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京都「けいおん」聖地巡礼のための交通基礎知識 その4 嵐電編

2017年09月07日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 京都における「けいおん」聖地巡礼のための交通基礎知識紹介の四回目は、嵐電について述べます。嵐電とは略称で、正式名称は京福電鉄の嵐山本線です。一般的には、北野線も含めて嵐電と呼ばれています。

 嵐電の路線図です。嵐山本線は、東は四条大宮、西は嵐山を起点とします。途中の帷子ノ辻で分岐して北野白梅町まで通るのが北野線です。

  「けいおん」聖地巡礼に利用される駅を全て赤枠で囲みました。以下、各駅からの巡礼詳細を紹介しましょう。
 嵐山駅は、文字通りの嵐山エリアの玄関口です。2期第4話「修学旅行!」に登場した駅前商店街、渡月橋、岩田山への最寄駅です。
 嵐電嵯峨駅は、2期第4話「修学旅行!」の夕方の道迷いスポット群の最寄駅です。北150メートルにJR嵯峨嵐山駅があり、JR線との乗り換えポイントとしても利用出来ます。
 嵐電天神川駅は、地下鉄東西線太秦天神川駅と連絡しており、地下鉄利用で巡礼するコースとの組み合わせの際には中継ポイントになります。嵐電の起点である四条大宮駅は、「けいおん」聖地スポットの分布から離れているために巡礼で利用することはまず有りませんから、地下鉄利用のケースでは嵐電天神川駅から嵐電に乗ることになります。
 北野白梅町駅は、北野線の起点で、「けいおん」聖地の北野天満宮の最寄駅です。市バスとの乗り換えポイントでもありますので、バス利用での巡礼コースとの組み合わせにも便利です。

 「けいおん」巡礼においては嵐山エリアへの主要交通機関となる嵐電ですが、京都駅を起点とした場合は市バスの28系統を利用して行くか、JR山陰線を利用して嵯峨嵐山駅で降りるコースが、嵐山観光の一般的なアクセスになります。
 むしろ、嵐山エリアと北野天満宮という二つの聖地スポットを結ぶ移動手段として利用したほうが、「けいおん」巡礼の一ルートとして有意義であろうと思います。

 嵐電の運賃は、全線均一で220円です。お得なチケットとしては、「嵐電1日フリーきっぷ」500円がありますが、「けいおん」巡礼では往復での利用にとどまって440円になりますから、「嵐電1日フリーきっぷ」の方が高くついてしまいます。
 それよりは、「市バス・京都バス・嵐電一日乗車券カード」1000円の方が使えると思います。他のエリア例えば金閣寺、北野天満宮、船岡山、西陣、今宮神社あたりをバス利用で三回以上乗って、北野白梅町から嵐電に乗って嵐山に行き、帰りはバスで帰る、というコースであれば、「市バス・京都バス・嵐電一日乗車券カード」はお得になります。要するに、嵐電の他に、市バスまたは京都バスに四回以上乗らないと、チケットの方が高くついてしまいます。

 私は、嵐山エリアへはいつもJR山陰線を利用して嵯峨嵐山駅で降りる形で行きます。京都駅からの運賃は240円で、所要時間は約16分です。同じ京都駅から市バス28系統を利用した場合は、運賃は230円ですが、所要時間は一時間弱もかかりますから、JRの方が絶対に得です。
この場合は、嵐電は利用する必要がありません。

 一般的な
「けいおん」巡礼では、嵐山への往路と復路にバス、嵐電、JRのいずれかを利用する形になります。嵐電はどこまで乗っても220円ですから、一番有意義な利用法としては、地下鉄とあわせて嵐電天神川駅から嵐山まで乗る、に尽きます。所要時間は約14分です。同じようなルートでバスを利用すると40分ぐらいはかかります。
 したがって、地下鉄利用で他の聖地エリアと組み合わせて嵐山へ行くという場合に、嵐電が有意義にお得に利用出来ることになります。

 嵐電の公式サイトはこちら

 
次回は、京阪電鉄について紹介します。 (続く)

 


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