アイアンは左に振らないと話しにならない!?

2011-04-16 17:49:15 | ゴルフウイークリー

震災後、暫くゴルフブログを控えていましたが、

久しぶりに再開です。

今日はアイアンショットについてです。

アイアンは、ハンドファーストに構えてハンドファーストに

ボールをとらえるという話は何度も書きましたが、そのことで

1つ追記したいことがあります。

問題なのは、ボールをとらえる時にハンドファーストにするという

ことです。

ハンドファーストといっても、ボールをとらえる瞬間、手元は

どこが正解なんでしょう? これは、とても大事な問題です。

というのは、よく「手はアドレスと同じで左足の内もも」と言います。

でも、同じ内ももでも、手元が、真正面から見て、腰が止まっていて内ももの位置に

あるのと、腰が先行していて内ももの位置にあるのでは、似て非なるもの

だからです。

どういうことかといいますと、真上から見た映像で説明すると分かりやすくなります。

前者は、フェースを目標側へまっすぐ押し出そうとする力を働かせながら

ハンドファーストにする打ち方です。これは、手元が上から見て(俯瞰映像)、

内側(インサイド)へ入っていかず、手元が浮き上がりながらのハンドファースト

ですから、フェースは大きく開いて、右にしか飛びません。

後者は、先行した腰に回転に連動するように手もインサイドに入っていき、

左内ももの前!ですから、手も左へ動き、フェースもインへターンしていきます。

この後者の動きが、本格的にハンドファーストのとらえ方ではないでしょうか?

つまり、自然とターフがとれてくる動きだと思います。

つまり、手元を体の方へ引き寄せるように、もっともっと左へ振っていかないと

アイアンはしっかりとボールをとらえられないということです。

じゃあ、ドライバーはそうしなくていいの?という疑問が湧きますが、

ドライバーの場合は少し条件が違います。

もともとハンドファーストにとらえるクラブではないということと、

ティアップして打つクラブだということです。極端な話、ティアップして

いるため、左にしっかり振り抜かなくても、インからアウトにヘッドを

放り出しても打てるわけです。これをドライバーの”ごまかし”ショットと

断言していいかどうか、それはプロゴルファーにお任せするとしまして、

ドライバーは、そう厳密に手を左へ丸く振ることを要求していない

クラブだとも言えます。ですけど、やはりドライバーの基本も

アイアンと同じで”クラブも手も円を描くように丸くインへ振ること”だと

思います。ただ、ドライバーはそうしなくても、そこそこ打ててしまうという

ことなのです。

さて、そんなわけで、アイアンをハンドファーストにとらえてスピンの利いた

止まる球をビシッと打とうと思ったら、”左に振る”ことを覚える

のが宿題になります。

次回は、この宿題の奮闘記をお届けします。