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ラストのステップ19にて、砲塔をセットし、予備履帯とアンテナをつけます。劇中車には予備履帯がありませんので、B1は不要となります。アンテナは伸ばしランナーで自作しますが、私の制作においては、保存上の理由からあえてつけないことにしました。
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組み立ての全てを終え、劇中車には見られない各所の溶接痕を埋めて整形し終わりました。この状態で塗装することにしましたが、雨天の日が続いて一週間ほど待ちました。
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サーフェイサーを吹き付けました。GSIクレオスの「Mrフィニッシングサーフェイサー1500グレー」を使用しました。それまで使用していた1000ホワイトに比べると仕上がりが滑らかでした。ドイツ軍の車輛にはグレー系統の塗装色もありましたから、この段階でもそれらしい雰囲気になっていました。
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やっと晴れた日の朝から本塗装に取り掛かりました。劇中車は、黒森峰女学園チームの所属車の中で最も明るい色で、これはMrカラーの「ガールズ&パンツァーカラーセット黒森峰女学園Ver.」の三色よりも明るい色です。大洗女子学園チームのヘッツアーと同じ車体色であり、これはMrカラーの39番のダークイエローで良いと判断しました。
砲塔、車体、車輪などをダークイエローで、履帯および予備履帯とジャッキを28番の黒鉄色で吹き付けて午前中に塗装を完了しました。
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塗装が終わった砲塔と車体です。日陰で撮ったので暗い感じになっていますが、実際の色調はもっと明るいです。
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車輪類のゴム部分をポスカで塗りました。筆塗りよりも楽で手間がかからないので、転輪ゴムの塗装はこの方法で塗っています。全部を塗るのに20分もかかりませんでした。
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ポスカで塗り終えた転輪類を、車体の軸に取り付けて接着し、足回りの組み付けを完了しました。前回のティーガーⅠの制作においても、このようにすれば転輪類の塗装で苦労しなかったと思います。
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車外装備品の塗装をしました。機銃やスコップなどの金属部分は28番の黒鉄色、木製部分は43番のウッドブラウンで塗りました。劇中車の木製部分はデッキタンのような明るい色調に見えますが、角度によっては暗めにも見えるので、アニメカラー特有の明るめの色感が加わっているようです。ですが、他の戦車の装備品と基本的には同色であると思いますので、塗装カラーも統一したほうが良いと考えました。
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別に塗装したおいたC形シャックルや予備履帯を取り付けました。
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後部のジャッキも取り付けました。タミヤのジャッキのパーツは、車体のダボ穴に差し込んで接着しますので、留め具が無くても取り付けは可能です。そのせいか、劇中車では留め具がついていないようですが、それだと不自然なので、あえて留め具も付けました。
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履帯を装着しました。私の制作においては、履帯部分は基本的にキットのベルト式パーツをそのまま使用しています。完全な再現を目指すとどの戦車キットでも費用と手間がかかりますが、そこまで踏み込むと大変なので、そこまでは手をつけないことにしています。
ともあれ、塗装の全工程が終わりました。子供の頃に作って以来ですが、塗装まで行ったのは今回が初めてでした。一番好きな戦車だけに、感慨深いものがありました。
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この戦車の特徴は、何と言っても長い砲身ですね。砲塔を回すと長い砲身が空間を切るように突き出されて精悍な雰囲気を醸し出します。
滝沢聖峰さんの「独立戦車隊」でも、こんな感じでパンターが主砲を横に向けてT34を吹っ飛ばすシーンがありますが、実際に再現してみると迫力がありますね。 (続く)