を擁立を手伝っている感じだ、共産党の主脳達は、はぼちぼち堅い頭を柔らかくすべきだ。堅い頭では政権を目指すのは絶対に無理だ。だから私は国政選挙では考えて投票する事にしている。
 だが地方政治は其の限りに有らずだと思っている。

 それと一党独裁の政治が続くと、あらゆる階級との癒着が起こるのは目に見えています。その証拠に日本国中全体の地方自治では、長期地方政治の腐敗が噴出して問題を起こしていることでわかります。だから国も地方も適当に政権が変わらなければ腐敗は付きものです。

 先日のイギリスのガーディアン紙の世論調査でオサマ・ビンラディンの危険な人物度は87%に続きブッシュ大統領が75%を見ても彼の一連の行動を快く思ってない国家が増えています。と云う事はアメリカ国家内にも其れが出てきたのではないでしようか。

 よく考えるとアメリカは世界の正義と言いながら,自国の利益のため経済・軍事・その他何事も世界の国家を自国の思うようにしようというのが丸見えに感じるのですが私だけてしょうか。だからイギリス世論は金正日よりブッシュが世界の危険人物ランクが上になったと、庶民感覚では感じました。

 もし国連で無記名に世界で最も危険な人物を選んだらどのような結果が出るのでしょう。
 私は、政治でも宗教でも、力(武力)で相手をねじ伏せようとするものは拒否したいのです。

 またこの選挙の結果、セムズフェルド国防長官が辞任する。これはブッシュがイラク政策の間違いを認めたこと、言うなれば、敗北宣言した事になるのではないかと庶民感覚でそう思っています。

 私がブロクのお仲間入りして一月経ちました。
 老人党リアルグループの中の護憲+に所属しています。ですからその一員として恥ずかしくない行動をしたいと思っています。
http://yufuu.com/user/goken/
 その一つは,老いると行動が制限されますので多くの集会には行けませんから何か一つに絞ろうと,京都のイラク訴訟裁判の原告に加わり之だけは最後まで付き合おうと目下のところ裁判の傍聴は皆勤しています。恐らく高裁にも行くと思いますがやり遂げたいと思っている今日この頃です。

 その本家のブログの解説と奇しくも同じ日このブログを開く様になりましたが,その護憲の精神恥にならないものにしたいと思います。

 高齢で体力精神力の欠如が現れていますが、何処までやれるか幼稚な事しか書けませんが挑戦してみたいと思います。

 下手な感想ですがプログ開設一ヶ月目を記念して書きました。

戦争は誰がする・反戦のうた・2

2006年11月08日 14時54分27秒 | 反戦
戦争は 出征兵士を
  送る日々 日の丸持って
    駅に立ち 涙を浮かべ
      元気で帰れと 手を振って
        いつか来た道 もどり道

       戦死者の 公報あるたび
         その遺族 顔何だか寂しそう
           お国のためだと 思っていても
             後ろ姿は ふるえてる
               いつか来た道 もどり道

              母さんも 兄を予科連に
                送りだした そのあとも 
                  誰も居ない ホームの上に
                    一人ぽつんと 立っている
                      いつか来た道 もどり道


父さんは 元気で生きて
 帰って来いと 心の中は
   思っていても 口には出せない
     その辛さ 民の心の空しさよ
       いつか来た道 もどり道

      母校に顔を 出す時
        何時も必ず 出撃まえ 
          武運を祈り 手を振って
            送る姿は もう見れぬ
              いつか来た道 もどり道
 
             右と左の 分かれ道
               どちらに 行くかは国民が
                 決めることだと 思うのに
                   政治家官僚 勝手に決めて
                     もどり道に 迷い込む

佐呂間の竜巻き

2006年11月08日 14時24分41秒 | ごまめのぼやき
今日のテレビは北海道・佐呂間の竜巻きの報道一色だ。

 何だか毎年竜巻きの被害を聞くなと思って新聞を広げると、近年の竜巻きの被害の被害が出ていたので作ってみた。
              

http://www.biwa.ne.jp/~yusei-e/Bmagazin/7tatumaki.jpg
 今回の竜巻きは範囲は狭いがかなり強大なものだったらしく被害の映像は悲惨なものだ。

 専門家が言っていたが日本も結構竜巻きは多いようだ。しかし死人や家屋が多く破壊されるものは1971~2000間で10回なのだが2004以後今回まで毎年あり本年度は9月と11月と2回も有ったという事は異常ではないのだろうか。

 近年、海水の温度が上がり、北極圏の永久凍土に異常が見られる。人類のが異常なエネルギーを使うことにより海水温上昇による異常気象。台風も巨大になり、毎年少しずつしか変わらなかった異常気象が体感するほど変わっていることは、地球の異常の進み具合が並み足から早足へと変わった感じがする。

