チャイコフスキー白鳥の湖

2011-04-14 07:20:31 | 音楽療法

前回ヴェルディの「椿姫」のことを書いたとき、湖面のさざなみの

ように音が聞こえると書きました。

それに続き、湖面のイメージとして「白鳥の湖」も秀逸です。

クラシックバレーで使われる音楽ですが、

白鳥が優雅というか、テンポよく泳ぐ様が鮮明にイメージできます。

水が、空気が澄み切っていてヒンヤリとした中に、美しい”白”が

舞う光景は、頭を冷やし気持ちを落ち着かせてくれる感じが強く残ります。

なぜか、主旋律はスタッカートで、音を歯切れよく切るように演奏する

よう、チャイコフスキーは作っていますが、これは、あらかじめバレリーナの

踊りを意識して作ったのか否か私は知りませんが、それにしても、

音の鼓動が、テンポよく耳に伝わってきてなじみます。