Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2010年12月19日(日) ドイツの兄より旅立ちメール チャーター便

2010-12-19 | ドイツ・ベルギー
30年来の友人(?)というか、ドイツの兄(?)から、メール来る。

「初めて、Weihnachtsmarkt(クリスマスマーケット)へ行ったよ。今年は雪が早くから降って、大雪だよ。Gluehwein が美味しかった。」と書いてある。

へぇ~。
キリスト教に熱心ではないから、
「クリスマスなんて関係ない。クリスマスマーケット? Kyokoは好きだな。行きたきゃ、行ってきたら?」
と言ってたのは誰?
ま、(年とって?)そんな気ィになって出かけたんでしょうね。

そして、私も年とったのか、
『あらら、興味無いって言ってたじゃない!どうした風の吹き回し?』
とは書かずに、
「あら、雪のクリスマスマーケットとは、ロマンチックね。私も行きたいわ!」

その兄曰く、
「Air Arabia がケルンへ乗り入れたから、安く飛べる範囲がさらに広がった。
さっそく試してみるよ。カサブランカへ行って来る」
そうな。

今になって、日本で、安価なチャーター便が話題になったが、ドイツはもう何十年も前からある。私も何度もチャーター便でエーゲ海へ、トルコへ、ギリシャへ、シチリアへ、スペインへ、ノルウェーへ、イングランドへ…各地へ飛んだ。
トルコのマルマリス近く、ダラマンの軍事空港へ降り立ったこともあり、それも面白かった。
Last Minute という直前予約があり、ホテル付きでさらに安くなる。
大体、一週間単位で、二週間、三週間で休暇に出かけるのだ。
有給休暇の長いドイツならでは、かもしれない。
たとえば、クレタ島で遺跡を見学した後、海辺のホテルで1週間滞在、というように勉強した後、リラックス。というパターンもある。

昔、シチリア島の某大聖堂の祭壇の前で出会った(と言うとロマンチックだが)医者の卵は、ドイツなら皆が知っているような企業の長男だが、家を継がないで自活していたから、当時金欠であった。
だが、「僕のようなお金のない者にも、ドイツでは旅のチャンスがある」と喜んでいた。その後、ニューギニアへ医者として情熱を持って飛んで行き、以来、音信を絶っている。

いずれにしても、お金持ちは思いっきりデラックスに、金欠でもそれなりに旅ができるのはよい。日本もそうなったようだけれど。

ハーパークロイドや、LTUなどが昔はあった。懐かしいな。
ジャーマンウイングスはかなり前から飛び、9.99ユーロでチケットが買える場合もある。大幅ディスカウントする「クレイジーナイト」もある。(最近チェックしてないけど、今もあるかしら・・・)

さて、兄は失業しそうなのを良いことに(?)、時間があるからとPCに向い、物凄い勢いで予約し、ローマへコーヒー飲みに、ルーマニアへビール飲みに、飛んでいる。





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