 SF的話になるが、人類は今現在、軍備や核やテロ、軍事報復などしている時ではない。人類あげて、現在軍備に使っているお金を使い、地球修復に取りかからなければ、太陽系の美しい星と言われた地球が市の惑星になるのは、あと二世紀もいらないだろう。

昨日と今朝のメディアから

2006年11月07日 11時17分26秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 サダム・フセインが死刑の判決を受けた。

 独裁者の彼がイラク国民に犯した罪は確かに死刑に値する。しかし私はすっきりとしない。

 と言うよりイラク国家そのものが解らないというかイスラムと云うものが理解できないのかも分からない。

 表向きはイラク高等法廷で裁かれているが、もし無罪という判決が出たとしたらアメリカ国家はどう出たのだろう。

 ニュースではシーハ派とスニン派と宗派の対立と言っているのを見ると、宗教はこの地球上から無くなれば、地球上の争いは少なく成るどころか無くなるのではないかと感じるのであり、宗教嫌いの私は何時もそう思うのだ。

 だがこの一連の裁判は、東京裁判を彷佛させ、力の論理で支配するならば、憎しみは代々続いて行くような気がしている。


 平成に年号がかわって早18年5分の1世記にならんとしている。しかし毎日の新聞に明るいものは殆どない。
 政治家、官僚の不正は当たり前で国民も聞くのが麻痺して、それが当たり前だと感じてしまっている。
 大企業の脱税も然りだ.医師は病気の臓器を罪の意識もなく移植をする。一方では、男性のアルバイトの時給が400円だという。本当におかしな国家になってしまっている。これが半世紀牛耳ってきた自民党の政治なのだろう。国民よ目を開けろと言いたい。
 今、学校で苛めが問題になっている。現在の行政は己の失政で借金の増えた責任を老人や弱いものいじめで終止している。最近の子供たちは世相にはもの凄く敏感だから、穿った見方をすると行政の真似をして苛めをしているのかも分からない。


 今日のニュースは伊吹文化相宛の直訴の手紙でニュースが始まった。
 真実なものか悪戯かは分からないが、行政が直ぐに動き出したと言うことは行政が今回の一連の教育問題に本気を取り組み出したとみたい。
 私はこの直訴の便りは本物で、何事もなく上手な解決を望みたい。もし悪戯だったとすれば絞首刑にもあたいすると思う。

 今日のメディアを見た感想です。

いきあたりばったり

2006年11月06日 14時12分29秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 前総理は郵政改革に血道を上げていたが、今度の安倍総理は教育改革を目玉にしている。
 11月5日の時事放談で浅野元宮城県知事と日本総合研究所・寺島実郎氏の話を聞いていると、どうも教育委員会は独立した機関で知事とて口出しはできない様だ。
       
 政治が教育に口出しをするなと言うものらしい。
 自治体の最高責任者が口を出せない。と言う事は教育委員会は特権意識を持つのだろう。これで一連のいじめや履修事件の責任のぬすくり合い状態の訳が分かった気がする。

 子育ても終わった男が何をいっても仕方がないのだが1976年(昭和51年)、加熱する受験戦争を避けるためにゆとり教育を始めたと認識している。子供育てを終わったが、娘や子育て最中の若者から聞くと、今は現場の教師も子供たちもゆとりは無くなっている感じがした。
 また少子化と貧富の差の拡大により子供の時代から勝ち組負け組の色分けがあり、塾を含めた教育に格差ができていると感じているが私だけだろうか。

 考えると地方の教育委員会は知事には気を使っていないが、文部科学省に目を向けた教育行政しかしていない感じがする。

 日本はあらゆる行政は行き当たりばったりで、破れ処を繕いながらやっている。だから大穴が開いて底が抜けてしまうのだろう。

 私は教育も年金も一世紀先を見つめた政治が必要だと感じているのだが、日本ではこのような考えは少数のうちの少数なのだろう。

 消費税も其れを出すと自民党に不利だから参議院選までは出さないという。之こそ、いきあたりばったり政治の最たるものだ。


 話は飛んで少し低俗かも知らないが、先日のテレビ番組でお笑い達がモデルガンを持って楽しそうに戦争ごっこをしているのだ。
 珍しく里帰りしていた孫が笑いながら見ていたが、私たちが子供の頃の戦争ごっことそっくり、見せたくない番組で思わずチャンネルを変えて孫と大論争。幼子に戦争とは何かを説明がしにくく困ってしまう。
 子供の遊びにコンバットが入るのは昔の嫌な時代を彷佛させ、見えない速度で昭和初期に戻りつつあるのを感じた。
 

 いきあたりばったり、と言えば、麻生外相と中川政調会長が日本の核について発言している。
 日本はアメリカの核の傘に入っているが、日本も独自に核を持つことを考えているらしい。
       
 核の傘とは何だろう。現在のように核保有国が増えると番傘も穴があいた破れ傘ではないだろうか。傘の有効は国土の広い国家で二、三発の核で国が滅ばないほどの大きな国ではないと傘の存在を語れない。

 時事放談でも日本総合研究所・寺島実郎氏が話の中で、
 【国際原子力機関(IAEA)(2006年9月現在、加盟国は141ヶ国)】
 ウイーンのIAEAに行った時に世界の核査察の3割は6ヶ所村で使っているんですよと言われたと話されていた。

 日本に多くの原発が有るのは原子力平和利用の優等生だから多くの原子炉や六ヶ所村の原子燃料サイクル設備を世界が認めているのだと言う。
 そして核査察にIAEAの査察予算の30%も使っていることは、日本は何時でも核を持てるから注意をしているらしい。核に対して世界の優等生が隣国が核を持つから自分の国もと言えば今まで培ってきた日本の信用は全くなくなり、原子力発電に影響も出てくるという、要約すればそう仰っていたと思う。

 核についても、此れだけ核兵器を持った国ができると、正常心の元首に統率されていれば良いのだが狂った元首が現れると核の傘などはない。私の恐れていることと同じことを言われていた。

 以前このブログのどこかに書いたが、一つ補足すると北朝鮮の核実験は失敗か規模が小さいから大丈夫だと言われている方が居られましたが、私は小型の核兵器の開発が出来る方が、もし狂った指導者がいてるテロ国家に手軽に運べる核兵器が出来て彼等の手に渡るとどうなるのか考えるだけでも恐ろしくなった。
 だから世界から核は絶対に無くなすべきだ。

 戦争を知らない年代が増えてくると、政治家も一般庶民も考え方が変わってくるのは致し方がない。
 何方が言ったか思い出せないが、「歴史は繰り返す」とはよく言ったものだ。人間失敗を繰り返しても性懲りもなく失敗する。それが人間だけだというと私も進歩のない人間で終わりそうだ。

戦争は誰がする・反戦のうた

2006年11月05日 08時40分11秒 | 反戦
 以前,護憲+グループの戦時を語るに書いたものを重複しますが書き込みます。
 詩とは言えないものですが、戦時を体験した老人が、頭に浮かんだままを書いたものですが、よろしかったら見て下さい。
                       ごまめの翁

一銭五厘の 紙切れは
  遠い戦地に いくはがき
   もらった 父さん兄さんは
     いのちを国に さしだした
       いつか来た道 もどり道

      国が決めた 戦争に
        否応なしに かり出され
          見知らぬ 他国の人々を
            撃たねばならぬ このつらさ
              いつか来た道 もどり道

              九条で 戦争放棄を
                決めたはず 皆が遊んで
                  いるあいだ 戦車に飛行機
                    イージス艦が いまは有る
                      いつか来た道 もどり道



三国同盟 国家で決めて
  何時のまにか 大戦争
    不可侵条約 破棄されて
      国際条約 懲りたとおもう
        いつか来た道 もどり道

       日本には 日米安保が
         有るけれど 自分のくにが
           危ない時に 他国迄は守れない
             国際条約 当てにはならぬ
               いつか来た道 もどり道

              新憲法 アメリカさんが
                作ったと 日本人の憲法に
                  変えるよう お尻をつっつかれ
                    作るけんぽも USAの息がかり
                      いつか来た道 もどり道

ガーディアン紙の世論調査

2006年11月04日 10時50分01秒 | 反戦
 今日の朝日の朝刊の国際面に英国のガーディアン紙の世論調査が載っていた。
http://www.asahi.com/international/update/1103/007.html
                 
「危険な人物」に付いては
   アルカイダを率いる
    オサマ・ビンラディン氏が87%
   続いてアメリカの
    ブッシュ大統領については75%
   北朝鮮の
    金正日総書記は69%
   イスラム教シーア派過激派
    ハッサン・ナスララ師の65%
   イランの
    アフマディネジャド大統領の62%
 だそうだ。

 テロを率いる組織のリーダーと、正義と称して巨大な軍組織を率いるリーダーが1位と2位、イギリスの国民も力による論理に平和はないと思い出したのだろうか。

 皆さんに笑われそうだが、私は軍事行動は地球の自然破壊を促進するので戦争は反対だと云う面もある。
 そして核は安全に管理していると言うのだが、三万発に近い核兵器、管理するのは人間、管理をしている機器は所詮人間の作ったもの、何処かで異常が起こさないか心配だ。



 昨日のテレビ番組でアメリカの中間選挙の民主党のケリー上院議員の演説している場面が写っていた。そして若者に
「たくさん勉強して、ちゃんと宿題もするんだよ、努力すれば賢くなれるのだから、さもないとイラクで痛い目に遭うぞ」
と言って全米に波紋を呼んでいるそうだ。自分は何ものだと思っているのだろうか。上流社会の人間と称する人々は、人を蔑むのはごく当たり前だと思っている発言だ。

 このブログの反戦カテゴリー・武力は一切持たない無抵抗主義にも書いているが、10月だけで100人以上の兵隊が戦死している。ケリー上院議員は此れ等の人々を愚ろうした事になるので、侮辱罪で訴えられても良いのではないか。
ブッシュといいケリーといい此の様な指導者を持ったアメリカ国民は可哀想である。
 やはりどこの国家でも政治家集団は職業や身分の格差を意識している事がよく分かる。

 何度も言うのだが、独裁政治でない国家の指導者たちは、戦争を決断するのは国家として国民が選んだ政治家が決めるのだから致し方がない。それは国民が其の様な人物を選んだからだ。

 しかし昔から多くのこれら指導者一族が一番危険な戦場には行ってはいない。言うなれば戦争の痛みが全く分からない人々なのだ。ケリー上院議員の発言がこれを証明している。日本も憲法改正を目論んでいる政治家は、戦争の痛みを知らない人物で、何事も力の論理で解決しようと心掛ける。

 同じことばかりを書いて申し訳ないのだが、憲法改正を唱えている議員は必ず自衛隊に自分の血縁を入隊させ、何かあれば率先して戦地へ行ってほしいものだ。各国の指導者たちが痛みを味わうと国際紛争も力でなく話し合いで解決する努力をするのではないだろうか。

教育基本法特別委員会

2006年11月03日 14時39分43秒 | 政治・社会
 普通の庶民は情報を得るにはテレビや新聞。週刊誌等のメディアを利用する。その中でテレビの報道は即効性がある。

 一つの事件でも出演する司会者やパネラーによって微妙に違いがあり,DVD等でダビングするのだが、一日24時間しかないので見るものは制限される。
 
 早朝のテレビ番組では衆議院教育基本法特別委員会の中継の中から石井郁子(日本共産党)の質問の一部を取り上げて放映されていた。
                  
 それは、9月2日に青森県.八戸市で小坂憲次文部科学省大臣を迎えてタウンミーティングが開かれた事についてのことで、事前にある文章が発言者に配られていたと言う内容だった。

 改めて衆議院の教育基本法特別委員会のTVを見てみると、
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm?ex=TD

 その現場での発言者に対して発言依頼があり、いま政府の提案するものに賛成をするように依頼したいので質問者の名前を教えてくれないか、と言う様な内容でした。

 後はテレビの内容をききとったものですが、発言者の手もとに渡された文書の中に、

 発言内容・
 【タウンミーティングの質問のお願い。時代に対応すべく、教育基本となる教育基本法は見直すべきだと思います…………】
 県の担当者には
 【当日の受付で本人を確認し文科省依頼の発言者については、文科省の担当者が後を追って行き座席の位置を確認します。】
 この文書は出席出席を予定していたPTA会長に渡されていたと放映されていた。

 タウンミーティングの中継の映像の中で女性が質問に
 「教育の原点はやはり家庭教育だと思います。また学校、家庭地域が連携、協力することも重要です。教育は学校だけではできません」
と全く同じことを言っていました。
 考えるとタウンミーティングは過去5年間で164回開いているそうですが、政府主導のやらせのタウンミーティングでしたら、ただ国民に意見を聞くという姿勢を見せただけなのだが、今回の青森県.八戸市を見ていると、どうも国民をだますだけのタウンミーティングを開いているとしか見えてこなかった。

最後に、この件に対しての質問の答弁の中に

 内閣府の・土肥原 洋?総括審議官は
会場から活発なご意見を促すきっかけを作るという目的で、地元や関係者ご意見をふまえて参加者の発言の参考となるような資料を提供するなどわ踏まえてそういう場合もございます。」
「全体の先生のご配布の資料はFAXの送信表というのがありまして、なかなかすべて内閣府が関与しているものでもございませんが、参考資料を作成したというところは内閣が作成したところでございます」

と書いたものを棒読みにしている、聞いても意味不明な国会独特の答弁だった。

 因にタウンミーティングは2001年に
 【大臣・副大臣などが国民から直接意見を聞き語ることで理解を深めるために内閣府が設置した】
 そうです。

 此の様な問題は新聞には殆ど出ない。国会中継も興味があり時間がないと見ることはない。この問題もバラエティだから出来たのかも分からない。
 教育は日本の将来を担う若者を育てる原点だが、政治家や官僚が机上の論理で片付けられる問題ではない。この問題を見ると自民党が新しい教育改革と言っても官僚主導の教育改革になる可能性が大だと感じるのである。